6/20:「キング・オブ・アイドル」SONG6の話

世の中には面白いマンガが一杯あるなぁ〜なんて。見るマンガ見るマンガ面白くって、もう自分のマンガ描いてていいのかな〜って思うよ。保安官エヴァンスとか面白いよね。

 

いや、自分のマンガ、キャラや世界観は相当面白いと思うんだけど!ちゃんとボクがそれに見合う運営を行えているかどうかは、いつも気になる。

 

という訳で、「キングオブアイドル」第6話のお話です。

 

・クラス名簿

(クリックで拡大)

 

クラス名簿。作画的にはこれがメインだったかも知れない今回のお話。名簿はルーム単位で並んでおりますので、隣同士がルームメイトということに。そう思って見てもらえると、この先の画面の隅の楽しみが増えるかと思われます。特に次のお話は。

 

クラス名簿を作るということは、この先のストーリー展開も固めてしまうので、結構勇気がいるんですけど、大分1人1人のキャラもわかってきたので公開。こういうのは欽どんじゃないですけど、良い子・悪い子・普通の子みたいな感じで集団があります。スゴイ人、すごくない人、フツーの人。モバマスみたいに突出した人ばっかりだと、物語上は色々不具合があるんですよ。ゲームならいいですけど。特に一番下の列って何なんだよという感じですが、全員のプロフィールは単行本でおいおい明かされます。

 

 

・18ページ

今回のお話からKOIはおなじみの18ページになりました。KOIはとにかく作画に負担がかかることは予想できるので、18ページだと時間が足りなくなりそうで、4話と5話は実験的に16ページでやりました。そしたら今度はネームにすごく難航しましてね〜(苦笑)。も〜10何年もやってると、何を考えても18ページの発想になっちゃってるんですね〜。全然収まらないので、それで6話は18ページに戻ったんで、なんか使い慣れたグローブでプレーしてるみたいですよ。まあ、そういう予定調和がイヤでページ数減らそうって考えていたんですけどね〜。これからはまた18ページになると思います。

 

 

・瞳ちゃんという人

瞳ちゃんは、「空っぽ」な人なんです。

でも、その「空っぽ」なことに何となく危機感を抱いている人なのです。よくいますよね、留学したら何かが起こると思ってアメリカとか行っちゃう方。でも、そんなことで何も変わる訳がないのですが、でも、「空っぽ」でもいいと思うんですよ。本当は。でも、むしろ頭がよかったりする人に限って、充実感が得られなくって宗教にはまったりしてしまったり。

 

でまあ、瞳ちゃんはその空っぽなところに、「自分の歌」じゃなくって、「まほろの歌」を入れてしまった感じがあるのが、ちょっとこの先の大丈夫かなぁ…。とにかくあぶなっかしい瞳さんです。

 

でもね、何かこの話不完全燃焼でね。単行本でリベンジしたい。もっと瞳はかわいく描けたような気がするんだ。

 

 

・FIGHT FIGHT

 

もし君が

暗闇で悲しんでいる時は

僕が小さな光になるよ

 

もし君が

立ち止まって悩んでいる時は

僕が背中を押してあげる

 

いつだって そばにいる

 

FIGHT FIGHT!

 

ほんの小さな力だけど

 

君に受け取って欲しいんだ

君の笑顔が 見たいから

 

 

↑まほろが歌った歌。今までは80年代っぽい感じの歌だったのですが、これは何か90年代っぽいですね〜。これ2曲作って、担当さんが選んでもらったものです。恋ちゃんが歌ってるところがあんまり見えないけど、場面にはあってるね。

 

 

さてさて、次のお話は身体検査だって。何も起こらない訳がない。

次もよろしくお願いいたします。

wakakitamiki * キングオブアイドル * 18:37 * - * - * pookmark

6/13:「キング・オブ・アイドル」SONG5の話

ネームの2本目を完成。9と10話は併せて1話なので一気に描いた。

 

