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10/27:KOIメイツアルバム・002「飛鳥未来」

飛鳥未来

あ、変な制服。

 

これまたオンリーエピソードがあった、「1話5人組」の一人、未来さん。自分で名前つけておいて、未だに「飛鳥」が名前みたいに感じてしまうボク。

 

未来は変わった女の子だけど、実はメイツのなかで一番の知性をもった才女。そして、アイドルについてボクの考え方の実践者でもあった。

 

KOIという物語はアイドルものではあるけども、根底には傲慢にも「脱アイドル」的な思想が流れていた。ボクは子供の頃からロック的思想にかぶれきった人間で、『成りあがり』で矢沢の永ちゃんが言っていた「ピンクレディーは自分たちがオトナに搾取されてるということに気づいてない」という文章にもショックを受けたクチだった。

 

アイドルって一体なんだろう?どうしてアイドルはプロデュースされないといけないの?アイドルは恋が許されないのはなぜ?そういうボクが普段から考えているアイドルに対する疑問。それについて自分のなかで(わちゃわちゃやりつつも最終的には)再定義するために始めたのがこの連載だった。

 

神のみだって同じ思想で始まってる。神のみはギャルゲー愛に満ちてるとか言われてたけど、実はボクが内心思っていた「ギャルゲーが女の子を定型化していたずらに消費してるのではないか?」という疑念に対する検証でもあった。ボクはギャルゲーは実際好きです。大好きです。でも、その一方で女の子がどんどんと属性化・単純化されていってるような気がしていた。そういうボクの疑問をベースにして、生身の女の子とゲーマーが対決する話。それが神のみの構造だった。アルバトロスだってそう。どうして少年マンガの主人公は女の子を助けないといけないのか?ボクの連載は毎度そういう「ハテナ?」から始まってる。そら、打ち切りも食らうわ。と自分でも思う。

 

まほろは理想側の人間であり、アイドルはこういうものだ!という理想化されたアイドル像の遂行者だった。一方、いかなる押しつけも胡乱を感じる未来は、アイドルというものの常識を疑う立場だった。1話目からそういう部分は発揮されていたけども。実は未来こそがウタコ学長の求める再定義されたアイドルを作れる人材であり、未来は名前の通り、まほろの"先"を見据えた上位ヒロインだった。二人にはラブストーリーというより、同志としての結末が待っていたような気がする。しかし連載終了が決まってしまい、ハルトという(まほろにとって)邪道アイドルという言うべき存在が登場して、未来とまほろがNEMSでぶつかりあう、というシーンは戸棚のなかにしまわれてしまった。

 

未来はボクのなかで相当なお気に入りだった(陸上部というのでもわかるように)ので、一杯設定があった。未来と言えば、お姉ちゃん・翼の存在。連載が続いていたら、お姉ちゃんはNEMSに下級生として入学していたであろうし口惜しいこと。そうそう、下級生のメイツも多少考えてはいたのに〜。タイムスリップしてきたお姫様とかね。未来のお母さんもNEMSの妨害工作で新しい事務所とか作ったかも知れないし(そこの事務所の所属がハルトになるはずだった)。未来の神坂名物紹介のコーナーもやりたかった…。

wakakitamiki * キングオブアイドル * 23:59 * - * - * pookmark
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