7/10:メモリーインラスベガス・(6)ミントとキャンディとチョコ

作業しながら、「ビックリボウスキ」をダラダラと見る。すさまじくオフビートな映画だけど、コーエン兄弟の映画で一番好きな映画(の一つ)。こういう映画やテレビ番組って日本でも結構あるけど、これは個性が際立っていて会話がすごい面白い。タランティーノスタイルだけどこっちは会話が全然かみあってない。玄田さんの吹き替えがもう最高。


そのビックリボウスキの冒頭で、スーパーで買い物をするシーンがあるんだけど、その大きさ。それを見て、ラスベガスでも一番楽しかったタダの時間つぶしがコンビニだった。



物量の多さ!

コンピニといっても、ちょっとした小さなスーパーぐらいあるんだけど、お菓子だけでもうなるほどの種類がある。


日本も店売りお菓子の大国で、相当なお種類のお菓子があるけども、アメリカの、特にフレーバーの種類の多さには舌を巻いた。同じキャンディ、M&Msだけですごい種類の味がある。ツイッターでも画像あげたけど、オレオだけで6、7種類並んでる(しかもビッグサイズ)。クリームが多いオレオと、三枚重ねのトリプルオレオとか同時に出さないといかんものなのか?日本も相当な種類が一年に出るが、それは大体期間限定とかでリレーしていくもの。場所の制約もあるしね。それがここでは一同に介している。飲み物のコーナーでも一緒で、コーヒーも水もめちゃくちゃ種類多い。大学生だったら相当毎日食べ比べ飲み比べできそうだ。味の方は日本人好みかはわからんが…。

しかもどれも量が多くて、こんなの食ってたら体重が大変なことになるぞ、と思って棚の横を見ると、「意識が高い人w」向けのオーガニックで身体にいいクッキーやクラッカー、ドライフルーツのコーナーがこれまた多様な布陣で用意されてる。さすが消費大国というか、あらゆるニーズ向けに商品があるという感じ。うーん。スピルバーグの「未知との遭遇」とか「ET」なんかで見るモノで溢れた子供部屋に小学生の僕は相当憧れたものだけど、今だとなんか無駄が多そうだなぁと思ってしまう。年取ったね。

しかし、ミント味の多いこと。

wakakitamiki * ラスベガス旅行 * 03:12 * - * - * pookmark

7/3:メモリーインラスベガス・(5)きりひと賛歌を思い出したらいけないんだろうね

ワールドカップ。試合を毎日やらなくなると、試合がない日がすごく寂しい。というか、試合がない夜に無性に落ち込みがやってくる。この気持ちををあんまり育てない方がいいので、気晴らしにラスベガスのお話の続きをする。


ラスベガス旅行で印象深かったこと。第3位

シルク・ドゥ・ソレイユ!

オーシャンズ11で、「ラスベガスは大人の遊園地」という話があったけど、本当にラスベガスというところは、金さえあれば全てが得られる場所だ。ホテルのなかでは美しいコールガールが闊歩し、ホテルのアリーナではロッドスチュワートやブリトニーが毎日ショーをして、おなかが減ったとなると、世界中の高級レストランがイオンのフードコートのような勢いで集まっている。娯楽性という点では本当に最高のものがそろってる。何ならパックマンの筐体まであるんだ(アメリカにおけるパックマンの人気ってのは何なんだろうね)。

それゆえに、娯楽の競争は非常に厳しい。ショーもどんどんと入れ替わっていく。マジックショーも昔は沢山あったのに、今はカッパーフィールド1人だ。ショーを出してるホテルそのものがどんどん時代遅れになり、次々と新しいホテルが建造中。夜のラスベガスを歩くと至る所で大音量で工事が行われている。

その最高峰の娯楽の園で、20年もの間一番の人気を誇っているのがシルクドゥソレイユだ。こういう触れ込みだけで、シルクドゥソレイユのすごさがわかるというものだけど。

僕もシルクドゥソレイユを日本で2回ほど見てたし、幻想アートサーカスがどんなものかわかっていたつもりだった。まあ、実際ボリショイサーカスしか見たこと無かった自分にはシルクの初見のインパクトはすさまじかった訳ですけども。しかしそれでも、ラスベガスで見たシルクドゥソレイユはそれはそれはすごかった!

