3/16:永野護デザイン展

ところざわサクラタウンでやってる、「永野護デザイン展」に行ってきました。

JKプラモのオフ会も兼ねていたので、ダグ君と担当編集の方と一緒に。

 

東所沢の穏やかな景色のなかに突如現れる隈研吾建築。多すぎません、隈研吾?隈研吾って何人いるんです?

 

 

KADOKAWAってお金あるんですね〜。

 

この右のゲンコツみたいな建物で行われてるのが永野先生のデザイン展。

 

 

ボクはファイブスター途中脱落組で ゴティックメードも未見という人間なんですが、そこは筋金の入った永野ファンのダグ君が一緒なのでずっと話を聞かせてもらって。何でもダグ君は前日にもこの展覧会に行っていて、4時間見てたそうで!元気すぎるよ。

 

それにしても余りにも美しい設定の数々。ファイブスターは史上最も美麗なロボット物語でしょう。もう既に言ったかも知れませんが、ボクは初めてつけペン(Gペン)を買って描いた絵がレッドミラージュでした。当時熱狂していたらんまじゃなかったんですよ。それぐらい、デザインもタッチも美しかったのです。絵描きの本能が猛り狂う展覧会でありました。なんでこんな細いキャラばっかりなのって話してたらダグ君が「コマネチ好きだからじゃね?」とのこと。なるほど。だからモーターヘッドもコマネチ化しちゃったんだ。

 

そしたら会場で美水かがみさんに突如お会いする。

犬の話を色々聞かせてもらう。美水センセに会うと必ず犬の話。

 

 

施設内の角川食堂で「永野アトリエ賄い飯」なるメニューを食べました。何でもこれが永野先生の原稿最終日に本人手料理で出てくるそうだん。意外とかわいいカフェ飯スタイル。美味しかったです。

 

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3/14:生き霊だったのか

おかしいな。

 

昨日一昨日は、腕を5度ぐらいしか上げられないぐらい右腕に激痛が走っていたのに、もう何ともなくなっている…。一体何だったんでしょう。五十肩だと思ってたのに、なんか若返ったんでしょうか。

 

それとも、さらばの配信であいなぷぅが言っていた、生霊が腕を引っ張っていたのでしょうか。(さらば配信のパーパー、めっちゃ面白かった) ともかく、あまりにあっさりと何ともなくなったので、それはそれでよかった。

 

なので、ようやく年賀状を塗り始めました。通常運転の取りかかり。

 

 

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3/12:五十肩?

6時間近くの打ち合わせ。

疲れ切る。


長い時間の打ち合わせは、ほんと無意味。雑談で5時間とか6時間ならともかく、内容を決める打ち合わせは1時間半ぐらいで十分。もしそれ以上になったとしたら、そもそも議題の問題設定が間違っているのです。これは1ヶ月ぐらい放置していた問題が、顕在化したとも言うべきでしょう。しなければいけない決断を避けて避けて通った結果が、これ。しかも徹夜明けに。話し合いのフリをした話し合いを続けて、ブラックアウト。

 

あ〜才能ないわ〜って思いながら帰ったら、右肩に痛み。

 

なんですか、これは。腕を上に上げられなくなってるんですけど。これって、もしかして五十肩?!え、こんなにある日突然なるの?サラダ記念日みたく。五十肩記念日。

 

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3/11:アメリカンフィクション

震災の日。

今年も寄付。

 

ネームに苦慮してる間に逃避で映画を見ました。

 

「アメリカンフィクション」

 

 

アカデミー脚色賞とれたてホヤホヤの作品。監督は「マスターオブゼロ」とかドラマ版の「ウォッチメン」にも関わっていた人で、米国のエンタメ世界での非白人の描かれ方についてすごく自覚的な人と思われます。

 

お話は2つのパートに分かれています。主人公の小説家「モンク」の家族の話。それと、白人向けの黒人を黒人を冗談で書いたらそれが大ヒットしてしまうコメディストーリー。

 

