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3/21:レギュラー作業4日目

朝っぱらからネット見てたら、ふと昔のボンタン学生服について書いてる記事を発見して、昔の学生服に思いを馳せる。うーん、センイシティにカツアゲ食らわないかビクビクしながら買いに行ったものだなあ。カツアゲを心配するようなヤツが悪ズボンを履くな。キングオーナーとかまだあるんかな?


家賃を振り込んだら、貯金残高にビビる。昨日の夕飯の残りのココイチのカレーを朝飯に食いながら、電卓でお金の計算。この調子で使っていくと、再来月辺り貯金マイナスになるんじゃねいかな?そらそうだよなー。今、原稿18ページに対してレギュラー3人×4日+ヘルプ2人で15人ぐらいのスタッフが関わってるもの。一枚の原稿に対しての人件費を考えると、どう考えても赤字である。しかも大幅な。原稿にスピードもクオリティも求められる現代の週刊連載はとにかく人件費がかかる。単行本が出るまでは火の車なのだ。アルバの時はアシさんに給料払ったら、残高1万円とかしょっちゅう(しかも、連載前に借金をしたにも関わらず)。今単行本の部数が出ない時代だから、単行本が出ても2万部とかだったら、赤字を埋めるので精一杯なんだな。僕、2回目の連載でもこんなに危険水域だもん。新人作家さんの台所は大変なものだと思う。


だから、単行本買ってね(はあと)。という話を昔にサンデーバックステージで書いたら、思いっきりボツにされたことがある。「漫画家が夢のない話を書くな。お前が売れりゃあ何の問題もないことだろ」ということでね。まあ、それもそうだ!フツーの読者は確かにこんなこと知らなくていいもん。ある程度覚悟の上でやってる仕事だしね。ただまあ、漫画家のブログを読んでいるような人たちは、こういう部分を知っていてもいいと思うんで書いた。


むしろ、夢がある話だよ。夢だけが燃料だ。じゃなかったら、睡眠時間4時間で毎日休みなしで働いて借金生活みたいな仕事誰がやるかっての。新人中堅の週刊連載作家は、漫画界で最もがんばりやさんの人たちだ!


まあ、この記事も明日になったらシレーっとなくなるかも知れないな、どっかから何かいわれたら。じゃあ、きょーもがんばるぜー。
wakakitamiki * 仕事 * 13:59 * - * - * pookmark
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