5/18:日本よ、あれから6年だ

日比谷でアベンジャーズを見てきた。

アランシルヴェストリって、レディプレイヤー1でも音楽やってたなぁ。お忙しいなぁ。

 

最初のアベンジャーズが日本にやってきた時の宣伝コピー。「日本よ、これが映画だ」を見た時に、当時の僕たちは少し半笑いだったものだ。確かに人気あるんかも知れないけど、たかだかアイアンマンぐらいでどんだけエラそうやねん…と…。一杯ネタコピペみたもんね。

 

しかし、今のアベンジャーズを見て、笑うものはもうおらん。もはや、今のアベンジャーズは「神話」を目指してると言ってもいい。それぞれの運命を背負ったメガヒットスター達が、「宇宙のバランス」という壮大でかつ哲学的なテーマをかけて、2時間半の壮絶な戦いを行う。アランシルヴェストリの音楽もまるでギリシャ悲劇でも行われているかのような荘重重厚な調べを奏でる。この重さ!どこをとってもメインディッシュ。前菜とかない。ステーキからステーキへ。半端な胃袋じゃ胃もたれしちゃうよ。

 

もう、「キャラ多すぎて訳わかんねーよ」とか「結局、ソーとガーティアンズだけいればよくね?」とか「キャプテン、髪型おかしいやろ」みたいな軽口をたたける雰囲気じゃない。隅から隅までお金とアイデアが詰まった、こんな贅沢なエンターテインメントを見られるだけで満足だわ。

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5/4:レディプレイヤー1見た

ボクはゲームが好きだけど、ゲーム内で人付き合いって全然好きじゃないんですよね。

 

なんでゲームのなかでまで社会性が必要やねん!「こんにちは〜よろしくお願いします〜」とか言いたくないねん!ボクは一人になりたくてゲームをやる。特に最近ボクが好んでやるゲームはNPCすらいない。ボクしかない、一人がいい。

 

だからね、この『レディプレイヤー1』の基本的設定がどうにも入り込めなかった訳ですよ。見に行ったんですけど。

最初の仮想空間に一杯アバターがいるシーンでいきなりゾッとする。やだなぁ。これが全部NPCならいいけど。

 

言いたいことはわかる。ゲームのなかでは現実ではない自由がある。主人公は見た目もVR内ではイケメンでヒーロー。主人公の仲間たちも現実では性別や国籍なんかで壁があるが、ゲーム内では平等だ。そういう意味ではLGBT的な視点もある。しかし、現実のゲーム界はそれなりに格差も秩序も存在する。ドラゴンポーカーなんてひどいよw間違ったカードとか出しちゃったら嵐のような罵倒が飛んでくる。しかもそういうことをやる人はほとんどが上手い人だ。秩序を作る人達が率先して野蛮なのだ。

 

でも、ゲームというのはそういう場所とも言える。無礼な人間になることさえ、自由なのだから。

 

後半から、ゲーム世界を支配しようとする大企業が出てくる。そして、主人公たちはその大企業に戦いを挑む。ゲーマーたちの武器は、自分たちが愛してるサブカルチャーのアイコンだ。デロリアン、アイアン・ジャイアント、アキラバイク、ガンダム…。そこから映画は別の様相を呈してくる。つまり、サブカルチャー礼賛だ。ボクらが愛したマンガやゲーム、テレビドラマ、映画…そういうものを権力や金の支配から守らなければならない。多分に古くさい、でも、今でも守るべき、スピルバーグからの強いメッセージを感じた。ここからこの映画が面白くなってきた。

 

これはサブカルチャーvs政府とか、そういう昔ながらの構図もあるんだけども、最近はもっと複雑だ。フェイスブックやGoogleの個人情報が政治に使われたり、Amazonの拡大路線を見ても、元々はサブカルチャー側の人々が、やがてインターネットで帝国を築き支配をしようとしている。BS世界のドキュメンタリーで「透明人間になった私」という番組があったけども、今の時代「AGFA(アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾン)」の支配から抜け出して生活することはほぼ不可能になってしまっている。僕らは利便性のなかで精神の自由を失っている。昨日もamazonのサジェストにつられて、本を3冊も4冊も買ってしまったり、ソーシャルゲームに縛られて毎日ヘタしたら2時間ほどの時間をドブに捨てている。ツイッターだって、最初は好きなことが書ける気がしたけど、今じゃすっかり回りの目が気になって億劫になってしまった。ホントに牢獄につながれているのかも知れない。

 

毎週2日はゲームも、ネットもやめて、読書でもしよう。そんな風に思った映画後だった。

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4/22:MJも空を舞う

ネームが直しになったので(?)

