11/3:まんがの日

今日はまんがの日。

手塚治虫先生の誕生日でもある。

 

そんな日に打ち合わせ。ドンドラキュラみたいな楽しい話できるかな~。

 

京大マイコンクラブの部誌が届いた。今回は僕が冒頭の文章を書いているはずだ。

恥ずかしいから自分のところは読んでない。

未だにこのクラブによく大きい顔して在籍できたな~と思う。MSDOSな~。

 

打ち合わせの後は、早見沙織さんのコンサートに行く。

17時開演というすごい早いスタートだったので、打ち合わせがかぶって大遅刻…(泣)。

 

会場入ったらジャズやってたよ。あれ、会場間違えたかな、というぐらい声優のイメージ離れしたコンサートだった。ファンの人も早見さんが相手だと軽口が叩けないというか。コールとかする雰囲気じゃないよな~。早見さんから「紳士」って言われてたけど、早見さんを目の前にすると誰もが襟を正さないといけない。それぐらいオーガニックで上質な空間が広がっていた。

 

それにしても早見さんの歌のうまさよ。早見さんが歌うとドレミファソラシドがドドドレレレミミミファファファソソソラララシシシドドドぐらい解像度が増す感じがする。引き出しが違う。しかも、それを「どうだ!」という感じでなく、すごく優しくやる。神のみのレコーディングでも一杯早見さんのすごいところ見たけど、昨日の早見さんを見てるとまだまだ余裕があったんだな~と思う。早見さんなら盲腸の手術でも「ええ~、わ、わかりました~」とか言ってマスターしそうで怖い。

wakakitamiki * 音楽 * 10:35 * - * - * pookmark

11/2:パノラマ島再上陸

20年ぶりぐらいのバンドのライブに行ってきたのだ。

 

筋肉少女帯なのだ。

新宿BLAZE。

 

筋少も一度「仲たがい」で休止状態になり、その後「仲直り」で再始動。今年はその再始動10周年なのだね。それでアニバーサリーベストを聞いてみたら、これが非常に良い。しかも新曲が一番良いぐらいなんだ。バンドとしてまだイキイキしてる。それでライブに行ってきた。筋少のライブは月光蟲ツアーの時の京都会館(第一か第二か忘れた)以来、25年ぶりぐらいだよ!四半世紀ぶりの中二病の神。

 

こんな大音量のライブ、久しぶりだったよ。もうツーバスがあんま状態。筋少は前に見た時と変わらず存在し、演奏はもっとパワフルになってる気がした。大きいのがエディの存在。個人的にエディの演奏こそ筋少と思ってる部分もあるんで、再結成筋少にエディが入ってる(サポート扱いだけど)のは、すごく嬉しい。結果、筋少はサウンド面では全盛期よりさらにカオスで力強かった。それをライブハウスで見られるんだから、幸せだったなぁ。

 

昔と違ったのは大槻ケンヂの存在感。昔のオーケンは危険なブチギレ感を全方位的に出していてその危うさが魅力的だった。で、今はその膨大に発散されてたエネルギーがすっかりなくなって、変なおじさんとしてたたずんでいた。ただ、これはこれで良くってね。オーケンという人物の面白さは年を取ったからと言って、減るものではなかった。トークとか異常に面白くて。おじさん足ツリネタ→クレイジーキャッツばりのバンドコント、オカルト研究家から聞いた百穴温泉のワニの話→新宿区に潜む重大な秘密→筋肉少女帯のファンで国を作ろう!、歌舞伎町の思い出→食人族のポスターの撮り方、などなどのフリーキーなトーク展開。他のどのボーカルがこんなトークができるだろう。昔のオールナイトより全然面白いよ。オーケンはバンドじゃなく漫画家とか映画評論家になってた可能性も十分あったと思うんだけど、よくぞモテの王道のバンド活動に来てくれたと思う。バンドブームすごい。ただね~、この日は、オーケンの歌の調子が悪かった。ポリープ手術した後、まだ本調子でないのか、すごく気を使って歌ってる感じでね。今日の会場だと許せたけど、ホールライブだったら気になっちゃったかも。

 

