9/12:16bitセンセーション単行本第1巻が発売されます

告知です。

 

KADOKAWA版「16bitセンセーション」の単行本第1巻が、来週月曜14日から発売されます。が、既に東京では発売されていますので、大急ぎで告知をします。

 

コロナ直撃でコミケが開催されず、新しい話が描けなくて悲しいやらスケジュール的にはホッとしてるやらなんですけど、そんななか単行本発売という特殊イベントが発生。これは大変だけど嬉しい。

 

しかも特典の施策がすごくって、ボクもよく把握しておりませんが各店舗で色々な特典がついております。

 

・とらのあな…有償特典テレカ&タペストリー、イラストカード、

       色紙プレゼント 

・アニメイト…イラストカード、結婚するって本当ですか連動特典

・メロンブックス…イラストカード、クリアファイル

・COMICZIN…イラストカード

 

多分こんな感じだと思われます。詳しくは公式ツイッターでの告知をご覧下さい。

 

https://twitter.com/16bitSensation

 

 

この16bitセンセーションというお話について、とりとめのないお話をしますが、ボクは美少女ゲーム博士ではありませんし、子供部屋でゲームを細々とやっていた人間ですから、16bitセンセーションはゲームのトリビアや業界のゴシップについてのお話ではありません(もちろん、それなりにはありますが)。個々のタイトルについては詳しい解説本が既に世の中にありますし、まして1話1年というスピード感じゃあ細かいことは追いかけられないですから。どうしてもメイビーソフトのゲームがないと許せないとか、ミンクのツーショットダイアリーがない歴史は考えられない!という方がいらっしゃったら、ごめんなさい。
 

この代わり、このお話で描こうとしているのは「文脈」です。

 

まあ、もちろん、イラストの話が中心なんですけど、もう5話も続けてるうちに大分広がってきて、もうこの際美少女ゲームの現代まで繋げちゃおうと。

 

このブログで昔書きましたけど、ダヴィンチのモナリザがもし明日初めて世の中に登場しても、今と同じぐらいの評価を得たでしょうか?逆にダヴィンチより前にダヴィンチより上手い人が今、発見されたとしても、その人はダヴィンチ以上の評価を得るでしょうか?コンテンツ(内容)が歴史的傑作を作るのか、コンテキスト(文脈)が歴史的傑作を生み出すのか。やっぱり傑作にはそれが生まれる理由があるのです。

 

初期の美少女ゲームは、ポルノ小説やエロマンガと横一線で紹介されていましたし、ボクらも雑居ビルの二階とかで買っておったんです。それが90年代に入って美少女ゲームだけが大いなる人気を博し、この間発売20周年を迎えましたけど、Keyの「AIR」が発売される頃にはWINDOWS発売レベルの祭りが発生したのですよ、アキバではね。なぜこういうことになったのか。色んな偶然必然の文脈。それを追いかけていきたいなぁと思っております。

 

それにしても、この内容を単行本でホントに出せるのかって思いましたけど、結果的には、まあほぼ同人誌通りに出せることになりました。まあ、どれぐらいほぼなのかは、買ってもらって同人誌版と比べて見て下さい!これはこれで面白いですよ。

 

 

オマケページも充実。漫画にコラムに対談。一杯入ってますんで、同人誌を既に持ってる方にもそれなりに楽しめるものになっていると思います。特に各年代の美少女ゲームのジャンル別の分類は面白いですよ。

wakakitamiki * 16bitセンセーション * 18:03 * - * - * pookmark

☆/☆:クッソ長い作品紹介告知ページ(Ver2.0)

結婚するって、本当ですか

ビックコミックスピリッツにて、連載。初めての青年誌連載。「平凡」な人のラブコメです。1巻発売中。

 

16bitセンセーション

みつみ美里さん&甘露樹さんとの共作同人誌。90年代のゲームの現場を描いたお話です。店舗の委託販売も行っております。KADOKAWAより商業単行本1巻も発売中。

ツイッターにて、1話を無料で公開してます。

 

BATON=RELAY

公式サイト"https://batonrelay.jp/"

僕がキャラクターデザインを担当している次世代声優ヒロインプロジェクトです。が、終了。

 

 

〜若木民喜、自意識闘争の歴史〜

 

キング・オブ・アイドル(2017-2018) 全6巻

なの菓子で危機感を抱いたボクが持てる力を全て出した、アルバ&神のみに続く「王道」路線第三弾。アイドルもの、しかも女装主人公!と言うトリッキー仕上げ。しかし、力を全て出し尽くしたおかげでまたもアイテムの多さに苦しむことに。結果、アルバトロスとまるで同じ道を辿ったが、しかし、昔と違ってそのなかでも素敵な瞬間が沢山残すことができた。最終回は最高の出来。メイツ・フォーエヴァー!

