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12/21:FLAG124「Loverary」

 

アニメの方は栞編も終わり、ひとまず後1話を残すだけとなりました。


かのん編に引き続き、栞編もすごくよかった。
特に栞編は、僕がアニメ化で不安に思っていたことを吹き飛ばしてくれたよ。


かのん編・栞編は3話構成だったけど、アニメ化に際して、まず問題になったのは、攻略を何話で構成するか、と言うことだった。歩美が1話というのは動かしようがない。その後。


特に、序盤においての尺の問題はすごくあって。アニメ2話構成だと少しはみ出し、3話構成だとかなり余る、という序盤の原作の攻略の中途半端な長さ。普通なら切って2話構成にするところだけど、倉田さんは3話構成にしてきた。最初の打ち合わせで「何とかハクアを出せないかなぁ・・・」と言うプロデューサー松田さんの希望ははかなく消えた。


そして、結果から言うと、それは正しかったと思う。


ストーリーも女の子の魅力も桂馬がフィルターすることによって成立しているのが、神のみという世界。しかし、桂馬というベタとメタを行き交うキャラクターを、アニメ制作システムで描くのは難しいなぁ・・・と企画が始まって実感した。原作は一人の人間が全部管理してるからいいけど、大量の人間が関わって猛スピードで決定をしているアニメの現場では、打ち合わせなしのあうんの呼吸、ないしは「ここは笑いのシーンだから笑いを強調しよう」というような無意識の当て込みが各部署で無限に発生する。その状態では桂馬も「お約束」に張り付かないといけない部分が出てくる。マンガやゲームでは可能だけど、アニメでは桂馬のところだけ毎回BGMを変えるとかできない、というような、形式的な限界も含めて。(逆にこの条件向きのエルシィはアニメで覚醒した)


この状況であんまり尺を切っていくと、テンポはいいが、特に神のみの場合は、ストレートな話になりすぎてしまう。エルシィと違って「点」でなく「線」でキャラを立てていく攻略女子も、単なるゲストキャラクターから出てこられなくなる・・・。


しかし、見ていてもらった方にはわかったと思いますが、かのん編栞編の最終回はアニメ神のみとして、素晴らしい解答だったと思う。かのん編は大量の歌と動き、一方、栞編は時間を思いっきり引き延ばして音楽と演出で栞の心を延々と丁寧に追いかけていく・・・尺が長くなったことで原作よりもソリッドさはやや減退したけど、大切なことは、ヒロイン達がストーリー的にもキャラ的にも救われることであって、女の子たちはそれぞれの自分の魅力で自立できたと思う。かのんのラストの歌なんてアニメでしかできない力。


栞編に至っては桂馬もかなり超越感を備えていたし・・・倉田さんも、かのん攻略と平行して桂馬がアイドルもののギャルゲーをやってるシーンを入れたり、栞編の「違ったか」のセリフを入れてくれて、このお話は「王道orNOT?」だということを、わかりやすくフォローしてくれていました。もう、どこをとっても原作以上。ありがとう。


1話1ヒロインでアニメ化なんて企画案だって過去にあったのだけど、今にして思うとゾっとするね。

いよいよ明日はアニメ最終回。とりあえず、集大成・・・になってるのかな?皆さん是非、ご覧下さい。



で、蛇足的に原作ですが。
原作も何だか毎週盛り上がってますね。


原作の方は第124話。休載が入ったので、もう先々週のお話になりますが、今回は栞一色かと思ったらとんだ伏兵w。何というか、担当さんが今回の原稿見て一言、「なんちゅうーアホなマンガだ」と言っておりましたが、ツイッターでも一部ものすごい反響がありまして・・・隠されていた結のポテンシャル!


栞もかわいかったな。本当に久しぶりに描いたので、意外と難しかったです。5人同時ということは5人それぞれのつきあい方があるのですが、それにしても今回の栞&結は強い。桂馬、ハクア、栞、結だけで連載やろうと思ったらできそうです。それでももったいないと思いつつ、スイスイ〜と進んでいく神のみ。来週、結と桂馬はどうなるのでありましょうか・・・?



今週のココマ

個人的にに嬉しかったのは、委員長・藤井寺嬢の再登場じゃよ。「栞、おるかー」なんて、相変わらず自然に芝居がかっていて最高。この委員長は、妖精の栞に対して図書委員の現実担当というあだち充世界的キャラクターだったんですが、アニメでは野中藍さんによるものすごいかわいい声が当てられていて、アニメの何でも萌やすパワーに驚いたものです。まあ、それでも攻略対象にはなりませんが。

wakakitamiki * 神のみぞ知るセカイ * 21:09 * - * - * pookmark
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