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11/12:CHOOSE LIFE

いやーツインピークスリターンズ、いよいよ盛り上がってきたなぁ。

 

原稿が完成。続いてネームも完成。

 

なので、楽しみにしていたのに見に行けなかった「トレインスポッティング2」のブルーレイを開封して見る。

 

いやー…実に悲しいというか、切ない映画だったなぁ…。

 

最初の「トレインスポッティング」はボクがニート1年目ぐらいの時にめっちゃ流行った映画だった。

 

当時不況下のスコットランドで、無職のクソガキたちが暴力と女とヘロインにひたすら明け暮れるという映画で、この映画はスコットランドの閉塞した現状のなかで、現実から思いっきり目をそらしつつもまあナントカイキテイル、ただそれだけの掃きだめ映画だった(スコットランドいち汚いトイレが忘れられん!)。

 

ただ、映画の登場人物たちのリアル感。そして当時隆盛を誇ったブリットポップのアーティストが大挙参加したキャッチーな映像演出で、日本でも(本質の理解はまあ置いておいて)大ヒット・ユースムービーになった。アンダーワールド!

 

 

そして20年後!同じキャストで「2」が作られることになった。あいつらが、どうなっていたかと言うと。

全く変わっておらん!

 

相変わらず、暴力とヘロイン、そして新しい要素として家庭崩壊(泣)。前作で前向きな人生を選んだはずの奴も結局戻ってきて掃きだめ生活に逆戻り。前作は不況で身動きが取れず、そして現在はグローバル化で昔よりずっと景気がよくなったスコットランドでやっぱり居場所がない、ただ年だけ20年取ったおじさんたちの姿だった。か、かなしい…。

 

この物語のキーワードは「CHOOSE LIFE」だった。

 

でも、この物語の登場人物が選んだLIFEは「それでもナントカイキテイル」というたくましいのか悲しいのかわからない選択。まだ人生先は長いぞ…どうなるんだ。と心配ばかりのラストシーンだった。

 

でも、自分の人生考えてみると…。ボク、CHOOSE LIFEなんてしたことがない。

 

よく「漫画家って自分の好きなものを仕事にできていいですね」って言われるけど、逆に言うと、漫画家以外できることなかった。就職活動したこともないし、自分で人生を決める勇気がなかった。漫画家だってずっとムリだと思ってた(そもそも漫画描いてなかったし)。ただ、現実から目をそらし続けていたらなんか30才になって、たままた漫画しか描けなかっただけで。

 

思えば、知り合った漫画家仲間もみんな違った場所に行ってしまった。ボクは外にでる勇気がなかったから、何となくサンデーに居続けた。そしたらいつの間にか誰もいなくなって、ボクが数少ない生え抜きみたいになってた。何だか全部成り行き。でも、それで納得してる訳じゃなくって、ずっともがいているんだけども。今も現実からずっと目をそらしているのであった。まあ、何とか生きているけども。

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