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8/27:ふかわじゃない方のロケットマン

夜からやることあるので、朝からエルトンジョンの映画。

 

「ロケットマン」

 

監督はボヘミアンラプソディの監督、製作はエルトン・ジョン自身。かつてロッキングオンの記事で『ハゲデブチビホモ』と総括(ひどい)されていたエルトン。コンプレックスの塊であることは容易に想像はできるが、自分が製作に関わってどこまで肉迫できるのか…というのが興味だった。

 

果たして、内容はかなり面白かった。ボヘミアンラプソディというより、グレイテストショーマンみたいな史実より寓話的なミュージカル形式の映画だけど、乱暴に言うと、バーニートーピン(とおばあちゃん)以外全部死ね。という内容。父にも母にも愛されず、マネージャーにはもてあそばれた挙げ句裏切られ…女性とも男性とも上手く行かない。お金をいくら稼いでも少しも幸せじゃない。でも、作詞家のバーニーだけは裏切らなかった。自分の心を本当に分かってくれてる。大本命。でもバーニーはストレート。とにかく、悲しみしかない映画。

 

ボヘミアンラプソディでも描かれていたけど、昔のイギリスという社会でゲイというのはそれだけで十字架を背負って生きていかなきゃならない。ゲイ・人種・宗教とマイノリティ3連発のフレディも苦しんだと思うけど、ただ、フレディとエルトンの大きな違いは、エルトンがブスってことなのだ。フレディは出っ歯だけどイケてると思うんだよ。でもエルトンの容姿はイケてない…(身長低いって思ってたけど、調べ見るとそうでもない。ビリージョエルより全然高い)。常に自虐から逃れられないのかな…って自分に引き寄せて考えてしまった。もー映画見てると、回りの男が美形揃いなのよ。マネージャーのジョンリードとか横領されて酷い目にあってるのに、映画見るとめっちゃ男前なのよ。実際はそうでもないのに。かつてのエルトンにはこう見えていたのかね。「まんが道」みたいだわ。タロンエガートンは歌も見た目もすごい大熱演で最高だったけど、根本的にかわいい。

 

だからこそ、あれだけ成功し続けられたのかも知れない。与えられない愛を求め続けた結果、多くの人に愛を与え続けた形になった。昔話みたい。「ロケットマン」を歌うくだりは悲しかったな。辛くて辛くて自殺したエルトンを回りのみんなが無理矢理蘇生させてステージの服を着せてステージに送りだし道化をいつまでも演じ続けさせられる。宇宙空間をただようロケットマン。

 

それだけに最後、同性婚したくだりやって欲しかった気もする。あれがあればホントにすっきりできたろうに(つーて今でも全然安定してない感じだけど)。あと、結構赤裸々な内容なのに工費1億円と言われた増毛の話なかったな。まあ、これはいいか…!

曲はガチで神

wakakitamiki * 映画 * 19:38 * - * - * pookmark
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