5/20:突然のサヴァなのは

妹が最近キャラメル味の何かを作ってるらしく、キャラメル味の色々なものを食べさせられる。プリンとか、カトルカールとか、シフォンとか。

 

どれもそれなりに美味しい。キャラメルとコーヒー味はどんなものでも大体美味しい(失礼な言い方)。

 

砂糖の焦げをキャラメルと名付けた人は偉いね。

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2/3:ほの香さんの生まれた日

今日はほの香さんの誕生日。

 

タイムくんと一日違いなのです。

これは偶然でも何でもなく。

 

菜花と白川には色んなジンクスがあり、代表的なものが「菜花で吉事があると、白川では凶事があり、白川で吉事があると、菜花で凶事がある」というもの。

 

タイム君が生まれた日の夜、白川では店が火事が発生。燃える店を見て、ちょうど身重だった白川の奥さんが産気づき、それで生まれたのがほの香さん。という訳でこの二人はほぼ同時に育つことになったのでしたとさ。

 

そのジンクスの最たるものは「タイム君がほの香さんにプロボーズしたら、タイム君が死んだ」なのですが…ジンクス恐るべし。これは誰にとって吉事なのか凶事なのか。

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12/31:大晦日:なのは洋菓子店の個人的感想

「なのは洋菓子店のいい仕事」、最終巻が発売されて2週間ぐらい経ちました。毎回お話が終わると総括をしているので、今回もしようかと思います。長文です。

 

思えば、前の「神のみぞ知るセカイ」というマンガは、主人公は変人ではありましたが、僕が考える「王道少年マンガ」のフォーマットをきっちり踏襲したマンガでした。 つまり↓

 

1・魅力がコンパクトであること

2・1をひたすら繰り返していること

3・主人公の目的と物語の目的が一致していること。

 

 

魅力あふれる、しかも瞬発力のある魅力を持つ主人公が、その個性でもってエピソードを解決し、その繰り返しが主人公の野望や目標にもつながっている。まあこれが基本の基本なんですよ。何なら3をのけると、全てのマンガの基本になります。

 

翻って「なの菓子」を見てみると、上の三条件を全く満たしていません。決め台詞とか誰も言わないし、一般グルメマンガのような食べて→うまい!というルーティンもない。毎回やることは違うし、そもそも語り部はセージでありますが、明確な主人公も存在しません。お店の話だということだけが何となくわかる。

 

何となれば、僕は神のみと同じことをしたくなかったんです。神のみに長いこと関わったおかげで、僕は「マンガとは?」「主人公とは?」みたいなコンセプト的なインフレが極まりきっていて、神のみスタイルのマンガを繰り返しても、もはや縮小再生産にしかならないと思っていたんですね、当時は。

 

例えば、こういう形にするつもりは全くありませんでした。

 

 

そこで、コンセプト的な部分は「ねじの人々」で継続し、サンデーの方では、”全部違う数字でポーカーの役を作り直す”というのが、なの菓子のチャレンジだった訳です。

 

念頭にあったのは「究極超人あ〜る」です。お菓子屋を部室に見立てて、個性的な人が入り乱れてはお菓子のを食べて帰って行く。それをグルグルグルグル回していく。みたいなことを考えていました。だから、タイムくんのたたずまいはあーるくんがモデルなんです。そんでもって、群衆コメディのスパイスとしてあだち先生の「ラフ」みたいにライバルの和菓子屋を置く。

 

我ながら、この舞台はすごく魅力的だったと思う。

 

ただ、その魅力を100%出せたかと言うと、自分の力不足を感じました。どうもスカスカしてるというか、サイズの大きな服を着て歩いてるような…。いくら腕を振り回してもお話が追随してくれない。18ページという何とも言えないページ数に終始悩まされました。お菓子を食べるだけには多く、お菓子とストーリーを両方描くには短い。なんとかお菓子とストーリーを畳んで両立させたい。しかし、そのために必要なキャラクターの超能力やリアクションを使わないと縛っている状況。その解決策としては、早速3話目ぐらいに兆候が現れていますが、ストーリーのテンションで押し込んでいたのです。ただ、この方法だとお菓子がどんどん後退していってしまって、お菓子が脇役になってしまいました。むむーん!これが14ページだったらなぁ…。

 

そのままお菓子が主役になることはなく、セージくんがどんどんストーリーの中心になって、彼には過大な負担をかけてしまいました。申し分けないなぁ。

 