会場は歴戦の勇士でぎっしり。中途半端なファンはほとんどいない。しかも若い人も結構いる。アニソンとか結構歌ってるもんなぁ。でも、このバンドは永遠に愛されていくんだろうと思う。オーケンがそこにいる限り。

wakakitamiki * 音楽 * 23:57 * - * - * pookmark

9/9:ビートルズの日の話

9月9日はビートルズの日。と言ってもリマスター発売以降だけど。

 

ハリウッドボウルのライブ盤のリマスターが出た。

これ、ビートルズファンとか言いながら僕は買ってなかったビートルズの公式ライブアルバム。なんか偉い音がクリアになってた。こんな歓声のなかでよく演奏できるなあ。AppleMusicで聞けるみたいだけど、買ってしまった。アマゾンレビュー見てるとジャケットの評判がえらく悪いけど、そもそもおオリジナルもジャケット全然良くなかったし、いいんじゃない?

 

 

そういえば、ポールのスランプ脱出に一役かったエルヴィスコステロもこないだ東京に来てた。そのツアーの映像がYoutubeで上がってたけど、とんでもなくよかった。

ディレイを使った弾き語り。世界一かっこいい歌い方をする歌手の一人だわな。

wakakitamiki * 音楽 * 23:59 * - * - * pookmark

8/30:歯医者とキングクリムゾンの話

台風、関東地方ではそんなでもなかったな。2回も出かける用事があったから恐れおののいていたけど。

 

10時から歯医者に行って、できあがった詰め物2つを入れてもらう。上の歯だし銀歯で全然大丈夫。NewTeethでこれからやっていきます。ついでに歯の汚れも取ってもらって三鷹さん。

 

その後はねじの打ち合わせ。編集者には編集者のジレンマもある。

 

家に帰ったらクリムゾンの新譜が届いていた。

これは現クリムゾン(もはや何期かわからん)の日本ツアーを音源+ブルーレイで記録した作品。音の方はもう「ライブイントロント」で聞いてるので、映像が本番。これから見るけどめっちゃ良さそう。クリムゾン7人編成で5.1chなんて、迫力でちびりそう。是非爆音で聞きたい。

 

昔からだけど、1人でマンガ描いてるとネガティブな気持ちに支配されすぎて、今週はそれが3日ぐらい続いてて芥川龍之介みたいに幽体離脱しそう。キングクリムゾン聞くとマシになるのかヒドくなるのかわからんが。

wakakitamiki * 音楽 * 20:46 * - * - * pookmark

7/19:初音ミクの話

今日はスタッフさんからずっと、いわゆる「ボカロ」音楽についてレクチャーを受けていた。僕は「みっくみくにしてやんよ〜」ぐらいしか知識ないんで(古すぎ)、ボカロどっぷり世代からの教えはなかなか勉強になった。

 

これが気に入った。

こういうDTMというのは音が似てしまうので、「音色」が勝負だと思っていた(テクノってそういう歴史なイメージなので)けど、ボカロ曲ってのは音色にほとんど違いがない。歌ってる歌手も電子歌手なので、ただ耳で聞いてるだけならあんまり曲の違いがわからない。その代わりにボカロ曲ってのは動画イラストや歌詞の世界観で違いを出してるみたいだね。 画面を見ると違いがわかる。実に動画的だと思った。

 

それにしても「これ流行ったよね〜!」って大盛り上がりするスタッフさんを見て全く、聞いた記憶がないワシ。自分ネットで何をやっていたんだろう

wakakitamiki * 音楽 * 23:50 * - * - * pookmark

6/30:THE STONE ROSESとなの菓子とFARGO2の話

知らない間にストーンローゼズが復活してた。20年ぶりの新曲だって。

しかも良い曲。2nd「セカンドカミング」も大概久々だったけど、ツインピークス並のタイミングだね。でも、アルバムが出るなら楽しみだなぁ。

 

 

サンデー、昨日発売しました。

 

なの菓子は言葉パパが出てきて波乱を巻き起こし中。最近のなの菓子はかなり自分のコントロール下というか、昔に比べて全然悩まなくなった。絵は時間かかるけど。今描いてるところは連載開始からの設定開示だから、考えるのは順番だけ。

 

こういう「順番に描けばいい」というのって微妙に難しいというか。自分の感覚では予定調和だから、読者もそうなんじゃないか?読者に追いつかれているんじゃないか?って思ってしまって、余計なフォローというか、変な付け足しとかしてしまうんだ。

 