 

グレイテストショーマンを見に行く。もう東京でやってるところが少なくて、昼にやってくれてる日本橋TOHOシネマズにて。まだ超満員。

 

とてもよかった。毎回ネームの前に見たくなるような、力が出てくる映画。

 

「SING」的な内容に「SING」を上回る歌力を併せ持ったような内容。作曲は「ラ・ラ・ランド」のチームだけど、歌を全く覚えられなかった「ララランド」に比べて、こちらの方のメロディーのキャッチーさよ。最初の2曲でアナ雪ぐらい映画の世界に入れた。これが賛否両論って信じられないな。ヒュージャックマンの全力疾走、全力歌唱、全力抱っこがすごかったしいいじゃん。フリークスの描き方が不満な方は「悪魔の植物人間」でも見ておけばいいんではないかね。

 

あと何か今描いてるネームとなんか演出がかぶってるようなところがあって、変えようかと思ったけど、まあ、別にいいか。気分がよくなったのでネーム直しもあっさりできるかと思ったけど、結局まるでできなかったとさ。ディスイズミー!

 

おやつは日本橋高島屋で期間出店してるブボ・バルセロナ。

グリーン!味はライチとパイナップル。

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3/6:ライアンの後ろ姿withブルーレイ

今日も作業。スタッフ候補の人は車を延々と描いている。

 

ブレードランナーのブルーレイが来た。

もう一度見てみたけど、作業しながらだとBGMしか聞こえない(セリフの音が小さすぎて)。でもやっぱりライアンは気の毒だった。ドライブ→ララランド→ブレードランナー。最近見たライアン、転生しても転生してもバッドエンドになっちゃう人。

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2/26:引き続き原稿

引き続き原稿。

久しぶりに新しいスタッフを入れようかと画策中。

 

WOWOWでやるのを待っていた『メッセージ』を見る。

『ブレードランナー2049』が面白かったので、ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の他の映画も見てみたかった。これも面白かった。ストーリーも面白かったんだけど、「言語を知ることは、相手の文化も知ること」という考えの下、宇宙人の言語を研究してるうちに言語学者が宇宙人の能力を獲得するという流れがすごい面白かった。こういうことって本当にありえそう。

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1/28:ついてくる

夜は寒いけど昼は暖かい。

 

スタッフさんが来て、全員で作画作業開始。今週末は東山さんのコンサートがあるので、頑張らないといけない。

 

ムシブギョーの福田先生におすすめされた映画を見る。「イット・フォローズ」

絶対人を殺す謎の亡霊が自分の後をついてくる、という映画。亡霊はゆっくりと歩いてくるだけだけど、死なず、姿形を変え、必ずやってくる。それを防ぐ手立てはただ一つ。人にうつす!性行為で。キングボンビーみたいに。しかし、うつした相手が殺されてしまったら、またやってくる。

 

どうも性病のメタファーらしいけど、このルールがシンプルだけど実によくできてる。どうやったら逃げられるのか。仕事場のみんなですごく悩んだ。風俗に行ったらどうかとか。あらかじめ死んでるやつにうつせないか。とか。

 

なのに、この映画!登場人物たちがそのルールとろくに戦わず、違うテーマで終わる!これはひどい。違うテーマで終わるのはありはありだけど、こんな素晴らしいルールがあるのにもっと戦え!と思った。テストの会場に行きながらほとんど答え書かないで「人生にはもっと大切なことがある!」って言ってるみたいな映画。せめて、半分ぐらい書こうや。

 

でも、ルールが面白くて、仕事場では大いに盛り上がった。Hulu退会決めちゃったけど、最後にいいの見られた。

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12/23:正噴射作家

引き続き原稿。

 

仕事をしながら、石井聰互監督作2本立て。

 

「逆噴射家族」と「狂い咲きサンダーロード」。押井守好きならマストアイテム。

 

「狂い咲きサンダーロード」は映画秘宝のオールタイムベストの1位をとるぐらいの作品だけど、なんと日芸時代の卒業制作。じゃあ、ケーブルでやってる「日大アワー」で流れててもおかしくない訳???江古田おる時に日大アワー時々見てたけど、なんとも言えないような映像流れてたよ。あんなかにこれ流れてきたら、すごいな~。

 

「逆噴射家族」は核家族の不安感みたいなものと父親の失墜みたいなものを、「マイホームの床にドリルで穴を掘る」ということで表現するというぶっとんだ物語。大学時代に見て以来だけど、当時より衝撃うけたかも知れない。

 

両方とも「めちゃくちゃだがかっこいい」という鳥坂さん的なスーパーカルトムービーだけど、全然わかりにくくない。意味は不明なのに。これを見て難しい顔をする人はいないと思う。めっちゃ笑って見れる。というのも、両方ともエネルギーの塊だから。

 

エネルギーというのはエンターテンメントなんだということ。パワー!パワー!

