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3/22:ヒューマニズムの居場所

昨日の飲み会でやたらもりあがっていたのがドラマ「ウォーキング・デッド」の話だった。

漫画家というものは2人いれば1人はゾンビが好きで、もう1人はゾンビが病的に好き、というぐらいゾンビ好き種族であるが、ボクは「今のところ」そうでもない。でも、最近「28日後」や「ワールドウォーZ」「ドーンオブザデッド」に、ゲームでも「ラストオブアス」と立て続けにゾンビものに触れているせいか、段々ゾンビが好きになってきた気がする。特に「28日後」や「アイアムレジェンド」のような、ゾンビそのものの恐怖より、ドラマ装置としてのゾンビ設定を使ったものがどれもこれも面白い。

この「ウォーキング・デッド」も、ゾンビが発生した状況下で、残された人間たちがどうやって生き延び、自分たちの世界を守っていけるか。というお話になっている。特にこのウォーキングデッドは、殺伐とした世界のなかでヒューマニズムを守り続ける姿勢が印象的。たった1人の、しかも嫌われ者をゾンビから救出するために、安全地帯を危機にさらしても主力を投入したり、ゾンビにかまれた人間も人間であり続ける限り助けて同行させる。人間世界が崩壊していくなかで人間を貫く感じがいい。ただ、これはシーズン1のだけの話で、ボクがまだ見てない続きのシーズンはエラいことになってるようなので、楽しみ。

上の構造と逆のドラマにも最近ハマっていて。

それが「ドクターハウス」。



これも長いことやっていて有名なドラマらしいけど、スタッフさんにおすすめされて見てみたら、これがまあ、非常にボクの波長にあっていて、シーズン1の途中で既に全話みたくなってしまった。

このドラマは医療ものの体をとっているが、通常ならメインの手術シーンや治療シーン、「治る」「治らない」はサブで、メインは「病名あて」なのだ。ひたすら医師達が病名をつきとめるための会議が続く、推理もののようなお話。NHKでやってる「ドクターG」と同じ。しかし、NHKのドクターGは聖人君子ばかりだが、こちらの主人公のハウス先生がとんでもないクズ野郎なのだ。自分の思う病名に絶対の自信をもち(にもかかわらず結構間違う!)、周りの意見をこき下ろし、患者に人体実験まがいの処方を行う。ヒューマニズムが建前の病院でアウトレイジな行為を連発するのだ。2人の子供に別々の処方を実験して片方が死んだのには、いくら一分の理があったとて引いた。

しかし、それゆえに、ドラマに選択肢が沢山とれる。ハウス先生のおかげで、この特異な医療ドラマのテンションが1時間保たれ、ありがちでない解決が毎回見られる。かつ、結構画面を見ないでもわかるというBGVフレンドリーぶり。これはきっと全話見る。それにしても、これがシーズン全話でamazonで2000円ちょっとだよ。アメリカのドラマってほんと安くなる。もうレンタルやめて買おうって気になるよね。

wakakitamiki * ふとした話題 * 05:15 * - * - * pookmark
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