KOIは「自分の知ってる能力を最大に生かそう」というお話であったんだけど、なんか気が付けばやっぱり未知の世界だらけ。人生は常に勉強だなぁ。

 

さて、今回はキングオブアイドル第5話のお話です。

 

まさかのジャイアンまほろ。

彼が今まではどんな人間だったのか思いはかれる能力ですね〜。

 

 

・IOSとは

IOS(アイオス)とは一体何なのか?ということについて立花さんから告知。

 

今回は最初の授業。メイツたちにIOSが配られます。IOSとは要するに人間の「オーラ」を使って形(オブジェクト)を発生させる装置でした。なぜアイドルの学校にこんなものが開発できるかと言うと、NEMSの前身となる施設が関係しているんのですが、それはまた別のお話。

 

作者的には、「芸能人オーラ」とか、そういうものがもし本当にあるのであれば、才能のある人間を見分ける装置を作れるんじゃないか?と思って考えたデバイスです。人間は言葉より前に歌を操っていたはずです。人間が言葉を使うことで失った「何か」を歌を歌うことで呼び戻す。これがIOSとNEMSのアジェンデです。

 

IOSはまほろ砲(!)と並ぶ、このお話の柱になるでしょう。

 

 

・あい先生

グランドチーフトレーナーのあい先生がオブジェクトを出すシーン。あい先生はもはやメロディではなく「ら」という音符一つでオブジェクトを出している。←というシーンだったのですが、ここは歌の描き文字にするはずが普通のフォントになってしまって、なんか変な感じになってしまった。単行本で直さないと。

 

あい先生はもちろんこれからもずっと出てきますので、お楽しみに。

 

 

・メイツたち

フレッシュメイツ1組のメンバーたち。さあ、どういう人達なのやら。普通の人、楽しい人、変な人、怖い人。色々取りそろえております。ボクはもう1ヶ月ぐらい彼女たちと脳内で一緒に住んでるんでね。もう担任みたいな気分ですよ。次回では全員の名簿が登場しますのでこれまたお楽しみに。

 

さて、まほろがちゃんとスイッチを入れられるかどうか。

次回もよろしくお願いします。

 

なんだかんだ有能な瀬奈ちゃん

wakakitamiki * キングオブアイドル * 19:40 * - * - * pookmark

6/6:「キング・オブ・アイドル」SONG4の話

それにしても、1週間って遅いね。早く次の話が載って欲しくて、仕方ないよ。SNS時代でメディアの仕事やってると、ホント速報ジャンキーみたいになってヤダなぁ。もうネット切ってやりたいよ、やらないけど。

 

「キング・オブ・アイドル」は第4話になりました。

ボツ表紙。

 

4話目になって、遂にページ数がレギュラーページになりました。しかも、いつもより更に少ない16ページ。61ページ→34ページ→28ページと来て、しかも、1、2、3話とある程度話も読み切り的に終わってましたからね。16ページは書く方にも読む方にもかなり読み応え的にさっぱりと感じるページ数。

 

アルバで初めて知った、「連載は4話目がまず鬼門」の対策に、神のみではツンデレ美生を投入。なの菓子では、そもそも1話目からページ数を少なくすることによって対応。そしてKOIでは「お色気」という新しいアプローチに挑戦。

 

・お色気

ただし男のな。

 

マンガの女の子が永遠にしまパンやいちごパンツをはいてるので、まほろちゃんもしまパンです。そんでもってトランクス。理由はスースーするから。そういえば、僕が高校生の頃はクラスの連中、みなトランクスだったですな。もう今は高校生の男もボクサーショーツはいてるでしょ?

 

まほろは女装癖がある訳でなく、入学するために女装したので、アイテムはまだまだ全然揃っていません。これから揃っていくのでしょうかね?

