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5/22:技術論

ツイッターとか見てると、上手い絵ってなにか、とか技術論が定期的に出てくるけども。

 

ことボクらにとっての技術論のむなしさってのは、どれだけテクニックを身につけても、超絶技巧であっても、「ひらめき」や「発明」をしないと生き残れないってこと。そして、技術論ってのは、しばしばそのひらめきを阻害するということ。

 

技巧の代名詞、小畑健さん。確かに超絶上手い。でも、小畑さんより上手い人がいないかって言うと一杯いる訳で、じゃあその人はなんで代名詞になってないのか。Bzの松本孝弘のギターが上手いか下手か。みたいなことが話題になるけど、ボクの観点で見ると、なぜBzの曲は同じような曲調を並べてあれだけ売れ続けているのか?の方が知りたい。敢えて他の曲をやらない。しかし、進化してない訳でもない、この手加減。

 

高木さんの作者の山本さん。あの人も上手いけど、それ以上に「この人しか描けない」という絵を描いてるよね。ある種の発明だし、ブランディングと言ってもいい。個人事業主として「この分野ではこの人以外におらん」って立場になるってのは大事だよね。これを開発するには技術以上に人間性とか狂気の世界に入ってくる。その人間性の可能性を掘り出すためにテクニックを磨く。これがプロの技術論のベクトルだと思う。そのためには「成長しない」ってのだってあり。でも、誰だって成長したい。これがクセモノなんだよね。同じ事をやり続けるのも大変なんだよ。神のみの桂馬ってのも、多分発明だったんだと思う。おなじような主人公でずっとやってればいいんだけどね。やらなかったしね。

 

 

本当に未熟なうちは、上手い上手くないの技術論ってのは必要だけどね。

↑新しいスタッフさんにカケアミの作り方を教える。テレワークで教えるの面倒。

 

最近はカケアミってマンガであんまり使わないけど、ペンがまだ使えてない人にはペンに馴れる練習になるからいい。カケアミを何日も描いてると、描線が安定してくる。多分デジタルでも。

wakakitamiki * ふとした話題 * 23:59 * - * - * pookmark
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