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12/16:最後のジェダイ感想(超スーパーネタバレ)

もう色々感想が溢れているので、『スターウォーズ 最後のジェダイ』の感想をここに残す。良いところと悪いところに分けて。何度か見てるうちにまた感想が変わる可能性もあり。

 

 

 

 

(これ以降、ネタバレ)

 

 

 

 

 

○よかったところ

 

・ルークがかっこいい!めちゃかっこいい!

 

ああ…ボクはルークが本当に好きだったんだなぁ…。

 

1983年、初めてのEP4の地上波TV放送でルークを見て以来、ボクにとってルークは最大最高のヒーローだった。そのルークが、この映画では本当にかっこよかった。太って、情けなくて、シワだらけだったけど、かっこよかったんだ。

 

ルークが運命と立ち向かった姿を見て、ボクは自分でもビックリするぐらい号泣してしまった。嗚咽。映画館でこんなに泣いたことあっただろうか。スタッフさんと一緒に見ていたのに、声が出てしまうほど泣いてしまったんだよ。ボクは本当にルークが好きだったんだ。

 

この後、感想で文句も言うけど、この映画はルークが活躍してる以上、100点満点しかない。もう「R2!」と言った時のルークが…(ヨヨヨ)。何かレビューで1点とか付けてる奴、そもそもルークがカイロレンを悪者にした…とか、実際出てきて戦え、とかイチャモン言う奴、そいつらはワシがライトセ−バーでたたっ斬ったるじぇ。

 

でも死ぬ必要あったかなぁ…。死ぬ前から号泣してたぞ、わしは。

 

 

・戦闘シーン最高!

 

テクノロジーの進化は素晴らしいね。ローグワンで迫力満点だった艦隊戦だったけど、今回も冒頭からワクワクする戦闘。最後の赤い塩煙を上げながら戦うシーンもよかった。絵的には面白いシーンが一杯!

 

あと、

・動物が結構かわいい!

・初めてカイロレンのことをかっこいいと思った!

・結局スターウォーズのロゴから始まったらOk!

 

まあこんな感じですわね〜。

 

 

 

○悪かったところ

 

・ストーリーが訳わからん。


まあ、何というか、登場人物多すぎてルーク以外のお話は全部尻切れトンボでね…。意義を感じないエピソードばかり。カイロレンもレイもずっと迷ってるし、ストーリーの鍵を握ってる人間があっさり途中交代。見てる途中で「これ今、何を見てるんやろ」という気分になることもしばしば。

 

この映画で一番描かないといけなかったのは、カイロレンの「闇」だったと思うんだけど、ここが具体性がないせいで、どうも物語に乗れない。端的に言うと、カイロレンが宇宙全体が恐れないといけないほど強そうに見えないってことなのよ。まだEP2のアナキンの方が危なそうだった。そうなると、この映画全体の動機付けが弱くなる。煮詰まったところで安易に玉砕演出使うのも印象が悪い(町山さんが特攻を否定してるって言うけど、どこがよ。最終的に死なないからいいってもんじゃない)

 

ただ、それでもカイロレンはまだ立った方よ。途中かっこよかったしね。問題は…。

 

・カイロレン以外の新シリーズキャラクターの好感度が「フォースの覚醒」から大幅に下がった…。

 

『フォースの覚醒』でよかったのは、旧シリーズのベースにしながらも、新キャラクターの期待感がちゃんとあったことだ。カイロレン、レイ、ポー、フィン、みんな好感度が高かった。これからこういう若い連中がどんどん活躍してくれるだろーみたいな。

 

それが今作、ルークに大々的に見せ場を作った代償で、カイロレン以外全員まとめてキャラが薄まった。レイは修行をしたのに怒りにまかせて剣を振るうし(これじゃアナキンだよ)、ポーは結果成功しない作戦にこだわって株を下げた。一番痛いのは、その意味の無い作戦の実行者であるフィン。ボクは前作、フィンが一番好きだった。それはレイのところにまっすぐ全速力で向かっていってくれるからだ。それが今回、レイ以外の女の子ローズと行動して、何だか仲良くなってしまう。なんやったんや、あれ。ポーとフィンの好感度を奪ったこのローズというキャラクターは、個人的にはオノヨーコみたいな存在(決してブサイクだからじゃないよ。多様性を重んじてる新スターウォーズの精神は良いと思う)。

