1/26:すーぱーそに夫

恵比寿で、オアシスの映画「スーパーソニック」を見てきた。

 

数日前のブログでも言ったけど、オアシスというのは音楽もすごかったけど、このギャラガー兄弟のキャラクターってのがとんでもなかった訳で、だからこそ、兄弟が話してるだけのこの映画にもすごく期待感があった。

 

この映画の序盤でも「俺たちがヒットして、フィルコリンズみたいな音楽をぶっつぶしてやる。10年後、フィルコリンズの首がオレんちの冷蔵庫に入ってなかったら、オレたちの負けだ」とかすごい発言。ず〜っと好き放題言って、やってる。それであんなにピュアでストレートでロマンチックな爆音を出す。これで人気が出ない方がおかしい。オアシスというのは、「俺たちの代表」、そういう共感があった。大金持ちなのに全然服もかわらないし、音楽も人格も全く高尚にならない。何だか、昔イングランド代表だったガスコインを思い出すけども、いつまで立っても古い仲間とツルんでパブでくだを巻いてるような。毎週のように大げんかをして解散しかけ、また何事もなかったように元に戻る。こういう兄弟の絆もよかった。

 

この映画はそんなオアシスのデビューから3年間の狂騒を描いている。絶好調の時だ。みんな延々ドラッグでらりっててすごいなと思う。リアムとかプロンプターみたいなの使ってないけど、よく歌忘れないなぁ。

 

全編がドラッグとケンカと暴力と美しいメロディで埋め尽くされている。外国のバンドだからすげーって感じだけど、今の日本でこんなバンド許されないだろうなぁ。近田春夫の話とか聞いてると、誰ぞがやりすぎで記憶喪失になったとか、全部入れ歯になっちゃったとか、日本でも昔のバンドマンのラリり話はすごいけど。…全然、余談だけど、ASKAがあんだけドラッグで叩かれてる一方で、ビートルズのジャンキー師匠だったボブディランがノーベル平和賞とって、NHKスペシャルが追いかけてるみたいなのがどうも腑に落ちない。Nスペも日本の番組なんだったら、ロックにおけるドラッグの歴史とかやればいいのに。一方、この「スーパーソニック」はメンバーによるドラマーのトニーに対するいじめの話をやってたのがすごかった。ほんと昔のインタビューで延々ドラムの悪口ゆってたもんなぁ…で、今でもゆってた。確かに改めて聞くとかなりヘタだけど、それにしても残酷。無反省。でも、ドラマーの方の言い分を初めて聞いたよ。気の毒に。

 

まあ、今のオアシスは本当に解散しちゃってるんですけども…そこら辺の事情が一番聞きたかったのに、全然やらんかった。ちょっと不完全燃焼というか。でも、この映画の制作総指揮はギャラガー兄弟が連名でやってて、いつかもう一度やってくれるような気にもなる。日本のファンをベタボメしてたのが印象的だった。ボク、オアシスの初来日の大阪クラブクワトロを取り逃したことがずっと後悔なんだよな〜あんな狭いところ、もう絶対無理だもん。

wakakitamiki * 音楽 * 21:38 * - * - * pookmark

1/8:Lazarus, there is you

単行本作業が遅れているので、なのはの4コマは1週休み…

 

今日は故デヴィッドボウイの誕生日。

 

そして「DAVIDBOWIE is」が開幕。

V&A美術館で始まった時から行きたかった企画展。これは絶対行くぞ~。

wakakitamiki * 音楽 * 23:37 * - * - * pookmark

12/26:ウキウキしないニュース

ジョージマイケルが死んだ。

 

 

ほんの昨日、AppleMusicのクリスマスプレイリストで「Last Chistmas」が流していたばっかりだよ。ほんとにラストになっちゃった…。

 

ジョージマイケルは、ほんとに中学生の僕には光り輝く存在だったからショック。思えば小学生の頃、ビートルズを神と崇めビートルズ以外は聴く気もなかった僕が、初めて買ったビートルズ以外のレコードが、ワム!だったのだ。

 

きっかけはこのCMであった。

なんだ?この軽薄でポップな曲は!なんだ?ワム!なんだこの変な名前のコンビは。フリーダム?ウキウキウェイクミーアップ!?なんだこのタイトル!も〜、この異常にキャッチーな曲調と80年代全開のヘアスタイル&ファッションに、中1の僕は衝撃を受けまして、すぐさまワム!の「メイクイットビッグ」のピクチャーレコードを買って聴きくるった。

