2/22:FLAG87「プリンセス・ダウト」

庶民のみなさま、パンをどうぞ!
今週の神のみぞ知るセカイは第87話目。
長く続いた結編ですが、ようやく結末にねじこんでいける展開になってきました。桂馬が男を落とす展開というのはやりたいと思っても、「駆け魂は女の子の体に入る」という原則がある以上可能性が低い訳です。が、今の状態ならいける。
展開に飲まれるばっかりだった桂馬を立ち直らせたのは、もちろん「ゲスト」の美生。
結が出てきた時に、美生は登場するだろうなと思っていました。しかし、入れ替わっているおかげで、美生の攻略の記憶がなくなっていることがわかった上に、記憶消去の仕組みも知らせてくれて、なんて良い娘なんでしょ。
今回の話は何だか、いつになく好評なんですけど、美生については、先週のヒキで美生のファンの方からはすごく期待をかけられてたみたいで、今週の展開を見た方から「もう出てこない宣言をするために出したのかよ!」、「美生に対して愛がないぞ!」みたいな感じの意見もいただきましたね。
ボクも描いていて思いましたが、一度攻略した女の子に会う話ってのは単純に嬉しいことばかりでもないな、と。
複数の女の子が主人公の周りに存在する、いわゆる「ハーレム状態」と言うものが少年誌のラブコメマンガで成り立つのは、「主人公に心に決めた好きな女の子がいる」そして「主人公が読者よりも愚か」という条件下でのみです。少年誌のラブコメは多くの場合、「好きな女の子に告白しようと思ったら間違った!もしくは勘違いされた!もしくは押しかけ女房が突然現れた!」パターンのバリエーションです。成年誌の場合は裸の女という理性を飛ばせるワイルドカードがあるんでまだ異常な構図の成立する可能性がありますが、少年誌の場合はもうこの構図しかない。主人公の立場がはっきりしないハーレム状態は、世界観のモラルや女の子たちの行動に制限をなくし、非常に危険な匂いをはらんでいます。そういう状態で地獄の結末になったマンガやアニメ、見たことありますよね?
一方、この神のみの場合は、恋愛することに理由がある、主人公に心に決めた(現実の)女性はいないが心に決めた世界がある、そして、女の子の記憶が消える。という、変則的な条件下におかれたハーレム状態です。そして、みなみ編でニュアンスがありましたが、「捨てられているのはどっちなんだ?」という問い。神のみのハーレム展開は、ヒロイン総出で裸エプロンで朝ごはんを作ってくるというのでもなく、桂馬が斧で首を叩き切られるというものでもない結末であればいいなあ、と思ってます。まあ、そういう普通の結末になる可能性だってありますが。
さて、来週は結編、いきなりクライマックスという感じで、一気に結末に向かいます。どうぞお楽しみにー。
今週のココマ

森田も久しぶりに描きましたが、意外と思い出せず苦労しました。今でも美生といるんでしょうか?ちなみに森田は現在タクシーの運転手です。




