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12/14:バスターのバラード

Netflixのオリジナルドラマは面白いの多いけど、オリジナル映画はピンと来るものが今までなかったんだ。

 

でも、初めて面白い映画見た。

コーエン兄弟のバスターのバラード。これよかった。

 

まあ、自分がコーエン兄弟が好きってものあるけど。イヤ…本当に好きなのか?確かなのはボクがコーエン兄弟が羨ましいということなんだ。

 

果たして、コーエン兄弟に憧れない作家がいるだろうか?どんなジャンルをやっても手際よく、小粋にまとめ上げるセンスと引き出し。人間の喜怒哀楽やおろかさ無様さを、山田洋次のような暖かさではなく、やれやれ感のもとに好んで描く。意味があるような無いような難解なセリフを駆使し、時につまらないものを作ったとしても、「いやこれは実はある古典を元にしておりまして…」と知的マウントで批判をかわす保険を入れる抜け目のなさ。その手法で「オレだけはコーエン兄弟をわかっている」という視聴者をどんどん生み出し、毎年のように賞をとっていく。

 

ボクもこういう作家になりたいな〜と、心底思います。そう、ボクがコーエン兄弟を見ている理由ってのは面白いというより、羨望という観点で見ているのだ。ノーカントリーとビッグリボウスキはマジで面白いけどね。

 

そしてこのバスターのバラードも、まさに上に描いたような内容のオムニバスでコーエン兄弟感を思う存分楽しめる。6編のストーリーからなるこのオムニバス映画、書くストーリーはことごとく最後は「死」で終わる。その死を悲劇じゃなく、喜劇として描く感じは、見ているものを神様目線にしてくれる。自分の人生を軽い気持ちでみたい時に見るといいかも。

wakakitamiki * 映画 * 11:03 * - * - * pookmark
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