 

 

・瀬奈っちの宇宙パジャマ

これまた高校生ぐらいならもうジャージで寝てるかも知れませんが、瀬奈ちゃんはちゃんとパジャマで寝ているのです。何だか面白い柄。これも自分を振り返ると、いつ頃までパジャマを着ていたでしょうねぇ。中学生ぐらいまでかな?何か、その頃ペイズリー柄ってのがかっこいいと僕は思っていたんだけど、余りにも派手で外には着ていけない。そこでパジャマでペイズリー柄を着ていたので私は。布団のなかでイキッてた私。

 

・朝食

学校の朝食とは思えない豪華なNEMSの食事。最近では現実の学校の給食でもバイキング形式があるって聞いて度肝抜かれたけど、今の子供恵まれすぎでしょ。

 

この絵はまあ、あるホテルの朝食がモデルなんだけど、なの菓子を経たうちのスタッフさんにはこれぐらい余裕で描けるのだ。フフフ。それどころか、「なの菓子より美味しくなさそうに描いて」という謎の指示が出るという…。絵のタッチがあわなくなっちゃうからね。でもバイキングってなんかロスが多そうでもったいないね。ラスベガスとかの「バフェ(ビュッフェ)」なんてとんでもなかったもん。

 

NEMSではメイツだけでなく職員もメイツの後から同じ朝食を取るので、ロスはまだ少ないはず。

 

 

4話目の軽いタッチの路線は、担当さんがいたくお気に入りで。担当さんはこういう話をもっとみたいらしい。KOIは主人公は固定ですが、色々なタイプの話の方向性が考えられ、今はまだ試行錯誤の状態。もしお気に入りの話があったり、見たいキャラクターがあったら、教えてもらえると、とってもこの先の参考になります。

 

明日は第5話ですよ〜。

wakakitamiki * キングオブアイドル * 23:00 * - * - * pookmark

5/30:「キング・オブ・アイドル」SONG3の話

三浦瑠麗が好きすぎて、大学生おぼこ(想定)の三浦瑠麗に結婚してくれと迫られる夢を見てしまう45才のわし。あんな才女でも、できることなら主導権を握りたいという心根が悲しいw

 

という訳でKOIの第3話目の話です。

ハイパーザテレビジョン。

 

色々、賛否両論の感想ありがとうございます。こういう話が突然出てくるところが週刊連載の醍醐味ではないでしょうかね!まとまって読んじゃったら魅力半減しちゃうかも。この3話は、ボクが最近描いたマンガのなかでも自分の力をかなり発揮できた話で、自分でも満足です。ねぇ。

 

 

・まほろ砲

 

まほろの下半身のあれ…まあ、仮に「まほろ砲」と呼びますか?

 

「まほろ砲」は、ボクの「KOIコンセプト3大柱」のうちの一本です。まあ文字通りデカい柱なんですけども。あれは悪ふざけでも何でもなくって、この物語において理論的・絶対的・必然があるのです。(ここから構造の話なので、そういうのキライな人は読まないでくださいね〜)

 

 

ボクは男の娘+女子というコンセプトに10数年来の野望をもっておったのですが、マンガにおける男の娘ものというのは料理が難しいのです。

 

なんとなれば、大前提として、少年誌の主人公が男の娘が女子のなかで活動する場合、女子以上に女子でないといけないのです(自説)!ところがですね、マンガで描くと、完璧な男の娘というのは「女の子と区別がつかなくなってしまう」のです。だから、少年誌における女装ものというのは、ツッパリであるとか、恋人をおっかけて来た、とか、「男」の部分を思い出させる要素が必要になってしまうのです。しかし、これが特にアイドルものだと「純度」を下げてしまう要素になってしまうのです。「バーロー!なんでこんな服オレがきなきゃいけねーんだよ!」みたいな。そういう「バーロー」要素はボク的には好きじゃない。まほろはあらゆる場面でアイドルなのだから。

 

そこで、男の部分を本人とは「別人格」である。ということにして解決を試みたのが、「まほろ砲」なのです。こうすることでまほろは完璧な女の子でありながら、男でもあるということになれるのです。まほろ砲は、まほろが完璧なアイドルになるために必要なビックマグナムなのです!