 

なのは洋菓子店のいい仕事(2015-2016)全7巻

神のみの高いテンションに疲れた気持ちが生み出した、まったりケーキマンガ。ボクはいつのまにか誰からもダメだしされないベテラン作家になり、この環境で描くマンガは初体験の苦しさ!しかし、タイムくんや言葉というポテンシャル溢れるキャラクターに助けられた。「ケーキは断面が本質!」「1日で1月分稼ぐ理不尽な値付け!」「冷たいモンブランはマズい!」「和菓子屋は新しいものを生み出さないで楽してる!」など、「甘い〜」「ふわふわ〜」みたいな通り一遍の感想とは一線を画した最前線感溢れるケーキ批評の数々が楽しめます。

 

ねじの人々(2015-2016)全3巻

なの菓子と同時にMANGAONEで連載していた「哲学マンガ」。生きるとは?物語とは?売れるとは?内省を極めた内容だけど、MANGAONEの荒々しい打ち合わせに揉まれてエンタメとしてもソリッドな出来。哲学のタガが外れ始める後半からが本番。ボクしか描けないという意味では傑作かも知れない。今でもよく読む。万子ちゃ〜ん!!!

 

神のみぞ知るセカイ(2008-2014)全26巻+番外編全1巻+ノベル全2巻

アルバの挫折を経て固い決意で臨んだ二作目。ゲームをやってるだけで人はこれほどまでに偉そうになれるのか!「ギャルゲーの天才が現実の女の子を落とす」というたわいもない始まりが、主人公の力と時代の後押しでとんでもない世界へ。全てのページが輝いてる自分でも驚きの代表作。こういうことがあるから人生捨てたものじゃない。

 

アニメにもなりました。特に音楽関連はボクがスタジオの近くに引っ越した、というぐらい関わってもう一つの神のみ世界を構築しております。

ちなみに、神のみのLINEスタンプもあります。

 

聖結晶アルバトロス(2005-2006)全5巻

初連載にして週刊連載。既に飽和状態だった擬人化作品の発展解釈として「元素周期表」を世界観にするアイデアに「これは天下取ったな!」と確信したが、肝心の週刊連載をドライブする力が足りず…設定の重さに力尽きた。それでも今でも好きな人がいてくれる、ありがたくて、悔いの残る作品。時間をかけただけあって今でもとても良いと思う話。もう一度、描き直したい。

wakakitamiki * 読者の方々への連絡事項 * 17:09 * - * - * pookmark

9/22:閑散赤坂

世の中は4連休らしい。

 

なので今日は久し振りにネット仲間とアキバで会う。

16bitの単行本にサインを頼まれる。この人達はぼくを漫画家としてあんまり扱ってないけど、たま〜にサインを頼まれる。それは「これはもらっといた方が価値があるな」って時だと思われる。だから16bitはいいのかもね。おほほ。

 

その後楽しく話をして、古いゲームとかもらって、帰る。

 

帰りに赤坂による。リベルターブルが限定ケーキを出すと聞いて。

 

赤坂に人が全然いなくてビックリ。巷に人出が戻ってきたって聞いたけど、オフィス街のごとくだーれもおらん。前にブリッツに来た時はめちゃいたのに。

でも、リベルターブルは結構盛況。明日から台風が来るから、一杯置き菓子を買う。

 

帰って早速食べる。

ドール。

和栗のモンブラン。無花果のジュレが入ってる。美味しい〜。ここのレギュラーのモンブランはポルチーニとか入ってるからねw こういうストレートなケーキが嬉しい。

wakakitamiki * お菓子 * 23:59 * - * - * pookmark

9/21:AI

どんな分野でも「マックスの力」を試されるものでは、AIは全ての分野で遅かれ早かれ人間を圧倒するだろうなと思う。

 

