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6/8:FLAG100「SISTER SISTER2」

 
駆け魂のサイズがお祭り感といえば、お祭り感。


という訳で、今週の神のみは第100回。それにしても、100話目という節目にふさわしい(?)まるでワクワク感のないお話というか、前回に引き続き重たい話です。


檜の苦しさってのは、ボクが上京して最も詰まっていた頃の心情と直結していて、見ててとても痛いものがあります。


檜は楠の目線に苦しんでいる訳ですが、これは「自分自身の目線」に言い換えても同じことです。


檜の話の一つのテーマは「人生のある時期に評価されたことが、人生全体を支配する」と言う話です。小さい頃につけられた博士のレッテル。高校時代に甲子園出場した。大学時代はめちゃくちゃモテた。しかし、人生の状況ってのはいつも同じではなく、浮き沈みがあるもので、その時にアジャストできるかどうか。


ボクは30才過ぎて全く浮上する気配もなくゲーム三昧の人生を送っている時に、ふと、「もし耳アタリの良い大学に入れてなかったら、もっとマトモな人生だったかもなー」と思ったものです。大して大学も行ってなかったし、人に「いい大学行ってらっしゃるんですね〜」みたいなこと言われたら「いや〜入ってみると普通ですよ普通の学校ですよ」なんて言ってみるものの、心のどこかで大学名が自分の人生を縛っているのです。普通の人生じゃダメなんじゃないかな・・・みたいな。今にして思うと、普通の人生とか、どこに基準があるというんだ。そうして、就職をしなかった瞬間、もうノるかソるかの人生を送るしかなくなってしまって。まして、ボクはへたに中途半端にマンガが描けたことが、また悪かった。そして、気づけば10年経っていて、普通以上の人生なんて到底狙えるはずもなく、今更バイトもする気にもなれず、外にも出ずにヤマザキのスイスロールを主食にゲームゲームですよ。人並みはおろか最下層。どうしてこういうことになってしまったのか・・・?


まあ、これはボクの場合ですけれども、若いうちはモテたからいつでも結婚できるわ・・・なんて思っていたらあらあらアラフォー・・・なんてこともある訳で。人というのは他人の評価と自己評価のカオスのなかでぐるぐるぐるぐる迷ってしまうものでしょうか・・・。ああ、解脱したいできない。



という訳で、今回はテーマが重たすぎて、絵に描くのが本当に大変でした。まあ、上の悩みがピンとこない諸兄は楠目線で見ていただければいいと思います。


 


今週のココマ



このコマぐらいかな。ニヤニヤしながら描いたの。



さてさて、檜編はあと1話だけ続きます。最後はエピローグなんだけど・・・ある種プロローグかも知れませんな。アニメの告知も、ついに大々的に入りますから!皆さん、明日は是非サンデーチェックしてね!

wakakitamiki * 神のみぞ知るセカイ * 20:40 * - * - * pookmark
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