 

…という話を編集長に力説したところ、編集部からは何にも言われませんでした。HAHA。

 

 

・星崎恋

KOIじゃなくってREN。

 

自分の母ちゃんの大人の頃じゃなくって学生の頃の写真を入れてるところが、まほろのビミョーに気色悪いところって気もしますけども。ちなみにこの写真は、昔の雑誌に載っていた隠し撮り写真の切り抜き。瀬奈が持っていた写真は明爺の限定グッズ。お互いレアグッズをこれ見よがしに持っているのです。

 

 

・IOS

 

IOS(アイオス)について、瀬奈が初めて説明をしてくれました。1コマでしたけど。アイオスについて余りにも説明がないので、気になってる人向けに、先にアイオスの概略を立花さんから説明してもらいます。別に秘密にすることではないので。ただし、これは5話目の1ページ目でもあるので、別に読まなくても来週にはわかります。

↑クリックで拡大。

 

3話目までとりあえずコンビ結成まではたどりつきました。次からは一気にページ数が少なくなって通常営業。ここからが本当の戦いの始まりですな。

wakakitamiki * キングオブアイドル * 22:30 * - * - * pookmark

5/23:「キング・オブ・アイドル」SONG2の話

何だか疲れてる時に…

 

ふと目の前にあった、小さなアクセサリーがカタカタと動いたんですよ。最初は気にも止めなかったったんですけど、それが何度も続くようになったんですよ。それで「もしかして」と思って、自分でじーっと目の前の物を眺めてみたら少し動いた。それで1日中試してみて、「もしかしてボクに何か力があるのか?」と思うようになったんですよ。で、更に1日色々試してみたら、小石を部屋の向こう側の壁にぶつけられるぐらいになったんですよ。それで、いよいよ、疑念が確信に変わりましたね。ボクは超能力がある!

 

ってところで目が覚めた。

 

そんな生活を送ってる私です。3日がかりで確信にたどり着いてからの夢オチはコスパ悪いよなぁ。

 

 

という訳でキングオブアイドル2話目の話です。

ウキウキウェイクミーまほろ。

 

今日はアイドル学校に入るお話。アイドルものはともかく「誰と」、「どこで」活動するかが大事で、仲間に出会ったら次は場所です。

 

 

・タイトル

「入学します!女の子ばかりのアイドルスクール!」

 

1話目もそうでしたけど、とにかくタイトルがダサい…w なんか、80年代っぽい感じにしたくてね〜。めぞん一刻のアニメの「疑惑1000%!響子のスキャンダルナイト!!」とか当時はほんま「殺すぞ!」って思ってたけど、今考えると味わい深いね。

 

 

 

・3Dモデルの採用

NEMS本部ビル。今回からこの建物だけは3Dモデルを採用。3Dモデル+クリスタってすごいなぁ〜。こんなややこしい建物もボタン一つで作れちゃいます(まあ手は入れないといけないんだけど)。3Dモデル代はすごく有名な会社に外注で作ってもらって、安くはなかったけど、このレベルの背景を手で書くこと考えると、20回ぐらい背景で出したら元取れそう!

 

 

・NEMSという組織

 

NEMS本部は、レコーディングスタジオ、マネージメント事務所、放送局、音楽ホールなどアイドル活動にまつわる施設が集まる「A棟」、学生・社員寮、学校、病院など日常生活に必要な施設が集まった「B棟」からなる巨大ビルで構成されており、その気になれば一歩も外に出ずにアイドル活動を一生続けることも可能というすごい場所です。こういう建物である理由は色々ありますが、まあそれはこの先のストーリーや単行本のおまけで補足していくつもりです。

 

なの菓子の時はひなびた世界観を取っていましたが、今回は近未来世界観ということで制約が少なくて、施設やガジェットを考えるのがとても楽しい。

 

立花さんも未来の小道具を沢山持ってるコンシェルジュなんです。

 

ちなみにNEMSという名前は、完全にビートルズからのいただきです。正式名称の方が後づけ。みんなが世界的なアイドルになれるように願いを込めて。

 

 

・女の子たち

少しだけ見切れていた2人。気になりませんでしたか?

