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6/15:プロットとお絵かき

プロット。

プロットの時って、ゲームやってる気分を盛り上げたいからBGMをゲーム音楽(ほぼギャルゲー)にしてるんですけど、今日は下級生。古ぅ〜。でも、真歩子のテーマはいつ聴いてもいいね。花屋が舞台だからか知らないけど、「世界に一つだけの花」みたいに聞こえる。


後、最近ボクのカラーの塗りについての質問を結構もらうんで、ちょっと答えておきます。もっとも、ボクに聞いてもあんまり参考にならんかもしんないです。特に特殊なことをしてる訳じゃないんで。


作画環境はこんな感じです。

PC:どこにでもある静音BTOPC。Core2Duo E8500、メモリ2G、グラボはKEIAN HIS RADEON HD4670。スキャナはこれまた特に上等でもないエプソンの古いスキャナ(カラーはA4で描くので)。
ソフト:コミスタEX4.0とフォトショップCS2
タブレット:Intuos4
後は紙と、カブラペンと、パイロットの製図用ペンと、消しゴムと鉛筆。

このなかでボク的に絶対的に必要なのは、少なくとも乗算とオーバーレイとスクリーンのレイヤー効果、そしてマスク(アルファチャンネル)が使えるグラフィックソフト(フォトショップエレメンツは×)、そしてIntuosの3か4。これさえあれば、後は適当なものでいいです。


で、描き方の手順は。

1・下絵を描く(普通の原稿と同じ)。
2・コミスタでスキャンする(解像度は二値600dpi)
3・コミスタで線直しやゴミ取りをする。
4・コミスタで新しいレイヤーを作って、そこに影を描いておく
(昔は2〜3もフォトショップでやっていたけど、今はコミスタの方が背景が自動的に透明になるし影つけも楽なんでコミスタ上でやる)ちなみに、この時点で目鼻口を切り離して別レイヤーにしておくと、後で主線の色替えが楽。背景とキャラの主線も別レイヤー。

5・コミスタからレイヤー構造を維持した状態でフォトショップ形式で書き出す。
6・フォトショップで読み込んで、グレースケール350dpiに変換。線にアンチエイリアスがかかって、ちょっとソフトに。これが主線レイヤーグループになる。
7・主線レイヤーの下にレイヤーを一枚作って、塗り絵の要領でとりあえず色分けする(アンチエイリアスなしで)。コミスタで作った影のレイヤーは塗りの一つ上に。
(5〜7は今は時間がないのでスタッフがやる)

例えば、みなみのカラー表紙だとスタッフ作業が終わった時点ではこんな状態。

区別できればいいので、色は本当に適当。肌は影を作らないでブラシで描くので影がついてない。

レイヤーはこんな感じ。みなみだけは独立したレイヤーで、上4つのレイヤーが主線。


8・後は、色分けされたレイヤーを自動選択ツールで選択して、色調補正で色を作る。影レイヤーも同時に。
9・その後、不透明度80%ぐらいのブラシにして、影にぼかしを作ったり、肌にタッチを付けたりしていく。これも失敗したらイヤだから、いちいち新しいレイヤーを作って作業して、良ければ統合。失敗したら捨てる。チークなんかは10%ぐらいのブラシ。
10・背景は何となく手グセで塗る。アナログの絵を描くのと同じ。背景の方が描いてて楽しいことも多い。みなみの絵の雲なんかは、ぼかしの多い色ブラシで白く塗って、ぼかしの少ない消しゴムでエッジを作る。この繰り返し。自然物は気持ちで描かないと規則的になってしまうんで。「もくもくもくもく」と念じながら。
11・塗りが終了したら、主線の色を変える。近くの塗りと同系色で少し濃く。さらに、全体の色調を見ながら、キャラごとのマスクを作って色調補正したり、うっすら乗算でグラデーションの入ったレイヤーを重ねる。デジタル彩色はどうしてもぺったりしがち(これが良い部分もあるけど)なんで、最後のちょっとしたハイライトとか、小さいグラデの有無が大事だったりする。
12・締め切りが来るまで調整して、締め切りがきたら完成。みなみだと上の状態から完成図は、この記事のようになる。

完成時点のみなみのレイヤー構造はこんな感じ。


クリックで拡大。


流れはこんな感じです。締め切り仕事なので、速度重視な部分が多いですね。参考になりましたか?
wakakitamiki * 仕事 * 17:12 * - * - * pookmark
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