<< 2/6:お・わ・ら・な・いー | main | 2/8:新携帯で初めての >>

2/7:FLAG39「熱中時代」


きゅう〜。


今日はいつもより早く更新。

今週の神のみは39話目です。桂馬でけつまずいた長瀬先生が、またも小石にぶつかります。しかも、小石にぶつかったのは、これが初めてではないようで〜。というお話。

こういう熱血先生が現実にぶつかるというのは、教師ものではお約束の展開ですな。これはやっておかないと。ただ、今回の長瀬先生のお話は、教師ものとはちょっと違うのかも知れません。というのも、ボクは教師をやったことがないので、現場の実際の話とかわかんないまま描くのもナンなんで。やっぱりボクの理解できる範疇のお話になってきます。そういう意味で、39話の最後は「先生ものから微妙に離れますよ」というジャンクションになるかも思われます。


話はちょっと変わるかも知れませんけど。

仕事場の朝はいつも、みんなで飯食いながら、ニュースなんて見ながら、始めるんですけど。今不況だから、首を切るだの、赤字だとという話ばっかりじゃないですか。

ボク、あんまり詳しく知ってる訳じゃあないんですけど、不思議に思うことってありますよ。

よく、日本のGDPが前年比3%とか4%低下したで大騒ぎしてるじゃないですか。あれ見てて思うんですよ。普通の家庭で、年収が3%下がったからって、そんな大騒ぎになりますかね?お母さんが機嫌が悪くなるだけではないでしょうか?まして、今まではずっと成長してきた訳でしょ。

会社にしてもそうですよ。何千億円の赤字!とか、確かにものすごい額ですよ。でも、そういう会社は利益を上げるときはそれなりに利益を上げている訳ですよ。何年も何年も。それで一年だけ大赤字になったからって、なぜ、ここまで大騒ぎするんですかね。大量解雇だって。普通の家庭なら、今まで高い給料をもらっていたようなお父さんが失業したら、もう大打撃だと思うんですよ。でも、それで家族を里子に出したりしますかね。あり得ないですよ。貯金とかしてる訳で。儲けていた会社はどうして、危機を想定してないんですか?儲けたお金はどこに消えたの。なのに、繁栄を支えていた派遣の人たちが解雇されてホームレスになっちゃって「今まで貯金してない方が悪い」とか言われるのも、偉い気の毒な話だと思うんです。


不思議なことって多いですよ。でも、このことを掘り下げていくと結局「世の中ってのは家庭とは違う、そんな単純なものじゃないんだ」とか言われちゃうと思うんですよ。でも、本当に違うんだろうか・・・仮に仕組みを説明されたからといって、納得するかどうかは別。でも、ボクも結局のところ、「そういうもんなのかな」と思っちゃうと思うんです。そして、そういう、「そういうもの」が集まって、「現実」という名前のブラックボックスになって、ボクを思考停止に誘い込むんです。


これは上のような事例だけに限らず、学校や会社、友達間でも、起こりえることです。仮に誰もがおかしいと思っていることでも、集団になると、途端に集団思考に押し流されてしまう。極めて少人数で行われる漫画家の仕事場ですら、作家のボクが「空気を読んで」問題を放置してしまうことがよくあります。ナンなんでしょうね、これは。


そして「結局世の中そういうもの」いうことになってしまうんです。「現実の壁」という奴です。しかし、その「現実」の中身は誰も知らない。「現実」を持ち出す人も実は現実を知らない。

長瀬がこの話で体験してる違和感というのは、そういう得体の知れないものに対するモヤモヤなんだと思います。

今回のお話は、教師ものの定番である「理想と現実」の温度差、というより、「現実を知らないで理想を持ち出す人」と「現実を知らないで現実を持ち出す人」との温度差・・・なのかも知れないなあ。描いた後の後付けで言うと。


まあ、難しく考えようと思ったら、こういう考え方もできるなあ、というぐらいのお話なんですけど。



この長瀬のなかの温度差を、桂馬はどうやってかき混ぜるんでしょうか!と、あおりっぽく無理矢理しめたところで、次回!巻頭カラーでお送りしますですよ!皆様のおかげで、また巻頭もらえました!素晴らしいですね・・・おっ楽しみに〜。



今週のココマ


モブキャラ・・・の割には個性のある二人。奇面組の唯ちゃんと千絵ちゃんと思い出しながら描きましたです、はい。



モブキャラも描いてるうちに段々同じ人が出てきます。2巻あたりから何度か描いた気のするこの娘。ボクは「怒野モブ子」みたいなテキトーな名前つけてますけど、名前そろそろつけるか?
wakakitamiki * 神のみぞ知るセカイ * 23:58 * - * - * pookmark
このページの先頭へ