 

今にして思えばハマって当然というか、モータウンが好きなんだろうね、僕は。ビートルズもモータウン入ってるから。ワム!をきっかけにして、洋楽TOP40を聴くようになり、デュランデュランやティアーズフォーフィアーズ、マドンナやシンディローパーなどの80年代の百花繚乱のポップシーンに間に合ったのだ。ジョージマイケルには感謝する他ない。

 

ワム!はたった3枚のアルバムで解散、ジョージマイケルはソロは見事に大人のシンガーとして大成功(そもそもワム!の片割れのアンドリューリッジリーって何ものだったのかね)、さらに同性愛のアイコンにもなった。ワム!の頃からものすごい噂があったんだよね〜ゲイのデュオだって。その頃は中学生だったからそんな訳ないじゃんって思ってたけど、そうでしたw

 

しかし、やっぱりワム!が好きだった。ジョージ自作曲が少なくてカバーが多かったんだけど、自作曲はほぼ全曲が名曲。ワム!解散後に出たベストアルバム「The Final」は宝石のようなアルバム。有名な「ラストクリスマス」「ケアレスウィスパー」「ウキウキウェイクミーアップ」以外も全部いい。ゲイミュージシャンは有能という僕の先入観をさらに決定づけてくれる。

 

Wham! - The Edge of Heaven

ジョージは天国までたどり着いたかな。

wakakitamiki * 音楽 * 14:06 * - * - * pookmark

12/25:クリスマスプレゼント2景

早見さん自身のMCでもあったように、ステラボールのコンサートが早くもCDになった。まあ、早見さんだとボストプロダクションも楽そうだよね(憶測)。これで遅刻したドアタマ部分も聴ける。それにてもCasaBrutusを読んでる時のような、上流階級の人間になった気分になれるね。

 

ゲーマー中産階級のワシとしては、Steamのウィンターセールが嬉しい。

何とDEADRISING3が897円。XBOXONE版を発売日に買ったワシの立場!結局XBOXONE買わなかったから、こっちで買ってしまったよ。他にもずっと気になってたものを色々買っちまった。WATCHDOGS2とかもう30%オフ。このセールの感じ見てると、来年はDLC全部入りでさらに安くなってそうだけど…やりたいので買ってしまった。今のメインの、トリコの餌付け、そしてドラポのSS捕獲の間にこれだけのゲームが入り込めるのだろうか。

wakakitamiki * 音楽 * 15:49 * - * - * pookmark

11/3:まんがの日

今日はまんがの日。

手塚治虫先生の誕生日でもある。

 

そんな日に打ち合わせ。ドンドラキュラみたいな楽しい話できるかな~。

 

京大マイコンクラブの部誌が届いた。今回は僕が冒頭の文章を書いているはずだ。

恥ずかしいから自分のところは読んでない。

未だにこのクラブによく大きい顔して在籍できたな~と思う。MSDOSな~。

 

打ち合わせの後は、早見沙織さんのコンサートに行く。

17時開演というすごい早いスタートだったので、打ち合わせがかぶって大遅刻…(泣)。

 

会場入ったらジャズやってたよ。あれ、会場間違えたかな、というぐらい声優のイメージ離れしたコンサートだった。ファンの人も早見さんが相手だと軽口が叩けないというか。コールとかする雰囲気じゃないよな~。早見さんから「紳士」って言われてたけど、早見さんを目の前にすると誰もが襟を正さないといけない。それぐらいオーガニックで上質な空間が広がっていた。

 

それにしても早見さんの歌のうまさよ。早見さんが歌うとドレミファソラシドがドドドレレレミミミファファファソソソラララシシシドドドぐらい解像度が増す感じがする。引き出しが違う。しかも、それを「どうだ!」という感じでなく、すごく優しくやる。神のみのレコーディングでも一杯早見さんのすごいところ見たけど、昨日の早見さんを見てるとまだまだ余裕があったんだな~と思う。早見さんなら盲腸の手術でも「ええ~、わ、わかりました~」とか言ってマスターしそうで怖い。

wakakitamiki * 音楽 * 10:35 * - * - * pookmark

11/2:パノラマ島再上陸

20年ぶりぐらいのバンドのライブに行ってきたのだ。

 

