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6/28:小津映画と叙述の文法

単行本作業をしながら、Huluで何個か配信されてる小津作品を流す。

 

同じ絵作り、同じ俳優、同じような話。油断してるとあれ?僕ループしてる?と感じてしまう小津作品。でも、じっくりみるとセリフの一つ一つがすごくいい。絵も話も実に考えられてる。こうしてみると、あだち先生の作品とあらゆる点ですごく共通点がある。

 

特にこの正面アップとフィックス画面を頭からケツまで延々繰り返すテンポ、これは笠智衆とホントあってる。この人のための映画つくりって感じがする。

 

小津作品を見てると、前にブログで話をした「イマジナリーライン」の話を思い出す。一つのシーンで会話シーンを撮るときにカメラの位置を同じ側からとらないといけないってやつ。これアニメの絵コンテ描いた時に教えてもらったんだけど、その時に「小津作品ってイマジナリーライン守ってませんよね」って僕が話をしたことがあった。僕は小津作品の絵作りってすごく漫画と通じるものがあるから、こういう感じならできそうって内心思ってたんだよね。レベルは置いておいて。ま、その時の返事は「まあ、ラインは守ってください」って。今にして思えば、この感じでやればよかったかも知れない。普通の絵コンテ描こうとしてものすごく苦労したから。

wakakitamiki * ふとした話題 * 23:59 * - * - * pookmark
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