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9/7:「反体制」番組

原稿をやりながら、話題の番組を立て続けに見る。

 

アマプラ「The Boys」S2。

いやー1もすごかったけど2も大概すごい。ヒーロー達の醜態をこれでもかって描いている。これを「面白い」と言って良いのか困る。というのも、これはヒーロー番組でありながらヒーローを嫌いにさせようとする番組で、ヒーローの構造に乗っかっていながらヒーローに対してのリスペクトはまるでない。ウォッチメンから美学を取り除いたような番組。これは日本では絶対に受けないだろうと思う。

 

ヒーローというのは「権力」そのものでもあるから、日本のウルトラマンでもウルトラマンは弱いモノを虐待してるだけなんじゃないか?という目線ってよく入ってた。けど、これはヒーローを全否定するような内容。でも、アメリカの一定層にはウケそう。特にホームランダーの暴虐ぶり。敵をわざわざ自分で作ってヒーローの活躍場所を作るとか、アメリカがイスラム国を育てました、みたいな。断罪。

 

 

そんでもって、ネトフリの「13th -憲法修正第13条-」

これ前一度みたけど、「犬笛」(自分たちの支持者にだけわかる政治家の言い回し)とかが訳されて無くて、ダースレイダー氏と町山さんの生配信で解説されてたので、改めてみてみる。

 

政治家が自分の当選を勝ち取るために大衆の不安をどんどんと増大させていき、特に黒人がその犠牲になってきたというお話。仮に本当に黒人の犯罪率が高いとしたって、ほとんど全ての黒人は普通の人達。そういう安全な方の事実は伝えず、逆に、ほとんど全ての黒人が犯罪者のように捏造していく手口を紹介。しまいには黒人が黒人を怖がってしまっているという…。

 

これってアメリカだけじゃなくって、日本でも普通にやってるよね。安全だという情報はカットし、不安だけひたすら煽る。隣国の人達への敵視を生み出すバイアスだっていたるところにあるもんね。もちろん、どこの国でも同じようなことをやってる。色んなレベルで人はマインドコントロールされております。ボクは普段から頭にアルミ箔を巻いて過ごしているので、もうマインドコントロールから完全に自由になっておりますけども。

 

でも、日本以外のクリエイターって圧倒的に反権力反体制な人が多いように思う。まあ、表現というのは権力に相対するものだから、当然なんだけども。日本はそれに比べて大分保守的だね。ボク、トキワ荘のイメージがあったから漫画家ってみんなリベラルなのかなって思ってたけど、上京してみたらそんな人一人もいなくて、むしろすごい保守的。まあ、それは男の人達の話で、女の人達は今のシステムで息苦しく感じてる人が多いから、全然違うけども。

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