特に「オー」!

今回は「オー」と「ラブ」と「ミスティア」の三つを見てきたんだけど、今のシルクのフラッグシップショーだけあって、「オー」は見事すぎた。プールを舞台にした肉体と音楽とアートの競演。水が溢れたり無くなったりという演出に驚き、芸術性に眼を奪われ、何よりシンプルに「人間ってすごいな!」と素直に感動する肉体性、技術力の粋!地面を見ずに背中向けに落ちていくことが怖すぎる。下に水があるってよく信じられるなぁ。一歩間違えば死ぬんじゃないかというスリルと隣り合わせの感動は、何だか妖しい香り。自分がマハラジャになったような気分を味わえる。本当にラスベガスという場所にぴったりのショーだと思った。

そもそも、「オー」は長くやってるショーだからか、単純に失敗がない。シルクのショーはどれも見事だけど、今まで見たショーは必ずどこかで一度は失敗があった。相当危ないことをしてるので、失敗すると結構心に残るというか気になっちゃうんだよね。実際ラスベガスで「ミスティア」も見たけど、「ミスティア」はしばらく休んだ後の再開だったからか3回ぐらい失敗してた。しかし、「オー」は本当に完璧。シルクのなかのシルク。ベガス本店!



後、ビートルズ好きとしては「LOVE」を見に行けたのはよかった。サントラを買って聴いてはいたけど、まさかこの目で見られるとは思ってなかった。シアターに入ると、十字の形のステージに取り巻く感じの客席、その上にステージと同じように十字にスクリーンが四枚並んでいる。オープニングともに流れる大音量のゲットバック、それに併せてスクリーンに映る、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴのシルエット。「レットイットビー」のルーフトップコンサートに参加したようなその気分!ビートルズ後追い世代には本当にたまらない体験だった。

もちろんおみやげ一杯買った。

そして、「LOVE」を見終わって外に出たらこの景色。ホントにここは地球なのかな。

wakakitamiki * ラスベガス旅行 * 04:37 * - * - * pookmark

6/23:メモリーインラスベガス・(4)連邦ジオンだと簡単に移動できる谷だが

ラスベガス旅行で印象深かったこと。第1位

前5位でいきなり1位ですよ。



まあ、グランドキャニオンなんですけど…。ベタなんですけど、そんでもって、ラスベガスじゃないですけど(もっと言うと前の射撃もラスベガスじゃない!)

グランドキャニオンのすばらしさ!

聞くと、あのテレビじゃあ頭髪を散々いじられてる高橋克実さんも、実際みるとすごいセクシーなおじさまって話じゃないですか。僕も写真や映画で散々みましたよ、グランドキャニオン。しかし、実物のグランドキャニオンのスターオーラよ!地球が割れてるんですよ。生半可なものじゃない。その割れ目がひたすら地平線の果てまで続いてる。その巨大さ。こんなものとてもじゃないけど、カメラに収まるものじゃない。


僕はかなりの都会っ子。正直言ってそんなに自然が好きって訳じゃない。

グランドキャニオンのアイドル、リスを見ても。正直そんなに。病気もってそうだし(実際持ってるから注意しろってガイドさんに注意される)。そんな僕でもこの場所にずっといたい。この谷のなかに入ってみたい。自分がどこまでも小さくなり、色々なものを忘れられる。神聖なものを感じさせる場所だった。


で、その心洗われる場所のショップで売ってる本。



Death in Grand Canyon!