 

もちろんこの2人はこれからも出てきます。ちなみに、左が筏洋子さん、右が梶川舞さんです。NEMSで出てくる少女達にモブは存在しません。全員にプロフィールがあります。ウォッチドッグス世界ですよ。これがいかにボクの首を絞めているか…!つまり、NEMSに登場する人は、全員ボクが描かないといけないということなんですよね〜。これは賭けてもいいけど、いつか破綻する。背景が真っ白の話ができたらごめんなさい。でも、アイドルものに限らず、マンガはこういうのを考えるのが醍醐味だからね!

 

この2人はボクの推しメンでもあるんで、最初に出しちゃいました。

 

 

・歌詞

・BRANDNEW SPRING

 Brandnew Spring! 
 風が運んだ
 新しい出会い

 ひらり桜舞う
 見知らぬ歩道

 新しい制服に
 とまどいながら

 よろしくね って
 はにかんだ

 今日から 私たちは
 クラスメイト
 Brandnew Spring! 

 

まほろが歌った歌。これまた懐かしい感じのする歌です。元々はこういう歌詞でした。

 

 

どこまで話していいかわからないので、今日はこの辺で。

今週は徘徊型ギャルゲーの1日目のイメージで作りました。色々な場所を移動して、色々な人が出てきて…。それにしても、女の子ばっかりの世界は描いていて楽しいですね。まあ、主人公はアレですけども。

 

次回第3話は、そのアレが主人公の誉れを見せますよ。さあ、そろそろ…ボク、本気だしちゃおっかな!巻頭カラーでな。

wakakitamiki * キングオブアイドル * 18:09 * - * - * pookmark

5/16:「キング・オブ・アイドル」SONG1の話

今週から、例によって各話のお話などをしていきたいを思っています。よろしく〜。

 

さてさて、「キング・オブ・アイドル」なる連載が始まりました。皆さん読んでいただけました?読んでなかったら今日のブログ、全然つまんないですよ!なんで今頃アイドルもの描いたんだとか、NEMSってなんだとか、話はしません!それはまだ気が早いので…。さあ、今回は1話目のお話だけに集中して話して行こうかな〜と思いますよ。何だか淀川長治さんみたいな話し方になってしまってますねぇ。

 

ああ、この先の話はかなり構造を話してしまってるので、無心でマンガを楽しみたい方は読まないで下さいw

 

 

・「キングオブアイドル」というタイトル

↑校正用の見本。まだ「・」がないんですわ。

 

最初にサンデーに予告が載った時は「K・O・I」というタイトルでしたね。「キングオブアイドル」というタイトルを知らせたくなかったから、というもあるんですが、企画の成立が早すぎて、この予告の時点でどうなるかあんまりよくわかってなかった。青山剛昌先生に「連載の間の休みなんていらねーじゃん!」って言われたせいなのか、なの菓子が終わった後すぐに連載用のネームを描き始めて、なの菓子の最終巻が発売された12月には編集長に見せて連載オッケーを獲るというなかなかの猛スピードで進行していたのですよ。前の時はラスベガスとか行ってのんびりしていたのにね〜。今でも設定作りながら描いてる状態。

 

まあ、それぐらい早いとこ描きたかったお話だったってことで!あと、佐藤さつき君と一緒に連載したかったというのもあったし。でも、今思うと「KOI」って略称もいいね。何だか意味深で。

 

 

