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3/8:中川かのん「Birth」全曲レビュー・その5

連載の本編の話は明日にします。



5・ウラハラブ


アルバム用の新曲。アイドルのアルバムには、「こういうのもチャレンジしてみました」みたいな、ノベルティソング・・・というか、「○○風」の曲が入ってるものです。この曲は古いミュージカルのような、歌詞も曲も小粋な曲。かのんちゃんの表情豊かな歌が楽しめます。


このアルバムの感想を聞いてると音の良さの話をよく耳にしますが、この曲も生のストリングがダビングされた完成バージョンをスタジオ聴いた時の美しさがとても印象的でした。全ての音域にスキマ無く音が広がってたり、声優さんの声のテクスチャを全面に押し出たものではない、真っ正面からの歌モノ路線が多い、神のみの曲です。原作は変化球ですが。


 


6・ハッピークレセント


そんでもって、6曲目はかのんちゃんのアンセムソングになった「ハッピークレセント」。色々関わって、ハラハラもしたかのん編の最後に流れるこの曲は再放送で見ても、涙なしでは見られないですな。


この曲は、デモの時点ではここまでのパワーはまだなかった。


選曲の時に聴くデモは、アレンジもとりあえずだし、さらに歌まで無かったりする曲が多いので、完成形とは全然違ったものになっているものが多いのです。「YES-TODAY」なんかはデモは全然違うし、「ALL 4 YOU」なんかは元々は「LOVE KANON」を想定して作られいて、デモの曲中には「LOVE KANON」という歌詞まで入っていたし(逆に「コイノシルシ」なんかは歌詞までデモと同じというスルーパスぶり)。


そういう意味では、この曲はボクの印象では「なかなかキャッチーな感じだなあ・・・」と最初も悪くはなかったんだけど、それがアレンジを経てパワーをチャージされ、さらにzoppさんの歌詞!甲さんも仰ってましたけど、「はぴはぴはぴくれせんと〜♪」ですから。これを最初字面だけで見た時の衝撃。さすが「抱いてセニョリータ」を書いた人だ・・・!


これでまるで違う曲に生まれ変わった。不安になるぐらいのパワフルなオケだったんだけど、これに東山さんの歌が付くと、怒濤の勢い。あの歌詞も全然これでよかった。曲ってこんな風に作るんだなぁ・・・と目を瞠ったものです。

wakakitamiki * かのんBirth全曲レビュー * 21:16 * - * - * pookmark
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