そういう時のためにプロ読者としての担当編集者がいるんだけど、なんかもう、ボクのネームって何年も一発通しなんでねぇ…。もう自分で手加減を決めるしかないのさ。

 

 

それで思い出した。ちょっと前のエントリでドラマ版の「FARGO」の話をしたと思うけど。そのシーズン2がスターチャンネルでやっていたので、見てみたらこれまたすごい傑作だった。

 

予定調和とハズシのバランスがとんでもない。冒頭からすごいよ。ギャングの下っ端がヤボ用のゆすりをやろうとしたら、相手から挑発を受けて思わずピストルで撃ってしまう。そこまでならよくある展開。予定調和だ。しかし、そこで店員がフライパンで殴りかかってくる。これもピストルで殺す。これはちょっと意外だったけど、まあまあ、想定の範囲内。しかしここから。下っ端が逃げようと雪の中を走っていくとUFOが空に現れる。なんだそれは。そして!そのUFOに下っ端が見とれていると、道を走ってきた車にひかれる。ええ〜?そんで車から誰か降りるかと思ったら、そのまま下っ端をフロントガラスに突き刺したまま走り去っていく。

 

なんだこの話?どういう話なのこれ。も〜、展開が想像つかないよ。これが余りにもむちゃくちゃだと興味がなくなるんだけど、このドラマは実にいい案配で、ありそうなこととありえないことを繰り返してくる。これが実に気持ちいい。最後まで突っ走ってしまった。これが今のドラマかぁ。いいねぇ。

wakakitamiki * 音楽 * 13:30 * - * - * pookmark

6/29:ザセッションズとビートルズの話

今日はビートルズの日と言ってもいいでしょう。

 

初めて武道館公演の映像を見た時、余りにヘタクソなんでびっくりしたものですが、とにかく色々歴史的な公演だったのです。この旋風をきっかけにグループサウンズが生まれた訳だし、グループサウンズの残党が黎明期アニソンを支えた訳だから、ビートルズが来なかったら、ガンダムで「哀戦士」が流れることもなかったかも知れないし、コナンくんのBGMもあの例の奴じゃなかったかも知れない。やっぱり歴史的でしょう。

 

それで、それに併せて武道館でビートルズのイベントが開催予定だったのに、なんとそれが中止になってしまった。

なんでこれ…。これ行く予定だったのに、ガックリよ。これで記念の日に武道館はからっぽってことになってしまった。イタコ呼んで、ジョンの降霊でもやらなきゃ。

 

それにしてもこないだ桑田佳祐が日本の昔の歌謡曲のカバーライブをWOWOWでやっていたけど、日本がムード歌謡を歌ってる時に、イギリスではマージービート。そら若者が熱狂しますわ。

 

今日は天気も悪い夜だけど「Mr.Moonlight」でも聴いて、ビートルズを思いながらを仕事しよう。

wakakitamiki * 音楽 * 13:27 * - * - * pookmark

5/17:eyelis「crescendo」

告知です。
eyelisの新しいアルバムにしてファーストアルバム「crescendo」が5/18発売になります。
 

前回の"カバー"アルバム「pre-production」に引き続き、今回も不肖ワタクシがジャケットを描いています。今回、かこちゃんはカセットを卒業してディスクマンに変わりました(何年の設定なんだ)。

まあ、神のみを追っかけてくれていた方ならeyelisについて今更説明することもないのですが、この方々は、神のみの音楽面をずっと支えててくださっていた凄いミュージシャンの方々なんです。今回のアルバムはeyelisが手がけたアニメ(神のみ、ハヤテ、絶チル、赤髪の白雪姫)の楽曲のセルフカバーに、各アニメをイメージした新曲を加えたものになっています。

この新曲ってのが、あれでしてねぇ…、神のみのために作ってもらった曲「輝きの欠片」ってのがあるんですけど~、これはぼく作詞です。これ、松田プロデューサーがやってきて「新曲は作詞を各アニメゆかりの人にやってもらおうと思ってるんですけど、神のみに関してはがっつりやってる作詞の方がいないんですよね~、まあ、敢えて言うなら若木先生なんですけどね~」と、昔懐かしの遠回しオファーが炸裂。こんなの言われたら、「え~と…、締め切りはいつですか」と言うしかないでしょ。