筋肉少女帯なのだ。

新宿BLAZE。

 

筋少も一度「仲たがい」で休止状態になり、その後「仲直り」で再始動。今年はその再始動10周年なのだね。それでアニバーサリーベストを聞いてみたら、これが非常に良い。しかも新曲が一番良いぐらいなんだ。バンドとしてまだイキイキしてる。それでライブに行ってきた。筋少のライブは月光蟲ツアーの時の京都会館(第一か第二か忘れた)以来、25年ぶりぐらいだよ!四半世紀ぶりの中二病の神。

 

こんな大音量のライブ、久しぶりだったよ。もうツーバスがあんま状態。筋少は前に見た時と変わらず存在し、演奏はもっとパワフルになってる気がした。大きいのがエディの存在。個人的にエディの演奏こそ筋少と思ってる部分もあるんで、再結成筋少にエディが入ってる(サポート扱いだけど)のは、すごく嬉しい。結果、筋少はサウンド面では全盛期よりさらにカオスで力強かった。それをライブハウスで見られるんだから、幸せだったなぁ。

 

昔と違ったのは大槻ケンヂの存在感。昔のオーケンは危険なブチギレ感を全方位的に出していてその危うさが魅力的だった。で、今はその膨大に発散されてたエネルギーがすっかりなくなって、変なおじさんとしてたたずんでいた。ただ、これはこれで良くってね。オーケンという人物の面白さは年を取ったからと言って、減るものではなかった。トークとか異常に面白くて。おじさん足ツリネタ→クレイジーキャッツばりのバンドコント、オカルト研究家から聞いた百穴温泉のワニの話→新宿区に潜む重大な秘密→筋肉少女帯のファンで国を作ろう!、歌舞伎町の思い出→食人族のポスターの撮り方、などなどのフリーキーなトーク展開。他のどのボーカルがこんなトークができるだろう。昔のオールナイトより全然面白いよ。オーケンはバンドじゃなく漫画家とか映画評論家になってた可能性も十分あったと思うんだけど、よくぞモテの王道のバンド活動に来てくれたと思う。バンドブームすごい。ただね~、この日は、オーケンの歌の調子が悪かった。ポリープ手術した後、まだ本調子でないのか、すごく気を使って歌ってる感じでね。今日の会場だと許せたけど、ホールライブだったら気になっちゃったかも。

 

会場は歴戦の勇士でぎっしり。中途半端なファンはほとんどいない。しかも若い人も結構いる。アニソンとか結構歌ってるもんなぁ。でも、このバンドは永遠に愛されていくんだろうと思う。オーケンがそこにいる限り。

wakakitamiki * 音楽 * 23:57 * - * - * pookmark

9/9:ビートルズの日の話

9月9日はビートルズの日。と言ってもリマスター発売以降だけど。

 

ハリウッドボウルのライブ盤のリマスターが出た。

これ、ビートルズファンとか言いながら僕は買ってなかったビートルズの公式ライブアルバム。なんか偉い音がクリアになってた。こんな歓声のなかでよく演奏できるなあ。AppleMusicで聞けるみたいだけど、買ってしまった。アマゾンレビュー見てるとジャケットの評判がえらく悪いけど、そもそもおオリジナルもジャケット全然良くなかったし、いいんじゃない?

 

 

そういえば、ポールのスランプ脱出に一役かったエルヴィスコステロもこないだ東京に来てた。そのツアーの映像がYoutubeで上がってたけど、とんでもなくよかった。

ディレイを使った弾き語り。世界一かっこいい歌い方をする歌手の一人だわな。

wakakitamiki * 音楽 * 23:59 * - * - * pookmark

8/30:歯医者とキングクリムゾンの話

台風、関東地方ではそんなでもなかったな。2回も出かける用事があったから恐れおののいていたけど。

 

10時から歯医者に行って、できあがった詰め物2つを入れてもらう。上の歯だし銀歯で全然大丈夫。NewTeethでこれからやっていきます。ついでに歯の汚れも取ってもらって三鷹さん。

 

その後はねじの打ち合わせ。編集者には編集者のジレンマもある。

 

