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5/13:ゲッサン

久しぶりに発売が楽しみな雑誌があったので、コンビニに飛び込んで買う。


ゲッサンだ。

わー、ほんとにあずまんが載ってる。すげー、もうあずまんが載ってるってだけで嬉しすぎ。ながい閣下短すぎ!島本先生面白すぎ!あだち先生「いつものような話」すぎ!モリタイシ先生、交友関係広すぎ!

うーん、なかなか熱い雑誌だと思う。
これはしばらく買う。

見てわかると思うけど、ゲッサンには以前に週刊少年サンデーで連載していた若手作家の方々が、多数連載を始めている。一方、島本先生曰く「サンデーのイケてる2軍」・サンデー超の月刊化にともない、そちらの方にも本誌連載経験作家が連載を始めている。今年の正月、漫画家仲間と話をした時は「自分だったらどっちで連載したい?」みたいな話でもちきりだったんだ。それぞれで連載してる作家さんたちの今の心境やいかに!というところですけど、超の方とも、良い意味で競い合って盛り上がれたらいいね。



ここからは、またもや自分の今の立場を全く考えない描き手と読者目線半々の感想だけど。


僕的にゲッサンの好きなところは、連載陣云々以前に、編集部の存在が見えるということですよ。編集が漫画家と一緒に頑張ろー!みたいなスタンスを感じる。原稿取ってきて、載せておしまいって感じがしない。おまけ別冊も面白かったし。ウェブもサンデー系にしては結構頑張ってるしね。


漫画雑誌の命運を決める「新人を呼ぶ方法」というのは、本来、良い作品を載せることによって呼ぶものだけど、これだけ雑誌が細分化してしまうと、新人を呼べるような作品なんて各雑誌1本ぐらいしかない。そうなるとやってくる人も全部同じようなのしか来ない。ハガレンがヒットしたら、もうハガレンクローンの新人ばっかやってくるみたいな。これだと雑誌の形にならない。


そこで僕は、これからの新しい才能を集める方法として、「編集部の魅力によって呼ぶ」というアプローチはないのか?って思ってるのです。漠然と「持ち込み来たれ!」じゃなく、具体的に編集部がどうやって作家を育ててるとか、編集部の育成体制(編集部員の一人一人の人柄とか、今まで立ち上げた連載とか、平均の担当作家人数とか)なんかを全部公開して透明性を高めて、「うちに来れば、あんたは持ってるポテンシャルを全開にできるよ!」と宣言して、それで呼ぶ。予備校みたいなもんだ。漫画家ってのはずぼらだから、良い意味で「後は編集部に全部任せて、お前はただ自分が良いと思う漫画だけ描いてろ!」って状態が理想なんだ。編集部への信頼感ってのは重要ですよ。だから、ゲッサンの編集部主導作家主義の行く末には注目したいね。


サンデー本誌でも、編集部ブログとか作ったら?とか思ってるんだけど。編集部の紹介は、月刊漫画雑誌は結構やってるけど、週刊漫画雑誌は全然力入ってない。これからプロを目指したいって新人が持ち込みする時ってのは、なんだかんだいって、まずは、4大週刊少年雑誌が頭に浮かぶと思うから、まず、そこの4択で勝つ!ことを考えるのは悪くないと思うんだけどね。今煮詰まってる所属新人にとっても、編集部の情報が公開されることは悪いことじゃない。所属新人作家向けのメルマガとか作ってくれると嬉しいけど。





で、新人の話からさらに妄想が広がって、ここからはいよいよ、夢の話なんで、まあつきあえる人だけつきあってください。


せっかくサンデーの編集部は各雑誌が全部同じフロアでやってることだし(編集部行ってないけど、今もそうだよね)、派閥だの何だの乗り越えて、全部連携してさ。で、新人は、大サンデー編集部として全雑誌合同で募集したりすればいいのにって思う。少なくとも育成なんかは売り方関係なく、作家の個性を伸ばして技術を育てるだけなんだから。だから育成専門の部署作って、もっとも有能な編集者を当てて統一基準で一遍に見る(編集の個性と1対1の上下関係が、島本先生言うところの「会話力のない」新人を抑圧することが多いし、その他モロモロの言えないネガティブな事情でもって、新人に個別担当はいらないと僕的には思う)。で、1〜2年ぐらいで新人が作家として自分をある程度表現できるレベルになったら、個性にあった雑誌と担当編集がそれぞれ待ってて、編集部と作家が話し合って、どの担当で、どこの雑誌で載せるか選択できる。読者もウェブなんかで、その過程が全部見えてる。新人でも連載を取った時にはみんなが知ってる。これ、僕的にはかなり理想のシステムなんだけど・・・。こういう大規模なことができるのは大きな雑誌だけ。せっかく、クラブサンデーや、超って莫大なお金かかったインフラが既にあるんだから、有効に使えば新人のレベルはまるで変わると思うんだけど・・・これは作家の浅知恵なのかなぁ。


僕が思い描く理想のサンデーは、ジャニーズや宝塚みたいに、サンデーという大きな枠でお互い支え合いながら、上下左右に個性のある雑誌が存在してるって感じなんだ。もちろん中心はサンデー本誌だけど、超でも、ウェブサンデーでも、まだ持ち込み段階の人も、それぞれがサンデーの名前の下に誇りに思えるようにね。雑誌が増えていってもサンデーのブランドが薄まらず、逆に強固になっていくような感じで。そして、作品・作風云々よりも、まずこのグループに憧れて漫画家の卵がやってくる。これが僕個人が勝手に描く好循環だ。



前に、サンデーがジャンプを抜けると言ったけど、今はそりゃあ絵空事ですよ。でも、10年後を考えてみると。今のジャンプ・マガジン・サンデーの中心連載は、どういう状況になっているだろうか?そして、この2、3年にジャンプ・マガジン・サンデーで始まった新人連載で、10年後まで残っていそうな作家がどれぐらいいただろうか?(自分で言ってて情けないが、頑張りでは越えられないものもある)これを考えてみたら、今何をしたらいいのか、早く気づいたところが、次の10年の勝者だ。ま、勝者がいればの話だけど。残ってる週刊漫画雑誌が一冊もないかも知れないぞ。


夢の話、終わり。

ま、僕のサンデー話ももはやストーカーに近くなってきたので、この辺でしばらく打ち止めにしておく。





という訳で、大サンデー軍団のSMAP、週刊少年サンデーは本日発売ですわ!みなさん、買ってね!神のみはSMAPのメンバーで言うと・・・・誰?
wakakitamiki * ふとした話題 * 19:58 * - * - * pookmark
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