今までグランドキャニオンで死んだ人を死因別に詳細に記した本だ。しかもこの表紙を見ればわかるが基本娯楽的に。600ページもの分厚い本のなかは死人のワンダーランド。ガイドさんによるとこの本がショップで一番売れてる本らしい。作る方も作る方なら買う奴も買う奴(僕や)。

なかを読んでみるとご丁寧に死因のところを太字にしてあったり、複数の死者のところには丸数字で死者数をわかりやすく示してあったりと、実に反応に困る本だ。

しかし、

「(グランドキャニオンの下に流れる)コロラド川で死んだ人」の章を見てみると、ずらっとならぶno life jacketの文字。注意されても泳ぐ。禁止されても泳ぐ。そして死ぬ。他の章を見てみても、何年かごとにコピーペーストのように同じことが起こって死者が出る。あの景色思いうかべながら、この本を読むと火の鳥を読んでるような気分になる。グランドキャニオンにはほとんど柵というものがない。ちょっと横を見ると、絶壁から下りていって、楽しそうに写真を撮ってる人達がいる。本を読むとああいう人達のなかから、毎年1人か2人は落ちて死ぬ。そして、来年の本の「断崖から落ちて死ぬ」の項に入る。そして毎年少しずつページを増やしてまたペストセラーになる。ううむ。


一緒に行ったスタッフさんにとっても一番印象的な場所の一つになったようだ。

wakakitamiki * ラスベガス旅行 * 20:06 * - * - * pookmark

6/12:メモリーインラスベガス・(3)鉛色のパッティングセンター

ラスベガス旅行で印象深かったこと。第5位。


実弾射撃。


これはラスベガス旅行、最初のハイライトだった。銃が合法の場所に行ってピストルを撃つ。こんなことを楽しみと言ってしまっては、一般世界においては、下手したら危ない人扱いされてしまう。しかし、漫画描いてる人間なら、これは誰しもが興味のあるもの。銃を撃つシーンはマンガで非常に高い確率で描くことになる場面。もちろんモデルガンで十分に事足りることであるが、すぐそばにホンモノが試せる機会があるなら逃す手はない。もうアメリカなんて二度とこないかも知れないのだから。

結果として、撃ってみて初めてわかることというのは大いにあった。

持ったときの緊張感。口径・種類によって全く違う銃声と反動。何より、銃がとんでもなく恐ろしいものだということ。それが引き金の感触と一緒に刻み込まれた。


GTA5に出てくるガンショップのような場所。そこに入ったら、まずゴーグルと耳当てを渡される。そして銃を取り扱う上で厳重な注意。何があっても銃口を人に向けない。片手で撃たない。両足を揃えて構えない(反動を受けられる姿勢にする)…。こちらの「銃とか、アメリカ人にはバッティングセンターみたいなもんでしょー?」みたいな気分を叩きつぶすガイドさんの緊張感。ビクビク。

登場したのが、22口径(S&W M216)

これでツアーガイドさんがまず見本を見せてくれるのだけども、この22口径が実際めちゃ拍子抜けする音。まあ、耳当てつけてるからと言うのもあるが、正直ガスガンとあまり変わらない。パシッパシッ!という感じの音。実銃ってこんなもんかと…。

しかし、僕がさあ撃とうかと思ってブース入るとそこに置いてあったのは、22口径じゃなかった。

38口径(Colt King Cobra)が置いてあった。

日本の警官が持ってるリボルバーと口径。「やり方は22口径と一緒ね」とガイドさんが言うので、見本の通り弾をこめ、撃ってみる。



ガヴォォン!

腕にズンと言う衝撃。22口径と全然違うじゃん!まさに銃声という重い音と反動。そこからは一発一発がすごい緊張感。これ当たったら間違いなく致命傷だろうという実感。これが実銃か…とんでもないな。

そこで6発×4周撃つ。

↑結果。左が5メートルの距離、右が10メートルの距離で心臓当たりを狙って撃ったもの。結構不発があるので数はあってないけども、両手で構えてしっかり狙って打っても10メートル離れるともう当たるもんじゃない。訓練と、あと筋力があって初めて当たるものなんです。動いてる相手に片手だと、素人なら3メートルでも当たらないだろう。

