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7/21:パトレイバーがいかにすごかったか

原稿が完成、ペーパーも今日の分は完成。

 

ここで仕事場を抜け出し、パトレイバー4DXを見に行く。

いやー4DXよりIMAXで見たかったけど、この際贅沢は言うまい。スクリーンで見られるんだから。

 

なんだかパトレイバー最近またすごい盛りあがってる気がするんだけど。今の人達に、パトレイバーがいかに衝撃的であったか、ボクなりに思い出してみると…

 

ボクは逆襲のシャアが嫌いだった訳ですよ。

 

これ何回か言ってることかも知れないけど、サザビーもνガンダムも「ダサい」と思ってた、当時は。せっかくファーストガンダムがロボットやパイロットを「システム」や「状況」として落とし込む、いわゆるリアルロボットの幕を開けたのに、ガンダムシリーズって、どんどんスーパー人間が自意識全開でぶつかるスパロボになって行ってるようにボクには思えて。モビルスーツもパイロットの自意識の化け物みたいになってて、暴走族やんけって思っとったんですよ。(まあこれはこれで後の新しい流れを作ったんだけど)

 

そこに現れたパトレイバーというのは、働くロボットとしてちゃんと運用を考えてあって、操縦するのは公務員。言わば「平時のリアルロボット」アニメとして、ファーストガンダムと同じインパクトがあった訳ですわ。事件が起こったからと言ってすぐに出撃できないし、バンバン撃つのもできない。レイバーが必要なシチュエーションというものを考慮してあって、設定全てが新しくて、ガンダムとか古臭くてみてらんねーす。って気分になりましたわ、当時は。

 

で、そこに押井守が入ったのが、この作品の格を大幅に上げた。先進性のある設定ってのはいずれ時代が進化したら特別じゃなくなるんですよ。劇場版の1も89年にコンピュータウィルスとかやってるって誰も思いつかないぐらい新しかったけど、今じゃあ誰でも知ってる事柄。でも、そこに押井守の東京にまつわる都市論や、戦後論が結びついて深いところまで価値観を延長してる。これで設定が新しくなくなっても普遍性を獲得してる。劇場版2も湾岸戦争にまつわる時事ネタなんだけど、今のインターネットにも適用できてしまう。絵も設定も新しい上に、大衆性もあって、いつまでも通じる哲学がある。80年代の押井守はほんと傑出してましたね。

 

それにしても4DX、揺れすぎだよw雨風がすごくて劇場内で凍え死ぬかと思った。

パト2もIMAXでやってください。

wakakitamiki * 映画 * 04:55 * - * - * pookmark
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