 

・そもそも、何だかスターウォーズっぽくない。

 

これは問題じゃなくって、方向性なんだけども。

なんか『ローグ・ワン』で既に予感されていたことだけど…いよいよ、スターウォーズは本格的に現代の映画になってきた。

 

かつてのスターウォーズは「おとぎ話」だった。単純明快で、牧歌的で、それがある種の格調というか神話の空気を帯びていた。それを知的で、リアルで、テンポが良く退屈させない「今の映画」として作り替える…それは、スターウォーズにかかっていた魔法をそぎ落としてしまうことにもなる。武器商人が帝国にも反乱軍にも武器を売り、ジェダイも迷ったり怒ったりする。こういうものを敢えて言わないから、おとぎ話だった。ガンダムSEEDみたいないおとぎ話の部分を成長させる方法もある。でも、ディズニーのスターウォーズは、ルーカス時代とはまるで違う方向性を目指してる気がする。

 

アメリカでも日本でも高い点数の全体評価に対して、古参ファンからの批判レビューが大量に投下されてる。旧スターウォーズが好きだった人間にとっては、旧シリーズのキャラクターがいなくなった後のスターウォーズを見続けることは、かなり慣れが必要になるだろうな。とはいえ、今作においても、おとぎ話時代のルークに一番時間を割いてしまってるところにまだコンセプトのねじれがある。しかし次の作品ではいよいよ、新キャラクターのみでの物語になる。ここで初めて、「今」の映画としてのスターウォーズのスタートになる。ルークもソロも、レイアも去り、おとぎ話は終わった。

 

最後のシーンは実に示唆的だった。名も無き少年がフォースを操る。フォースは全ての人が持ちうるものなのだ。これで次の話でやっぱりレイはスカイウォーカーの人間でした!ってなったらずっこけだが。どういうものを目指してるんだろう。マーベルシネマティックユニバースにするにはキャラが派手じゃないし、ゲーム・オブ・スローンズみたいな感じなのかなぁ。想像はつきないね。

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12/15:新時代ジェダイ(ネタバレなし)

惑星ホスのように寒い。

 

そんななかスターウォーズの新作を見てきた。ネタバレが怖いから「フォースの覚醒」同様、初日。新宿ピカデリー。感想はまた記事を改めて〜。

 

 

仕事場のみんなで行ったので、天丼食べながらあーだこーだと言い合う。

 

 

帰ってから長い打ち合わせ…もうエネルギー残ってないよ。

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11/13:ライアン・ゴズリングの刈り上げを堪能

単行本作業が大体終わったので、

 

早速「ブレードランナー2049」見に行ってきました。

TOHOシネマズ新宿のドルビーアトモス版。もーとにかく音響がド迫力!最高。

 

内容もすごくよかった!前作はストーリーも設定も革命的すぎて、途中何度も睡魔に襲われるという映画なんだけども(7、8回見たけど、毎回1回は寝てる)、今回は眠たくならなかった。実にストーリーがわかりやすい。本当に素晴らしい美意識溢れるビジュアルとともに1作目を明快に解釈してくれていて、初心者にもおすすめできるブレードランナーだと思った。ただ、欠点は前作を見ていないとストーリーが意味不明なところなんだけども。結局、前のは見ないといけないという。

 

前作と一緒で、今回のテーマも「人間とレプリカント(人造人間)との違い」が大きな柱になってる。人間とロボットは何が違うか?人間はなぜ人間なのか?このテーマの永遠性。ここから「ビューティフルドリーマー」も「攻殻機動隊」もできてる。

 

「生物と無生物のあいだ」という本で読んだけど、生物とは何か?と言うと、「子孫を残せる」ということらしい。それが今回、「レプリカントが子孫を残したのではないか?」という事件が起こることで、さらにレプリカントが人間に肉薄した。では、その上で、人間とレプリカントを分けるものは何か。

 

映画のなかで、その答えは出てる。でも、ボクはその答えにはイマイチ納得できなかった。この答えが何かということは、映画を見てもらいたいんだけど。

 

ボクがこの映画を見て、最も人間らしい行動だと思ったのは「迷う」ということ。ロボットは命令に対して迷わない。でも、この映画の主人公Kはレプリカントでありながら、ずっと迷い、悩んでいる。命令に対して動揺する。これこそが人間だと思う。だから今回のブレードランナーは主人公Kに大いに感情移入ができるし、全く主人公の内面描写がなかった前作よりもずっとわかりやすいストーリーになってると思う。逆に人間でも迷わない人間というのは…。まあ、これって「ねじの人々」の受け売りだけども。

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