まあ、作詞は素人ですけど、何しろ曲をつけてくれたのが川崎さんだから!川崎さんに任せておけば何でも名曲になっちゃうから。ボクは難しいことを考えないで、神のみのことを想いながら作詞しました。我ながら、実に神のみ感のある内容になっています。ボクと川崎さんの曲としては、「らぶこーる」「HAPPYEND」に続いて、3曲目ですが、今回も素晴らしい曲です。特に、このボーカル!ボクのなかの川崎さん史上もっとも詩的な歌声が聞けたような気がします。増田さんのギターソロも歌いまくり。

初回版だとデモバージョンもついてますが、こっちは川崎さんのアレンジバージョン。こっちも内省的でいい。どっちも是非聞いてもらいたいです。

誰のための曲だと、聞いた方は思うでしょうね。

是非是非、聞いてください!

作品のひいき目なし、曲だけフラットに聞くと、赤髪の白雪姫の曲がすごくいいんだよね~。新曲が一番いい曲。eyelisはまだまだ上昇中。
wakakitamiki * 音楽 * 11:15 * - * - * pookmark

1/19:Fantastic Voyage

我が家にある、ジギースターダストのLP。

僕はこれとゆうきまさみの「あ〜る」だけ持って上京してきたのだ。


ボウイの「★」が全米でNo1になったそうだ。ボウイの全米No1は初。

喪章効果。


やっとボウイ喪失のショックから立ち直ってきた。

しかし、もうこの先ボウイが新しい活動をすることがない、と思うと、人生に巨大な穴が空いてしまった気がする。

死のほんの数日前に発売されたニューアルバム「★」。もちろん発売日に聴いた。ボクが新譜を発売日に聴きたいアーティストはこの人だけだし、ファンになった30年前からそうであり続けたアーティストもこの人だけ。最愛のビートルズ・ポールマッカートニーですらここまでではなかった。ここまでどうして好きなのか、よくわからない。正直そんな曲キャッチーじゃないしね。存在感の人だから。歌詞とか訳わかんないし(ファンの発言と思えん)。運命のアーティストとしか言いようがない。

何しろ、ボクがボウイを好きになったきっかけは映画「ラビリンス」の魔王ジャレス役なのだ。あんなロリコンモッコリ衣装のおっさんに惚れてる時点で、もう他の全ての時代のボウイなんか全部最高全部傑作。特に20代の全ての思い出がBOWIEがひっついていて、忘れられようがない。


ボウイは何をやってもパッとせず、結果、自分が好きなものを臆面もなく取り入れる「鏡」となった訳だけど、これだけ長い間曇りのない純粋な鏡であり続けられたのはポップ界の奇跡だろう。時代をまとい、軽く脱ぎ捨て、変化し続ける。まさに曲名通りの「素晴らしき旅路」だった。


ボクも作家としてのアイデンティティに自信が持てなくて長年…今現在においてもずっと闇の中をトボトボ歩いているんだけど、そういう時こそ柔軟ではなく頑迷になっていくものなのだ、「ボクにはこれしかない!」みたいな。一度もボウイのように歩けたことのないボクだけども、ボクの★はずっとこの先も頭の上で輝きつづけているのだろう。

wakakitamiki * 音楽 * 09:23 * - * - * pookmark

1/9:David Bowie is


ボウイの新譜が出た。「★」と書いてブラックスター。中をあけると真っ黒なジャケットに真っ黒な文字。ブラックなアルバム。

前回の超久々のアルバム「TheNextDay」はキャリアの総括的な作品で、世界中でヒットした。で、今回は打って変わって非常に硬質でアンチコマーシャルな手触り。この感じは90年代の「ブラックタイホワイトノイズ」→「アウトサイド」の展開を彷彿とさせるけど、難解すぎた「アウトサイド」に比べて、今回のアルバムはかなり傑作の雰囲気がある。特に最初の2曲はアルバムに先行して聞けたけど、ジャズとエレクトロを融合してキャッチーかつ難しい、ボウイならではのクラス感をたたき出してる。

アーティストにおいて芸術と商売の両立というのは、結局作り手と受け手の距離感だと思うだけど。ボウイは、ここが空前絶後にうまい。いろいろなことをやりつつもシーンの中心から離れない、ほんと自分の価値を知ってる。ワンダーな69歳だ。
wakakitamiki * 音楽 * 05:25 * - * - * pookmark
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