その後、さきほどの22口径の銃に持ちかえて2回戦。

やっぱりパスッパスと言う感じで、こっちだとかなり扱い安い。しかし、なんだか不思議なもので38口径を撃った後だと不安というか「こんなパワーで大丈夫かな」と思ってしまうのです。こんなんで興奮した暴漢とか止められるんだろうか?となる。これが銃を持つ人の考え方なんだろうか。

そんなこと考えていると…何だかこの当たりで僕は気分が悪くなってしまった。この銃声がバンバン流れている空気自体が、非常に神経に障るというか。早くここから解放されたいという気持ちになってしまって、2種類試したところで僕は見学に回ることにした。

まだまだ元気な人達はさらに大きな口径に進んでいく。そこからは、さらなる狂気の世界。ヤワな奴なら肩が外れる44マグナム。ゾンビ相手ならこれベレッタ。ゴルゴ御用達M16等々。しかし一番インパクトがあったのはデザートイーグルだ。

銃声。

バゴゥン!火!ブォーン(衝撃波)

空気が震えるほどの衝撃波と火を噴きながら弾丸を発射するハンドガン。誰を相手にした時使うんだ、これ。

ここまで来るとシュールなまでの威力で、みんなに与えた影響は相当なものであった。が、その僕らの空気を切り裂く、隣りのブースからの化け物の咆吼のような巨大なサブマシンガンの銃声。そして歓声。みたら、化け物マシンガンを撃っていたのは、女の人だった。その女子は撃った後に大喜びでガッツポーズをし、回りで見た人達もヒューヒューはやし立てていた。…やっぱりバッティングセンターじゃないのか…?全て打ち終え、射撃ブースを出ると、さっき撃っていた銃が一杯並んでいた。売り物として。一丁が5万とか6万とか、そんなものだ。なんぼでも買えるじゃん。


外に出たら、荒涼とした砂漠。まるで西部劇だ。漫画家としては非常に面白い体験だったけど、楽しいという感じのものじゃなかった。銃のない国で本当によかった。



僕らが帰ってしばらくした後、YAHOOニュースをみたら、ラスベガスの郊外のピザ屋で銃の乱射事件が起こり、警官2人、一般人1人、自殺した2人の犯人、計5人が死亡したそうだ。

wakakitamiki * ラスベガス旅行 * 16:45 * - * - * pookmark

6/8: souvenir

ラスベガスの旅行の話をちょぼちょぼ始めているけど、実はラスベガスで一番嬉しかったことがあって、その話を先にする。このペースでやってたら、この話が登場するまでエラク時間がかかってしまいそうだから。
 

旅行の最終日に、一緒に行ったスタッフのみんなから贈り物をもらった。

(クリックで拡大)

色紙だ。

しかも、ラスベガスに行ってないメンバーのメッセージまである。神のみにレギュラー経験者総出演。聞けば、何ヶ月も前から回覧板のように回して描いてくれたらしい。これには普段ドライアイでならした僕も参った。ラスベガスのどんなものよりもこれは嬉しかった。

6年もやってるとスタッフも結構な人数になる。そして、この色紙に描いてくれてる人の半分はもう独立して作家になってる。それはとても嬉しい。実際、連載の現場で働くことは将来人を使って仕事する時にすごく役立つ。でも、こんなにお礼を言われるとちょっと申し訳ないような気分でもある。うちの仕事場ではプロアシという人はおらず、作家を目指してるというのが採用条件であるので、残り半分。僕もまだできることがあるような気がする。ラスベガスがその刺激になってくれたらいいな。

なんて言ってたら、スタッフ某氏はすっかりカジノが好きになってしまって明日からマカオに行くそうだ!違うところ刺激してもーた!

wakakitamiki * ラスベガス旅行 * 23:59 * - * - * pookmark

6/3:メモリーインラスベガス・(2)全米一安全な欲望街

ラスベガスという場所を頭に思い描いてみてみよう。どういう場所か?

金と欲望と女の街…
カジノに群がる人々…
壮麗なホテル…
昼間のように明るいイルミネーション…

僕もまさしくそういうイメージを持っていたんだけども。
実際行ってみたらば…


1000%イメージ通りの街!