・「危機」のない1話

この話、今までのボクが描いた連載1話目とは少し違う考え方で描いてます。この1話目のネームをスタッフさんに見せた時の感想→「なんか、エピソードが足りなくないですか?まほろの力を使って何か解決するみたいなのが」。そう、ボクも一度は考えました。例えば、ライブ会場でトラブルが起こって解決するとかね。子供が迷子になってお母さんを探してコンサートギリギリになっちゃう、とかね。つまり「一旦停止」というか「読み手にストレスを与える仕掛け」みたいなのが普通はあります、61ページもあれば。でも、この1話目にはない。瀬奈ちゃんを元気づけるだけ。最近はそういう危機の仕掛け自体がすっかり段取り化してしまってる訳で…神のみでは桂馬が「ここから段取り!」ってどんどん飛ばしていましたけど、一応やっていました。でも、KOIではもういっそカットして、まほろのすごいところ「だけ」を延々とつなげていくお話にしました。「危機がないのに解決だけある」というか。これはアイドルアニメだと定番展開ですが(ストレス展開するとヘイトたまるからね)、シンゴジラとかでも、最後のシーケンスで流れを邪魔する要素何もなかったですよね。その分、まほろの魅力が全開になったんじゃあないかな〜なんて思ってます。

 

 

・ロジックからフィジカルへ

ただ、アイドルアニメでそういう解決だけの展開が許されるのは、決定的な満足要素があるからです。

 

それはなんですねぇ。

 

でも、マンガでは歌が流れない訳ですよ。それが音楽マンガの大きな問題なのですが。しかし、そこでボクは思いっきり歌を流してしまいました。字でね。字を絵と情報のブレンド状態で使用する、これは逆にマンガでしかできない表現だし、まほろの声にしても、音が聞こえないマンガだからこそ想像しがいのあることでしょう。アニメとか想像できないでしょ(これはいいことなのか?)

 

そう、KOIは、ロジックよりもフィジカル指向の物語になるはずです。ロジカルに物語を作っていくやり方は神のみ→ねじの流れでボクが一生で作れる話を全部作ってしまった気がします。フィジカルというのは、平たくいうと「絵力」です。これからはフィジカルフィジカル!オリビアニュートンジョン!仕事場で腹筋も毎日やってるんだ!

 

 

・歌詞

 

・真夏の情熱

 

 真夏の太陽が
 二人を包む

 

 砂浜を私を探すあなた
 バカね 私はここにいるわ

 

 思い出が通り過ぎても
 私はかわらないわ
 永遠の太陽の季節


 真夏の太陽が
 二人をこがす

 

 流れる 波の音符
 裸足の気持ち わかるかな?

 

 青い心 灼熱の瞳
 私は今輝いてる
 永遠の太陽の季節

 

 

まほろちゃんが歌った歌。まあ、作詞はボクですw

 

ものすご80年代っぽいダサい歌詞。でもそれがいい。ボクはアニメ神のみで何個か作詞をやったんですけど、なんだかやりはじめると好きになってしまって。密かに書きためたりして…(中学生か?)。今回はそんなボクの密かな趣味が炸裂することでしょうよ。でも、「千年の絆 グルグル螺旋回る 漆黒の万華鏡(カレイドスコープ)ギュイーン」みたいな中二的な奴はムリっす。作詞してくれる人欲しいよ。

 

 

・王道少年マンガ

1話目はとにかくものすごいエネルギーつぎ込みました。二ヶ月もかかったし、背景もスタッフさん渾身のモブが溢れかえってるし。仕事場全員で死にました。だから1話目には手応えがあります。でも、エネルギーが大きい1話目で始まると、その後の話が大変でね。まあ、この先どう進んでいくかはボクにもよくわかってない。描き溜めもないしw。でも、少年マンガはやっぱり主人公次第。その点、まほろたんならやってくれると思います。清く正しい王道マンガを。まほろについて行きます!という訳で、これからどうぞよろしくお願いします〜。明日は2話目!

 

 

・小ネタ

 

こないだのブログで言いましたが、背景に往年のアイドル映画が小道具で存在します。

 

時をかける少女

 

これはそのまんま。トップをねらえじゃないよ。

 

 

アイマス。

 

こんな感じで、全部で7つあります。暇な人は探して答えをボクに教えて下さい。特に何もプレゼントはありません()が、すごいとリプさせていただきます。

wakakitamiki * キングオブアイドル * 09:34 * - * - * pookmark

5/11:キングオブ小ネタ

新連載1話目、読んでいただけましたか?