ただ、マンガみたいな大衆文化ではどうだろうか。マンガは絵が上手いからヒットするとは限らないし、編集部で1位を取ったマンガが無双する訳でもない。カタログスペックでは計れないところがあるように思える。マンガAIはいつか人間に圧勝するんだろうか。「そんなの好みじゃん」みたいな人間の個性なんて、AIからみたら大した違いではないのかも知れない、って、AMAZONのサジェスト見てると思うもの。

 

仮にそういうマンガができたとしたら、見せて欲しいなぁ。ただ、多分、反社会的な内容になりそうなんだよね。

wakakitamiki * - * 23:59 * - * - * pookmark

9/19:なぜ?と聴かない主人公

「TENET」がなぜ大多数の人にとって意味不明なのか。

 

それは主人公が「なぜ?」って聞かないからなのだ。

 

特に巻き込まれ型の物語の場合、「なぜ?」と聞かないとどんなこともで起こりえる話になるし、見てる人も何が起こっても受け入れるしかなくなる。TENET、何が起こっても、それがプラスの出来事なのかマイナスの出来事なのか全くわかんなかったよね。

 

「なぜ」というのは、物語をすごく単純にする効果がある。

 

主人公「なぜこんなことが起こってるんだ?」

説明「○×■○×$(訳のわからない説明)」

主人公「なんだかよくわからないが、とにかくあのバカでかいヤツをたおしゃいいんだな!」

 

これで何でもオケーですよ。主人公が、物語を見てる観客が「?」と思うタイミングで「なぜ」を発生させると、どんな難しい話でも簡単になる。逆にどんな単純な話でも「なぜ」がないと難解な話になる。どれぐらい簡単にしたいか、どれぐらい難解にしたいか、それは主人公がどれぐらい「なぜ」を発生させるか、それ次第という訳です。簡単にするのが嫌いだって人は一杯いるし、ブレードランナーのナレーションをカットするみたいなの、どっちか言うと大多数の監督は支持するかもね。

 

でも、そもそもなぜを上手く使い分けられる作家はなかなかいなくて、新海映画とか「なぜ?」のタイミングがすごく独特だったのに「君の名は」で突然全部ドンピシャのタイミングで来てびっくりしたもの。何が起こったんだって。ノーラン監督の場合は弟さんが脚本書かなくなったのも関係してるのかな。ダンケルクもTENETも全く「なぜ」がないものね。

 

「なぜ?」がないから駄目じゃなくって、それでも評価されてヒットする映画はなんぼでもある。

 

「ハリポタ」とか「千と千尋」とか主人公あんまり親切じゃないよね。サマーウォーズとかもなんでそうなるのかって全然わからもん。でも、普通の人は全然そんなの考えないで見てるんだよ。それでいいんだけどね。なんなら、そういう不親切さが神秘性に繋がったりするからね。気にするのは漫画家ぐらいだよ。

 

映画を見た後に食べたパレドオールの栗ジャポネ。

うめぇ。栗きんとんのソルベに柿のアイス。ボクもお菓子だと、「なんでこの構成でないといけないのか?」なんて全然考えないで、ただ「うめぇ」だもん。

wakakitamiki * お菓子 * 23:59 * - * - * pookmark

9/18:TENET(ネタバレだけどそんなの意味ない)

ノーランの新作、TENET見てきたよ。

これからネタバレで感想を話す…と言いたいところだけど、それができない。というのも、

 

全くわかんなかった

 

映画見終わって、帰り道ずっと考えていたけど、何が起こっていたのか全然わからない。なんなら、

 

1シーンもわからない

 

まあ、かろうじて10パーセントぐらいは何がおこっていたのか、あらすじはわかる。でもそれが何に繋がってるのかがわからない。時間を色々移動する話なんだけどその仕組みが難解で、途中博士の解説があるんだけど、その説明もよくわからないし、その後の展開を見てもその解説があってるのかわからない。くりぃむ上田風に言うと、スワヒリ語で相対性理論、みたいな話。難しい話を難しく描いてるんだよね。これってエンタメなのかなぁ…。

 

そもそも「時間」と「主義"テネット"」というものが大きなテーマなんだけど、どっちもまるでヒントがない。現代過去未来に加えて「逆行」という難しい概念があって、結果から原因に遡っていくというレイヤーがあるんだけど、結果から原因に戻るとどうなるのか全然理解できない。わかんないしか言ってないけどね。ずっと「こういう世界ってありえるのかなぁ〜」って思いながら見てるからストーリーが入ってこない。

