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11/18:全ての凡庸なるものたちへ

浦和がコケてガンバに自力優勝の目が復活てれちゃう
去年と同じで他力本願なな〜。
なんか、これで連覇とかしても、申し訳ない感じやわ。

でも、とりあえず、明日はテレビ見ないようにせんとなー。ジェフはあんまり得意な相手とは言えないけど、向こうも最近苦しそうだから、勝つ目はあるかも・・・遠藤は最終節に間に合うんだろうか。

今日はほぼ一日中ネームでありんす。

↓ネームのお供。

お菓子は必須。ロッテのラムブッセは、ほとんどご飯代わりに食っている。同じロッテのラミー同様、酒の香りが容赦ない。ボクは酒に弱いからラムブッセをくわえて息を吸うだけで酩酊状態になる。こういうものをご飯代わりに食うことのダメさはわかってますよ。これでもその昔スイスロールばっかり食ってた冷や汗時に比べると大分マシというもの。


今日の映画
「アマデウス・ディレクターズ・カット版」ずっと前にビデオを撮ってあったものを棚上げしてあったんだけど、ネームからの逃避のおかげで見ることができた。

もうこの映画、何回見たかなぁ。

私は神への賛美歌を歌いたかった
しかし、声は与えられなかった!
神は自分の賛美歌を歌う役目にあの下劣な男を選び
私には天分を見抜く能力だけを与えた
神は不公平だ!


天才モーツアルトへの嫉妬に狂う音楽家サリエリは我々の代弁者だぁ。我々凡人は、何も作り出すことを許されてはいない。素晴らしいものはいつも天才が生みだし、ボクらは、それを評価することしかできない。

「だからさー、最近の宮崎アニメはさーなんつうかさー」
「エヴァまた作るのー?庵野も何だかなぁ。結局、エヴァってのはさー」

凡人が今日も天才たちに向かって対等の意見を述べようとしている。いやさ、それが凡人の勤めなのだ!凡人には歌そのものを歌うことができないのだから。歌える天才達の歌を聞いて初めて、何かを始められるんだ!天才の仕事を貶すヤツ、ほめるヤツ、貶すヤツを貶すヤツ、全てをわかったように凡人を嗤うヤツ。みな、同じだ。みな、凡庸なる人々だ。今は2ちゃんねるもブログがあり、誰にでも一家言があるかのように世界中に発信できる時代だ。このブログがまさにそうだ。3分クッキングから爆弾作りまで、あらゆるジャンルのノウハウも広まり、マンガを描くにしても、見た目こぎれいな同人誌が簡単に作れる。ちょっとばかりの玄人気分なら、全ての人が味わえる。

しかし、凡人はどこまで行っても凡人なのだ!

ボクは連載を始めて、本当の天才たちと一緒の戦場に立った。
だから、なおさら痛感する。天才という人々の巨大さを。
にも関わらず、この仕事を続けていくのだ。
凡人として、幸せな人生を送りたいものだ。

あんたも同じ
あんたもこの世の凡庸なる人間の1人だ
私は全ての凡庸なるものの王様だ
全ての凡庸なる人々よ!
お前達を赦そう!


この映画は、「まんが道」と並んで、凡人のバイブルだ。

ディレクターズ・カット版を見るのは初めて。大体この手のディレクターズものってのは冗長になるのが定番だけど、この映画に関しては皆が見たかったであろう、コスタンツエ役のエリザベス・ベリッジのおっぱいが見られるという点で一線を画している。あの谷間は強烈だったもんなあ。・・・でもま、見なくてもよかったかな・・・。トホホ。
wakakitamiki * 映画 * 23:40 * - * - * pookmark
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