この過度な自分縛りは、当時の僕がいかに尊大であったかと言うことでもあったんですが、同時に「神のみを続けるのに必要な力」というものを考えていた部分もあります。神のみを続けていくと桂馬抜きの展開がかなり続くだろう…個々のキャラがバラバラで動いて面白くかけるかどうか…。ですから、神のみの続きを作るのはしばらくない。と思いますね。

 

とはいえ、本当はそういう不具合も全部含めて続けるのが責任というものだと思うのですが、前にも言いましたが、金銭的な問題も立ちはだかりまして終了させてもらうことになりました…。いい設定を作ったと思っていただけに、不完全燃焼感がつきまといます。だから最終回は、しがらみをぶっとばして爽快感だけを優先して描きました。この最終回だけはスカっとしました。

 

まあ、話せなかった重要なお話も沢山あって、どうして菜花と白川が仲違いしたのかとか、言ってないですしね。

 

なかでも、「誰がタイム君を殺したのか?」という話ですけども。そう、タイム君は死んだんじゃなくって、殺されたんですよ。言葉のお父さんにね。

 

それを踏まえて考えると、一連のタイム君の行動や、なぜ、サリンジャー社内での勝負がすんなり決まっていったのかというのが、結構わかりやすくなります。ねぇ。これをちゃんと描いていったら、更に5冊ぐらい単行本が増えるでしょうね。言葉やほの香さんの話も絡んでいくので、タイム-ほの香、言葉のアイデンティティのお話もまとめて棚上げされてしまいました。でも、これをちゃんと描いてしまうと、タイム君は物語の最後に本当に死んでしまうでしょう。でも僕の心情としては、タイムくんに死んでもらうほどの話を僕が描いたか?という疑念があり、タイム君には引き続き生き残ってもらうことにしました。

 

ただ、苦しみながらも、毎回毎回答えを探してもがいた作品です。ものを作る話ということで、自分に対しての言葉も沢山あります。特に最終回に向かう話・セリフは、後でみたら全て自分へのメッセージとして読めるような気がします。

 

 

最後までなの菓子を読んでくださった方々、ご愛読ありがとうございました。

 

 

ただいま次のお話を僕は構想中です。構想…どころか、もうかなりできちゃってます。次はもう一度、自分の力を発揮できる王道スタイルでやるつもりです。

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12/16:なのは最終巻7巻発売です。

なのは単行本第7巻発売しました。

最終巻です。

 

色々積み残したことはありますが、兄弟のことはそれなりに決着がついたと思います。そして最終回は、こういう店になればいいなぁという形を描いています。まだまだセージ君は半人前ですが、みんなで一緒に歩いて行ってくれると思っています。丘の上でね。

 

正直結構描きたいことは一杯余ってるので、その様子はこの後もブログでやろうと思っています。このブログで「 サヴァ?なのは!」という名前で検索してみてください。なのは洋菓子店のサヴァ?な様子が見られますよ。お菓子を食べるたびにこの店のことを思い出してしまうので、美味しいお菓子を食べた時に更新します。

 

とりあえず、これからのこのブログを楽しむためにも(?)、最終巻を是非お買い求めください!

 

書店特典は以下の通り!

http://websunday.net/news/16121413.html

 

よろしくお願いします!

wakakitamiki * なのは洋菓子店のいい仕事 * 19:47 * - * - * pookmark

10/27:スタッフさんから色紙をもらった話

サンデーまだ発売してます。

なの菓子の最終回、感想たくさんありがとうございました〜。

次の打ち合わせも、現在「極めてスムーズに」進んでおります。

 

スタッフさんから終了記念の色紙をサプライズでもらった。

こういうのホントに嬉しいよ。

特にこのメンバーは、連載2本で大変なスケジュールが多かったのにずっと笑顔で頑張ってくれて…こちらがお礼を言いたいところです。ありがとう。でも、京都でUNOで僕にドロー4を食らわせた奴は、いずれ闇討ちをかけるつもりだ。あれで興奮して喘息でちゃったよ。

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10/26:なのは洋菓子店最終回です。

今日はサンデー発売日です。


「なのは洋菓子店のいい仕事」70話。最終回です。

1年半の間の連載でしたが、本当に紆余曲折を経た連載でした。本当はもう少し長くやるはずでしたし、特に打ち切り!と言われたわけでもないのですが、悩みに悩んだ末、終了させてもらいました。


それでも、最後の10話ぐらいでかなり本筋に入って来れられて。一番の「幹」の部分は描けたかと思います。特に最終回のお店の様子は連載前に思い描いていた感じにかなり近くて満足です。ここがある意味「1話」になるんですね。


問題は「枝」の部分で、女の子たちとの話がまだ全然描き足りないんですよね。


まあ、これはこのブログでちょくちょく追いかけていきたいと思っています(まだやるんかい)。



ただいま、色紙プレゼントできないかと考えて、色紙を描いています。興味のある方は何となく覚えておいてください。いつか告知します。



まだまだ言いたいことは一杯あるのですが、物語の本当の「総括」は最終巻が出た時にまとめてお話しようかと思います。読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!!

