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6/5:しんりとまこねーちゃん in 少年サンデーを詳しく読む方法

・告知

 

告知です。

本日発売のサンデーに、ボクの読み切り「真理とマコ姉ちゃん」が載ってますよ!

 

んー、このマンガをどう紹介していいか悩む。と言うのも、これほど指針のないマンガもないからです。(ツイッターだとあんまりぶっちゃけないけどブログなので言いますけど)、今まで週刊本誌で載せた作品というのはアルバにせよ、恋して神様にせよ、ギャラクシーにせよ、全て後の連載を意図して描いていました。でも、これは全然連載を意図していません。まあ、ある種のキングオブアイドル堕ろしというか、自分をリセットするために描いたマンガです。こういう意図で描いたモノとしては昔ゴリラマンガがありましたねぇ。でもまあ、色々なトライがあるマンガなのでお読み下さい。

 

 

 

 

 

 

(以下、読み切りを読み終わった後でご覧下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・燃え尽きからの浮上
 

キングオブアイドル終了後、ボクは

 

「何も描く気しまへん」

 

という状態だったんですけども、これじゃいかんと思った担当の原君が「オネショタを描け!オネショタを描け!」と説得を始めて(←ペンギンハイウェイに感激しすぎなのさ)、「わかりましたぁ〜」みたいな感じで、仕方なく年明けぐらいからネームを描き始めました。ちょいまち!こんなテンションでマンガ描くなんてありえないでしょ!本誌舐めてるのかお前。でも、マジでこんなノリだったんですよ、あの時のボクは。どれだけ元気がなかったか。

 

でも、これがページが進めば進むほど鬱が入ってきてしまう訳ですよ。始めてみてわかったことだけど、そもそもオネショタってドラマ性がないんですよ。オネショタって恋愛話にできないでしょ。ゴール設定が難しいの。だから、ペンギンハイウェイもSF要素をぶち込んでゴールを設定してた。だから最初はボクも主人公+お姉ちゃんに、もう一人ストーリーを持ってくるキャラクターを加えてプロット補助をしながら作っていました(これが以前にブログでちょろっと出した娘っ子)。

 

ところがこれが巧くいかない。何を描いてもありきたりに感じてしまうんですよ。これがね〜「ミスターシスターゴリラー」を描いた時のボクとは違うところ。もう結構いろーんなストーリーを描いてしまったから、もう何を描いても自分が退屈しちゃうんですよ。前見たなぁ〜みたいな。まして、まだこの時にはうっすら連載企画という空気が残っていたしね。

 

という訳で、自分で退屈しちゃうか、そこからの、とても少年誌では描けない狂人的アイデアを出してボツるか、こういうことの繰り返しでネームが全然暖まってこないままだったんです。

 

 

・プロットの放棄と

 

煮詰まりに煮詰まりきった結果、そこでもういっそプロットを放棄して、ただ主人公とお姉ちゃんがただそこにいるだけ、ってマンガでいいじゃん!となった。ここで企画というしばらみがなくなって打開ルートが登場。プロットがないものを本誌で載せていいのか…というボクのプライドがずっとジャマしていたけど、実際プロットを放棄するとあっという間に1話目ができた。その上、結構面白い。もう苦笑い。

 

そして、もう一個の打開策。前やったことと同じモノを描くということですよ。今までずっと前とは違うことをしたいって思っていたけど、それで10年やってきたら、もはやボクに残されているのはとてつもなくピーキーなものか、苦手なものしか残されておらん!おやまぁ。そこで、ど真ん中にクールでかわいい男の子とほんわか女子をポンと置きました。桂馬しかり、16bitのマモーしかり、まあ、これはボクの得意分野だからw。少年に依存するお姉ちゃん、いいじゃんいいじゃん。これで3話分まで描くことができましたとさ。

 

 

・とはいえトライしたところも

 

プロットを放棄したことで、このお話のキモは、男の子と女の子をかわいく描くということになりました。これは最近イラストの仕事ばっかりの私(半笑い)ということもあって、絵はがんばりました。

 

まこねーちゃんはボクが初めて描いたような気がする女の子で、特に髪型!おお、まるでキャンディーズの蘭ちゃんみたいじゃないっすか!若い人にはわからんだろうけど、思えば蘭ちゃんというのは、アイドル史に残る「お姉ちゃんキャラ」だった訳ですよ。まさにお姉ちゃんにふさわしい髪型を言えるのではないでしょーか!まこねーちゃんの外見は打ち合わせの最初の最初からあって、よーするに、まこねーちゃんの外見ありきのお話でもあった。でも、しんちゃんもかわいいでしょ。メガネをちゃんと描いたのも多分初めてで、影トーンを減らしてペンで作ったり、服の表現を変えてみたり、絵的には色々チャレンジしております。

 

こういう女の子と男の子がペアで日常をやるマンガってのは今ホント〜に山ほどありますけど、少年漫画だとかわいい小動物のような女の子が出てきて、それを男子の目を通じて愛でる、みたいなものが基本スタイルです。そこを少し工夫して、今回の読み切りは男女を相互補完にして、男の子も女の子も愛でられるような形になっています。特にしんちゃんがいい。結果的には担当原君の要望はある程度満たすことができたんじゃないかな、と…。原君、どうですか?

 

 

 

ともあれ、これがあとまで続く企画になる気が今のトコロしないのですが、ボク的には何かを得たようなお話になりました。あ!ただ、もう1話ぐらいあってもいいかも知れない。ねーちゃんの妹…。

 

 

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