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2/28:読者と漫画の間にあるもの。

浅田真央ちゃんの涙、そして、その直前にNHKスペシャルでやっていた真央ちゃんの密着ドキュメントを見て、コーチと選手の間の関係は漫画家と編集者の関係に似てるな、と思った。


特に今回のフィギュアは今の審査の傾向をどう見るかが話題になったし、そしてドキュメンタリーを見ていると、それがオリンピックの前から既に焦点になっていたみたいなので、今回はコーチのことを考えずにいられなかった。



漫画家と担当編集もまさにその関係で。


担当編集者が読者より高い基準じゃないとイヤだな。

編集者に掲載権がある以上、漫画家は読者というより、編集者のオッケーのために漫画を描くようになってくるし、担当が「これでオッケーです。これで面白いと思います!」と言ってしまうと、それ以上の発想がなかなか浮かんでこなくなるものだ。一方、担当さんのおかげで作家は枝葉が取れ、殻を破って大きく伸びる可能性もある。


だから、編集者の責任はそれなりに重いのです。担当編集者がこれで面白いです。と言ったなら、それは担当氏本人が面白いというだけじゃなく、実際に読者か、さもなくば作家の作家性を満足させるものじゃないといけない。じゃなかったら、担当さんは単なる不純物で、いない方がいい。


特にボクなどは成功体験がないので、自分の感覚に不信感がある。だから、チェックしてくれる人は常に必要だ。

神のみの担当は「これは1位だよ!」と言って実際に1位だった試しは無いけど、2、3位ぐらいにはなる。思ったより順位がダメだった時は、それを共有して相談する。しかも、どんな場合もボクの描きたいものを優先しつつ、余計なことは省いてくれるし。運命共同体として信頼できるパートナーだと思う。ボクの名前の下に担当氏の名前入れてあげて欲しいぐらい(単行本には後ろに書いてあるけどね)。他の漫画も担当さんの名前を合わせて書いたらどうかな(特に新人の連載!ベテラン作家さんは正直誰が担当でも一緒)。そしたら、色々なこと、わかると思うけど!


しかし、それだけに、今の担当さんの判断が万が一読者目線からズレた場合。ボクにも修正できないだろうな。

wakakitamiki * ふとした話題 * 19:53 * - * - * pookmark
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