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10/19:なの菓子第69話の話

実はギモーブさんは三段階進化で、あと一つさらなるモードがあったのですが、出さず仕舞いでした。

 

サンデー発売日です。今週は69話。来週の70話でなの菓子は最終回です。昨日の朝に、最終回は描き終わりました。今はもうな~んもやることがないんですけど、全然眠れなくて…。原稿描いてる時はあんなに眠たかったのにね。身体がまだ描き足りないぞ~って言ってるような感じがします。その気持ちをスタッフさんとボードゲームにぶつけたら、カタン、チケットトゥライド、ラブレター、インカの黄金と、徹夜明けなのにゲームでもういっぺん徹夜しちゃいましたよ。

 

ともあれ、あと1話、最後の1話は僕が描きたかったなの菓子が現れる予定です。どうぞよろしくお願いします。

 

で、まだスタッフさんが帰っても、全然寝れなくて、ジム行っても寝れなくて、今なにやってるかと言うと、

 

FALLOUT4のMOD導入をしてるという。

時間あるし、大作もできるわ。

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10/18:なのは洋菓子店のいい仕事第6巻発売の話

なの菓子6巻発売しました。

 

今回の表紙は結構いい感じだったと思います。どら焼きの皮って洋菓子と和菓子の融合的なお菓子なんですけど、フランス菓子の手法的には意外と似たようなものがないという。どら焼きの皮はカステラともスポンジとも違うんですよね。セージの作り方でどら焼きを作るとかなりドライな出来になると思いますねぇ。

 

ただ、フランス菓子の焼きの本質と言うか、「粉の一粒一粒を励起する」ような火の通し方は、直火で焼くどら焼きを焼くことでもセージは学んだはずです。こういうことをもっと描きたかったなぁ。

 

ツイッターでの購入報告ありがとうございます。嬉しいです〜。終わりも近いですし、感想などもいただけると、さらに嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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10/16:なのは単行本第6巻のお知らせ。

サンデー発売中です。なのは洋菓子店のいい仕事。今週は68話。セージとタイムの関係性に一つの区切りをつけたつもりです。

 

このお話のストーリーの一つのテーマとして「他者に縛られるアイデンティティ」ということがありました。主要登場人物は全員、他者の存在によって人生を左右されてしまってる人ばかりです。セージはタイムに、ほの香もタイムに、かの香はほの香に、そしてタイムは「店」に。誰一人として「自分らしく」生きていると思ってる人がいないのです。これはねじとも共通するテーマで、神のみ直後の僕の頭を支配していた「人間ってどうして悩むんだろう」「自分って一体なんだ?」という悩み(?)を考えるために自然発生的に生み出された構造でした。これは漫画家という職業にも常につきまとっていることなのです。

 

そして、なのは洋菓子店の単行本第6巻が発売になります。

 

WEBサンデーで書影とメッセージペーパー情報が出ました。

http://websunday.net/news/16101202.html

 

ペーパーはハロウィン…ではなく万聖節仕様。かわいいでしょ。今回のお話ではセージがどら焼きとタルトタタンを作り、自分の「成長痛」と戦うお話になっています。カバー裏は「都内の名どら焼き」のお話。

18日ごろ発売です。どうぞよろしくお願いします。

 

 

そして、なのは洋菓子店のいい仕事の連載は70話で終了します

 

あと2話です。別にDOAXのVR発売に合わせるために終わるんじゃないですよ!現在最終話の原稿を書いています。最後はモヤモヤしない結末wになる予定です。是非読んでください!

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9/29:なの菓子66話の話

サンデー発売中です。

なの菓子は66話。東急プラザ銀座でクレープを買う言葉さん。

言葉さんが帰ってくるのかどうか、自分でもよくわからなかったんですが、こういう結末になりました。

 

どんどんお菓子要素のなくなっていく展開。あと2話ぐらい続きます。

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