普通の人間として黒人が出てくると売れない、売れるために、本意ではない脚色をしなくてはいけないという物語。これはひいては、真面目な話を書いてもウケない。「ヒットさせるためには"馬鹿な客”向けに書かなきゃいけない」という命題になってきます。くすぶっている人間が誰しもぶち当たる壁です。大分前に編集者の人とした話で、「デジタルのマンガで過激な設定の作品が人知れず大ヒットしてるが、あれは色々割り切ったベテランの漫画家さんがお金稼ぎで描いているんだ」と教えてもらったことがあります。こういう話は世の中に一杯あると思います。

 

しかし、ボクから言わせてもらえると、こんなのうらやましい話です。このモンクという人は結局すごく才能がある人なんだと思います。馬鹿に向けて描いても、ウケない人はウケないと思いますし。ボクの元スタッフの人で、FANZAのエロ同人で荒稼ぎしてる人がいます。その人は同人をやる時にFANZAでウケてるジャンルを見て、それを組み合わせてやっただけです。と、なんだかそれをボクは大したことをしてないという風に言うんです。しかし、同じことをしてもウケない人はウケない。

 

実際、作家はこんなナイーブなことも言ってられないですし、必死で時代にしがみつくしかないんですよ、大概の人は。観客の質を嘆けるほどすごいものを描いてみたいものです。まあ、論点はズレてるかも知れませんが…(笑)。

 

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3/10:お菓子の危機

訃報が多くて落ち込んでる気分を晴らしてくれる。チャンスの時間のななまがり。

 

読者の方には、ボクにお菓子を与えたい時はヨックモックを送っておくれと、常に言っています。なので、ヨックモックがよくお家にあるんです。夢のようですね。でも、その夢が最近危機ですよ!あっという間になくなっちゃうんです。ギフト缶が。

 

これ、ボクが食い意地が張ってるとか、そういうことでもないんですよね。小さいんですよ。ヨックモックが。ホントに小さくなっった。昔ドゥーブルショコラとか、あの個包装の小袋一杯の形してなかった?それが今中身が少なくなって、大分オーバーサイズの包みになっていますよ。時代に合わせて。だから食べ応えがないから1袋ですむモノを3袋ぐらい食べてしまうんです(こうなると食い意地が問題かも知れない)。

 

今やお菓子の危機ですよね。特にこういう袋菓子。ロングセラーのお菓子というのは思い出とともに食べさせているんですよ。子供の頃のお菓子は本当に夢です。それが子供の頃の思い出と全然形が違ったら、楽しくない…悲しくなる。洗脳が解けてしまいます。

 

だから、値段が上がったとしても、大きさは同じであってほしい。

 

 

マテリエルのショコラグルノーブル。マテリエルのケーキも10年で400円→700円ぐらいに値上がり。

 

でも、シルベーヌが700円になったら買うだろうか…。う〜ん…。給料が2倍になるしかないですね。マンガの原稿料、10年前の2倍にならないかなぁ…。

 

wakakitamiki * ふとした話題 * 23:59 * - * - * pookmark

3/8:鳥山先生

鳥山明先生逝去。

 

サンデーに投稿する人で、サンデーのマンガが好きで入ってきた人ってあんまりいないんですよね。5人いたら3人はジャンプ好きって感じです。(それで残りのうちの1人はどこでもよかった人。残りの1人が高橋留美子先生か藤田先生キッズ)。そして、ジャンプ好きな人は全員鳥山明が好き、と断定していいと思います。鳥山先生のマンガが嫌いな人っているのかなぁ…。ジャンプのマンガは近年イラストレーター指向が強いですが、その原点で頂点が鳥山先生じゃないかって思っています。それでいて、絵だけじゃなくって、話やコンセプトもぶっとんでました。ドクタースランプは見たことないマンガでした。

 

でボクは、ジャンプ漫画からの影響が全くもって希薄な人間です。鳥山先生のマンガはまだ読んでいる方ですが、それでも、自分のなかに鳥山先生のマンガの影響があるかと言うと、皆無に近いです。しかし、そのボクがこの間書いた寄稿イラストに書いた台詞が、完全にドラゴンボールネタだったと言う…。ボクにとって、鳥山明と言う存在は漫画家というより、80年代90年代の時代のスーパースターという感じです。ユーミンのような。マンガが枠を飛び越えて、インフラに近くなってる。マンガの歴史上でも屈指の巨大な存在だったと思います。