家に帰ったらクリムゾンの新譜が届いていた。

これは現クリムゾン(もはや何期かわからん)の日本ツアーを音源+ブルーレイで記録した作品。音の方はもう「ライブイントロント」で聞いてるので、映像が本番。これから見るけどめっちゃ良さそう。クリムゾン7人編成で5.1chなんて、迫力でちびりそう。是非爆音で聞きたい。

 

昔からだけど、1人でマンガ描いてるとネガティブな気持ちに支配されすぎて、今週はそれが3日ぐらい続いてて芥川龍之介みたいに幽体離脱しそう。キングクリムゾン聞くとマシになるのかヒドくなるのかわからんが。

wakakitamiki * 音楽 * 20:46 * - * - * pookmark

7/19:初音ミクの話

今日はスタッフさんからずっと、いわゆる「ボカロ」音楽についてレクチャーを受けていた。僕は「みっくみくにしてやんよ〜」ぐらいしか知識ないんで(古すぎ)、ボカロどっぷり世代からの教えはなかなか勉強になった。

 

これが気に入った。

こういうDTMというのは音が似てしまうので、「音色」が勝負だと思っていた(テクノってそういう歴史なイメージなので)けど、ボカロ曲ってのは音色にほとんど違いがない。歌ってる歌手も電子歌手なので、ただ耳で聞いてるだけならあんまり曲の違いがわからない。その代わりにボカロ曲ってのは動画イラストや歌詞の世界観で違いを出してるみたいだね。 画面を見ると違いがわかる。実に動画的だと思った。

 

それにしても「これ流行ったよね〜!」って大盛り上がりするスタッフさんを見て全く、聞いた記憶がないワシ。自分ネットで何をやっていたんだろう

wakakitamiki * 音楽 * 23:50 * - * - * pookmark

6/30:THE STONE ROSESとなの菓子とFARGO2の話

知らない間にストーンローゼズが復活してた。20年ぶりの新曲だって。

しかも良い曲。2nd「セカンドカミング」も大概久々だったけど、ツインピークス並のタイミングだね。でも、アルバムが出るなら楽しみだなぁ。

 

 

サンデー、昨日発売しました。

 

なの菓子は言葉パパが出てきて波乱を巻き起こし中。最近のなの菓子はかなり自分のコントロール下というか、昔に比べて全然悩まなくなった。絵は時間かかるけど。今描いてるところは連載開始からの設定開示だから、考えるのは順番だけ。

 

こういう「順番に描けばいい」というのって微妙に難しいというか。自分の感覚では予定調和だから、読者もそうなんじゃないか?読者に追いつかれているんじゃないか?って思ってしまって、余計なフォローというか、変な付け足しとかしてしまうんだ。

 

そういう時のためにプロ読者としての担当編集者がいるんだけど、なんかもう、ボクのネームって何年も一発通しなんでねぇ…。もう自分で手加減を決めるしかないのさ。

 

 

それで思い出した。ちょっと前のエントリでドラマ版の「FARGO」の話をしたと思うけど。そのシーズン2がスターチャンネルでやっていたので、見てみたらこれまたすごい傑作だった。

 

予定調和とハズシのバランスがとんでもない。冒頭からすごいよ。ギャングの下っ端がヤボ用のゆすりをやろうとしたら、相手から挑発を受けて思わずピストルで撃ってしまう。そこまでならよくある展開。予定調和だ。しかし、そこで店員がフライパンで殴りかかってくる。これもピストルで殺す。これはちょっと意外だったけど、まあまあ、想定の範囲内。しかしここから。下っ端が逃げようと雪の中を走っていくとUFOが空に現れる。なんだそれは。そして!そのUFOに下っ端が見とれていると、道を走ってきた車にひかれる。ええ〜?そんで車から誰か降りるかと思ったら、そのまま下っ端をフロントガラスに突き刺したまま走り去っていく。

 

なんだこの話?どういう話なのこれ。も〜、展開が想像つかないよ。これが余りにもむちゃくちゃだと興味がなくなるんだけど、このドラマは実にいい案配で、ありそうなこととありえないことを繰り返してくる。これが実に気持ちいい。最後まで突っ走ってしまった。これが今のドラマかぁ。いいねぇ。

wakakitamiki * 音楽 * 13:30 * - * - * pookmark
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