何しろ、空港降り立った瞬間から空港内にスロット!
時計がロレックス!
何か知らんが乱立するガチムチ男の写真!
街に入ればまばゆいイルミネーションに夜中の10時でも溢れる車、人。

笑ってしまうほどのラスベガスな街だった。


しかし、一つイメージと違うものがあったのです。


それは、安全だということ。


これは知らなかったが、ラスベガスという街は全米でもっとも安全な街なのだそうで。あれ?おかしいぞ。映画の『カジノ』でデニーロが冒頭でいきなり車ごと爆発しとったがな。ジョーペシみたいな火薬が服着てるのが、ウロウロしてるんじゃないのか。

何でも、人を多く呼び込むために中心街は徹底した治安が敷かれているそうで。街ごとディズニーランドのようなファミリーエンターテインメントシティ化しておるのだ。実際、歩いてみたらこれは事実だった。真夜中でも女の人が二人連れで余裕で歩いているし、旅行中身の危険を感じることは一度もなかった。少なくとも、小学館謝恩会の二次会の会場の周りより全然怖くない。安全さを端的に表してるのが、タクシー。乗客と運転席の間にアクリル板のような防犯対策の類いが一切ない。東京でも防犯対策してるというのに。


というので、到着したその日に、夜中の三時ぐらいに有名なルクソールホテルに行ってきた。



これがホテルとは…ラスベガスには高級なホテルと豪華なホテルがあるんだけど、豪華なタイプは古びると高速でラブホのように見えてしまう。



↑これで夜の4時。それにしても、なんという場所だ。日本の表参道や銀座でも十分賑やかだとは思うけど、もはや別の星だ。


もちろん全てが安全じゃなくって、中心街を離れたらそうでもない。

古いラスベガスの地域「ダウンタウン」にあるプラザホテル。バックトゥザフューチャー2にも出てきた。この回りは日本のお祭りの日ぐらいの治安の雰囲気。ここはここでイメージ通りで良い感じだった。

wakakitamiki * ラスベガス旅行 * 06:38 * - * - * pookmark

5/31:メモリーインラスベガス・(1)砂漠の竜宮城


まんまシムシティ。
アメリカの平らさ。


ラスベガスから帰って来てもう10日も経ってしまってることにしばし衝撃。このままだと何もかも忘れてしまいそうなので、印象的だったものを色々書いていこうと。


神のみの連載終盤での仕事場みんなの精神的支柱。
それが旅行だった。

なんと、ラスベガスだ。
自分でもビックリ。

我ながら温泉旅行でいいじゃんという気もしないでもなかった。ただ、6年間机にずっと向かって外に出なかった鬱屈、そして、僕と同じように消極的であろうスタッフも旅行に狩り出して想い出作りを無理矢理させる。そんな僕の見栄とストレスが、アメリカの風を求めてしまったのだ。こんなことでもないと、ラスベガスなんて絶対行かないだろうと思ったしね。

そして神のみに関わったスタッフに新旧問わず声をかけた。「ベガスでがす!」

さすがにここまでの目的地となると、出不精のスタッフ諸君もパスポートをマッハで取り、既に連載を持っている元スタッフさんたちもスケジュールを工面し、羽田空港に集まったのは11人。予想以上の集まりの良さにお金を出す僕は多少の戦慄を背筋に感じたが、そんなことはおくびにも出さなかったのであった。

さすがにこのインドアオーシャンズ11をトラブルなしで行動させるのは不可能だろうということで、フルタイムの添乗員さんをつけた。この添乗員さんは誠に大活躍をされますが、その計12人でゴートゥヘ・・・ベガスとあいなった。僕も旅行はアルバ終了直後のイタリア以来だし、スタッフの半分以上が初めての海外旅行。ドキドキとワクワクがギャレットポップコーンのように混ざり合っておりました。


そんな僕たちを待っていたのは。


砂漠に立つ桃源郷だったのです。

wakakitamiki * ラスベガス旅行 * 13:39 * - * - * pookmark
このページの先頭へ