 

wakakitamiki * ふとした話題 * 23:59 * - * - * pookmark

3/7:ノート

寒いなぁ。

 

プロットとネーム直しをして、打ち合わせ。

取材旅行の予定も立てます。

 

そういえば、最近ノートを導入しました。モレスキンのミディアム。

 

今更なぜノート?という感じですが。今まではネーム用紙にメモして、写メをしてそれで終わりって感じだったんですよ。それがそのメモに使ったネーム用紙の場所がわからなくなることが最近すごく多くて、記憶力が散漫になってるんですよね。現在、様々な理由で。

 

なのでノートを始めたんですけど、ノートって素晴らしいですね(初心の感想)!これはわかりやすい。時系列的にも固まっているので、アイデアの流れがわかりやすい!絵も字も同時に簡単に描ける!実に偉大な発明品じゃ。

 

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3/5:生身の身体

引き続き、色々準備中です。

 

歯医者へ行きました。

 

以前の診察で「歯ぎしりで歯が削れてる」問題の対処。詰め物の詰め直し。歯を削って大きな詰め物に。自分で歯を削って、歯医者で歯を削って。自分の歯がどんどんなくなっていきます。

 

 

参った参った。

 

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3/4:落下の解剖学(ちょっとネタバレ)

かのんちゃんの誕生日の絵を描きたいなぁ…と思いながら、

別用で出かけました。

 

そのついでに「落下の解剖学」を見に行ったのです。ついでで見に行く上映時間(157分)じゃないですけどね。

 

 

転落死した夫。自殺か?妻による他殺か?なんだかファーゴのようなポスターでワクワクするミステリー映画。

 

…と思っていたのですが、これはミステリーというより、家族のドラマでした。事件そのものは「藪の中」形式で確実な証言と言うものが全く出てこないので、結局、見ている人が自分で考えたものが答えになる。

 

その状況で、夫婦の会話をずっと聞かされることになるのです。事件と関係してるかも知れないから聞き逃すわけにいかないという状況で夫婦げんかを見せる形式はすごいなと思いましたし、すごくしんどい。神のみでも使いましたけど、ミステリを組み合わせると会話への集中力があがるんですよね。しかし、これが絶妙にどっちも言い分がある話をするんですよ。着地点を見つけられないんですよね。これは夫婦の問題もそうだし、世の中で起こっている事件にも、正しい判決を下すというのが実に難しいんだろうと、そういう気持ちになりました。

 

それでもこのお話は一応、決着はつくのです。その決着のつけ方もね。う〜ん、…と、く示唆するモノすごくが多くて。とにかくよくできた脚本だと思いました。上手すぎるぐらい。

 

上手すぎるといえば、犬の演技!ぱない。かわいい。多分来年あたりにこの映画を思い出した時、一番に頭に出てくるのは犬のメッシ君に違いない!ホントすごい演技!上手すぎてCGかと思いましたよ。この犬ちゃんが話せたら、全部解決するんですけどね、この映画。

 

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3/1:無有名詞

友達が結婚するというのでイラストを描きました。

 

こういうのって色紙に描くもんだと思ってましたけど、デジタルでくれとのこと。変わってるなぁ…。現物がなくていいのかな?昨日の打ち合わせの疲れを引きずりながら描きましたけど、これはこれで、結構いい感じで理想化した似顔絵を描けたように思いました。「現実どおり描くな!」というオーダーがあったとはいえ。結婚のマンガも描いてるし、これで商売やろうかな。

 

で、そろそろ散髪に行こうと思ってネットで予約しようと思ったら、散髪屋の名前が出てこない。これにはビックリ。そもそも固有名刺を覚えるのが大の苦手なんですけど、もう何年も通ってる美容院の名前を忘れますか?物忘れも異次元の領域へ。

 

もう固有名詞は覚えません。無理です。一般名詞しか覚えません。イラストの相手の名前を間違えてませんように。

 

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