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10/10:ウエスタン全長版 in 新宿

映画「ウエスタン」(=ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト)の期間上映がやっていると聴き、これは行かねばと思い、新宿ピカデリーへ。

 

 

これはホント傑作だよね。セルジオレオーネはどの映画も上映時間が長いんだけど、中身はどの映画も1時間半ぐらいのコンテンツしかない。それをひたすらの長回しと顔のアップで引き延ばすのがレオーネ流。これが実際持ってしまうからすごい。この「ウエスタン」も冒頭から10分ぐらい顔のアップだけで始まる。もちろん、退屈はしない。顔のアップに耐える役者しか出てない。このオープニングは誰にでもお勧めできる。

 

ただ、この調子で2時間45分も続くとなると、初心者には厳しい。この映画は特にラストが歴史的に素晴らしいんだけど、最後の15分の取り組みのために、2時間半四股を踏んでるみたいな映画なんだよね…。でも繰り返して見れば見るほどいい。

 

この映画は、イタリア人であるレオーネがアメリカへの憧れを込めた映画でアメリカの開拓時代を実に美しく描いている(人間は美しくないけどw)。雄大な大地、何にもない荒野、そこに、鉄道を通すために働く沢山の人たち。古い男、新しい時代、その歴史の力強さと叙情性は、まるで「南の虹のルーシー」のオープニングのような感動がありました。

 

ボクはこの映画大好きで、神のみでも西部劇の回やったけど、児玉センセイがかなりヘンリーフォンダ似で意外といい男だったんだな、と…。

 

 

モリコーネの音楽があるからあれだけの引き延ばしにも耐えるというところもある。長回しを作家性にまで高めるスタッフと役者が揃ってます。

wakakitamiki * 映画 * 23:46 * - * - * pookmark
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