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7/3:メモリーインラスベガス・(5)きりひと賛歌を思い出したらいけないんだろうね

ワールドカップ。試合を毎日やらなくなると、試合がない日がすごく寂しい。というか、試合がない夜に無性に落ち込みがやってくる。この気持ちををあんまり育てない方がいいので、気晴らしにラスベガスのお話の続きをする。


ラスベガス旅行で印象深かったこと。第3位

シルク・ドゥ・ソレイユ!

オーシャンズ11で、「ラスベガスは大人の遊園地」という話があったけど、本当にラスベガスというところは、金さえあれば全てが得られる場所だ。ホテルのなかでは美しいコールガールが闊歩し、ホテルのアリーナではロッドスチュワートやブリトニーが毎日ショーをして、おなかが減ったとなると、世界中の高級レストランがイオンのフードコートのような勢いで集まっている。娯楽性という点では本当に最高のものがそろってる。何ならパックマンの筐体まであるんだ(アメリカにおけるパックマンの人気ってのは何なんだろうね)。

それゆえに、娯楽の競争は非常に厳しい。ショーもどんどんと入れ替わっていく。マジックショーも昔は沢山あったのに、今はカッパーフィールド1人だ。ショーを出してるホテルそのものがどんどん時代遅れになり、次々と新しいホテルが建造中。夜のラスベガスを歩くと至る所で大音量で工事が行われている。

その最高峰の娯楽の園で、20年もの間一番の人気を誇っているのがシルクドゥソレイユだ。こういう触れ込みだけで、シルクドゥソレイユのすごさがわかるというものだけど。

僕もシルクドゥソレイユを日本で2回ほど見てたし、幻想アートサーカスがどんなものかわかっていたつもりだった。まあ、実際ボリショイサーカスしか見たこと無かった自分にはシルクの初見のインパクトはすさまじかった訳ですけども。しかしそれでも、ラスベガスで見たシルクドゥソレイユはそれはそれはすごかった!

特に「オー」!

今回は「オー」と「ラブ」と「ミスティア」の三つを見てきたんだけど、今のシルクのフラッグシップショーだけあって、「オー」は見事すぎた。プールを舞台にした肉体と音楽とアートの競演。水が溢れたり無くなったりという演出に驚き、芸術性に眼を奪われ、何よりシンプルに「人間ってすごいな!」と素直に感動する肉体性、技術力の粋!地面を見ずに背中向けに落ちていくことが怖すぎる。下に水があるってよく信じられるなぁ。一歩間違えば死ぬんじゃないかというスリルと隣り合わせの感動は、何だか妖しい香り。自分がマハラジャになったような気分を味わえる。本当にラスベガスという場所にぴったりのショーだと思った。

そもそも、「オー」は長くやってるショーだからか、単純に失敗がない。シルクのショーはどれも見事だけど、今まで見たショーは必ずどこかで一度は失敗があった。相当危ないことをしてるので、失敗すると結構心に残るというか気になっちゃうんだよね。実際ラスベガスで「ミスティア」も見たけど、「ミスティア」はしばらく休んだ後の再開だったからか3回ぐらい失敗してた。しかし、「オー」は本当に完璧。シルクのなかのシルク。ベガス本店!



後、ビートルズ好きとしては「LOVE」を見に行けたのはよかった。サントラを買って聴いてはいたけど、まさかこの目で見られるとは思ってなかった。シアターに入ると、十字の形のステージに取り巻く感じの客席、その上にステージと同じように十字にスクリーンが四枚並んでいる。オープニングともに流れる大音量のゲットバック、それに併せてスクリーンに映る、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴのシルエット。「レットイットビー」のルーフトップコンサートに参加したようなその気分!ビートルズ後追い世代には本当にたまらない体験だった。

もちろんおみやげ一杯買った。

そして、「LOVE」を見終わって外に出たらこの景色。ホントにここは地球なのかな。

wakakitamiki * ラスベガス旅行 * 04:37 * - * - * pookmark
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