 

インセプションが地上波で放送された時に、今夢のどの段階にいるかテロップが入っててすごくわかりやすくしててそれが「余計なお世話するんじゃない」みたいに言われたけど、TENETに関してはもうスクリーンの段階でテロップ入れて欲しいぐらいだったわ。

 

難解な話でもインセプションはついて行けたんだよね、というのも不思議な世界なんだけど根っこの部分で共感できるところがあったんだよ「夢のなかってどうなってるんだろう?」みたいな。でもTENETはギミックそのものに全く共感できなくって、つじつまがあってるかがひたすら気になって機械的な視聴になってしまった。

 

音楽にヒントがあるみたいなんで、もう一回見に行こうかな。でも、2回見たぐらいでこれがわかるとは思えないけども。

 

この映画でも町山氏は解説できるのかな。映画ムダ話みてみるか。

wakakitamiki * 映画 * 20:33 * - * - * pookmark

9/17:天才とは

天才とは結果を出した狂人です。

天才こそ、プロセスじゃなくって結果で判断するしかない分野。

 

中村一義くんに聞いてみよう。

最近中村一義くんの「天才とは」がずーっと頭をグルグルしてる。

どうでもいいけど、中村一義君って、畑先生にちょっと似てるよね。

wakakitamiki * 音楽 * 23:59 * - * - * pookmark

9/16:There are only solutions

ロサンゼルスの山火事がひどいって話を聞いて、そういえば、”Here in LA”からの天気予報を続けてるデビリンはどうしてるかなと思って、久し振りに行ってみた。

 

まだやっていた。

ロスの空が山火事の煙でオレンジになってしまった時もやってた。

 

「私がサングラスをかけているのは、私が輝ける未来を見てるからだ」とか仰ってます。御大は根っこの部分はすごくポジティブだよね。

wakakitamiki * ふとした話題 * 23:23 * - * - * pookmark

9/15:「結婚するって本当ですか」第18話

スピリッツ発売されています。結婚するって、本当ですか。18話のってます。
 

今週はJS本城寺。

立体地図懐かしいなぁ。ボクも子供の頃作りました、池田市の立体地図。

 

16bitも、結婚の方もよろしくお願いします〜。

wakakitamiki * 結婚するって、本当ですか * 19:49 * - * - * pookmark

9/14:16bit発売日

東京では土日から店頭に並んでいましたけど、今日が正式な16bitセンセーションの発売日。

 

昨晩公開した1話。なんと1万RTだって。前に同人版をアップした時にはそんなでもなかったのに。

 

やっぱりタイミングってあるんだぁ。RTの数がどれぐらい売り上げに跳ね返るのかわかんないんけど、少ないよりはよっぽどいいよね。それにみんなが9801のことを思い出してくれてるのが嬉しい。実は沢山の人がパソコンで美少女ゲームを遊んでいたんだ!ってのを知らしめて欲しい。

 

まあ、言っときますけど、ボクは大したゲーマーじゃないんだよ。しかも本流のゲーマーじゃない。ボクが好きこのんでやってたブランドって、天津堂だのアクティブだのフォスターだのメイビーだの。歴史に影響を与えてない(!)ところだもんさ!でもね、盒兇気鵑笋澆弔澆気鵑墨辰聞けて、業界のしがらみもない、しかも漫画も描ける。という状態の人間って他に誰がいます?だから、やれるヤツがやるしかない訳ですよ。美少女ゲームの歴史を残さないと。

 

でもともかく出版できたってのが素晴らしいことだ。担当編集さんが精神病んでしまうんじゃないかって思ったよ。1巻が出るまでってだけでロフトで話ができるよ。2巻が出るとしたらもっと大変そうだから今から頭痛い。

 

 

みつみさんからLINEが来て何かと思ったら「色紙のセンセーションの綴りが間違ってますよー」だって。あれれ!全然気づいてなかった。しかも恐ろしいことにかけらも恥ずかしいと思わない。老化ってのは間違えることじゃなくって、間違えることを何とも思わなくなることだよね。恥と言う概念がなくなる。こらまたやるな。

 

という老人が描いております16bitセンセーションをよろしくお願いします。

wakakitamiki * 16bitセンセーション * 23:59 * - * - * pookmark
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