読んで下さった方、ありがとうございます。

 

何だか…今回はすごく好評な「気がする」のですが、ボクの願望なだけなんでしょうか。でも、自分で言うのも何ですけど、ボク1話目得意なんですよね。毎回面白そうでしょ。まあ、1話目からつまんない連載する奴なんていないか…。

 

でも、これからページ数が減っていくので、1話目の期待感が重荷になるんですよ。だからなの菓子の時は「1話目はそこまで重くしない」論を行使したんだけど、結局途中でエネルギーが尽きた。だから今回はまた新しいコンセプトでもってwエネルギー充填!

 

後、意外と気づかれないもんなんですね〜まほろの正体。ボクはかなりビクビクしてたので、タイトルも連載当日まで伏せていましたが…。まあ、掴みはよかったかも知れない。

 

それじゃあ、これは更に気づかれてないだろうということで↓

 

アイドルものと言うことで、1話目には背景にクイズがあります。

アイドルの映画にまつわるネタが何個か入っています。一つ除いて(笑)ボクの好きな奴ばかり。何個入っているでしょうか。答えは来週の火曜日ぐらいに。

wakakitamiki * キングオブアイドル * 23:50 * - * - * pookmark

5/10:開幕・「キングオブアイドル」!

今日発売のサンデー24号より、ボクの新しい連載、「K・O・I」こと、「キング・オブ・アイドル」が始まります。

 

まあ、ゴチャゴチャ言わんと、読みゃええんや!!

よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読みました?じゃあ、ゴチャゴチャ言っていいですか?言わせてもらえます?

 

 

 

「なの菓子」や「ねじ」では色んな方向性を試す修行、ないしは神のみのアウトテイクみたいなことをやっておりましたが、今回はまた本線というか…少年誌王道マンガを始めるつもりです。階段の1段目から。
 

王道とはなんぞや?

 

それは島本和彦先生のお言葉を借りますと、「みんなと同じ道具を使ってマンガを描くこと」なんです。手垢のついた表現をどれだけ力強く再生し続けるか。それが少年誌王道マンガというものです。それを成就させるのは大きなエネルギーと、何よりどれだけ周りに言われようと揺るがない信念が必要です。しかし、ボクは「ねじ」みたいなぐにゃぐにゃマンガを描いてるように、世のなか・自分のなかの「正義」とか「愛」とかをどうしても信用できないというか、とにかく結論が出せないダメ男なんです。

 

そういう自分の資質を逆手にとって、「王道を描けない人間がいかに王道を描くか」という問題に対する一つの答えが「神のみぞ知るセカイ」だった、というのは既に何回かいずこかで話した気がするのです。「アルバトロス」も同じ思想で、「王道」形式に意図的な構造を作ろうとしたんだけど、技術とページ数が足りなくてまとめきれなかった。


そして、今回はボクの「王道」マンガ第3弾という訳ですな。

 

三次元でも二次元でもコスられ続け、あらゆるものと結びつけられ、すっかり飽和状態のアイドルもので、何かまだ付け加えることってあるのか?う〜ん。でも、あるかも知れませんなぁ…伸びしろが。今回は、ボクの最新マンガ理論の結晶(まじかよ!)ですよん!こんだけ育ったジャンルなので、逆にネタが湧きに湧いて止まらんという感じです。早く続きを描きたくて仕方がない。

 

ただ、王道というからには受け入れられなきゃ意味がない訳で、大丈夫かなぁ。何しろジャンルがジャンルだけに、ちょっと不安。ともかく、読んでくれるみなさんにはワハハと無心で楽しんでいただければなぁ〜と思っています。昨日私誕生日を迎えましたが、もしかしたらボクにとって、フルパワーで描ける最後の週刊少年漫画かも知れないんでね(苦笑)、1話目は結構命削って描きました。アルバの1話目より時間かかってるよ。明日死んでも悔いはないかも知れない。けど、締め切りもあるし死ねない。

wakakitamiki * キングオブアイドル * 06:04 * - * - * pookmark
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